自由の国アメリカ。アメリカと聞いて最初にイメージするものはなんでしょうか。ファストフードやアメフト、洋楽や俳優など様々なものをイメージすると思いますが、おそらく自動車をイメージする人はあまり多くないのではないでしょうか。車と言うと日本やドイツなどが一番に浮かぶと思いますが、実はアメリカも世界屈指の自動車工業の盛んな国で、数多くの自動車メーカーが存在します。そこで今回は、そんなアメリカの自動車メーカーをまとめて紹介していきたいと思います。
アメリカの主要自動車メーカー
クライスラー
1925年に設立されたメーカーで、かつては自動車産業のビック3の一つと言われていたこともあるほど大きなメーカーでした。現在はフィアット傘下となっていますが、クラシックなデザインで多くの人気を博しています。
シボレー
ゼネラルモーターズのブランドの一つで世界中で大人気となっているシボレー。映画にも多数登場し、そのかっこいいデザインと圧倒的なパワーでたくさんの人々を魅了してきました。日本でも、一度でも見たことのある人は多いのではないでしょうか。
フォード
ゼネラルモーターズ、クライスラーと共にアメリカのビック3と言われていたのがフォード。T型フォードで自動車業界に革命を起こしたことでも有名です。創立者のヘンリー・フォードはフォードを設立するまでに7度の失敗と5度の破産をしている偉人です。
テスラ
新進気鋭の自動車メーカーという言葉がしっくりとくる自動車メーカーです。電気自動車を専門としており、その奇抜なデザインとユニークな機能で話題を集め続けているメーカーです。設立されてから急成長を続けており、時価総額では日本のトヨタも超えています。
キャデラック
先ほど紹介したシボレー同様、ゼネラルモーターズのブランドの一つとなっているキャデラック。今現在自動車業界でブームとなっているSUVで大人気となっているメーカーです。ザ・アメリカという感じのダイナミックなボディとしっかりと作り込まれた内装が特徴です。
ジープ
アメ車の中では一番日本で見かける車と言ってもいいほど日本でも人気を博しているジープ。ご存知の方も多いでしょう。もともとは米軍のために作られた車で、実際の戦場で使われていたほどの悪路走破性とゴツゴツとしたデザインが特徴の自動車メーカーです。
ダッジ
南北アメリカのみの販売となっており、あまり見かける機会は少ないダッジ。現在はクライスラーの一ブランドという位置付けになっています。ダッジはアメ車らしい大排気量とパワーで人気を博しました。私たちがイメージするアメ車にもっとも近い存在でしょう。
ハマー
あまりに目立つ見た目で一度見たら忘れない車、ハマー。ゼネラルモーターズのSUVブランドという位置付けです。とにかくでかくていかついので、日本でも目立ちたい人に人気です。改造車が多いことでも有名ですね。
メーカーに見るアメ車の特徴
とにかくでかい
一つ目の特徴はとにかくでかいこと。日本人からすると、何もかもが広く大きくて日本では扱いに困るサイズの車が非常に多いです。その大きさや目立つ感じもアメ車の魅力の一つなのですが、決して日本において実用性のある車とは言えないでしょう。目立ちたい人や有名人に人気の車が多いです。
悪路走破性能が高い
続いて悪路走破性が高いこと。ジープなどは米軍に向けて作られたので、悪路走破性に優れているのは当然かもしれませんが、他の車もパワーがありオフロードでもグイグイ走れるようになっています。アメリカは砂漠や山などが多く、必然的に厳しい環境を走る機会が増えるので、悪路走破性は他の国よりも重視される要素となっています。