ファッションの国フランス。ファッションというだけあって自動車のデザインも個性的でおしゃれな車を作る自動車メーカーが多く存在します。値段も外車にしては比較的安く、日本でも徐々に人気が出てきています。そんなフランスの自動車メーカーをこの記事では一覧で紹介していきたいと思います。
フランスの自動車メーカー
ルノー
フランス国内ではトップの普及率を誇っているルノー。日本の日産が大変な負債を抱えていた時に、ルノーに事実上の買収をされ、現在もその傘下となっているほど大きな企業です。価格が非常に良心的で、日本車と比較しても決して割高ということはありません。
プジョー
フランス国内において、先ほどのルノーに次いで高いシェアを誇っているのがプジョー。プジョーとルノーでトップ争いをしており、この二社はシェア率でも飛び抜けています。デザインが素晴らしく、2020年には欧州カーデザイン・オブ・ザイヤーを受賞しています。
シトロエン
個性的な車の象徴とも言えるような奇抜なデザインで人気となっているシトロエン。2015年にはシトロエンのC4カクタスがカーデザイン・オブ・ザ・イヤーも受賞しています。価格も日本車と変わらないくらい安いので、日本でも人気のメーカーです。
DSオートモビルズ
あまり聞き馴染みがない方も多いと思いますが、DSオートモビルズはインテリアやエクステリアに“おしゃれ”が詰め込まれています。2015年にシトロエンから独立してできたメーカーで、非常に新しい自動車メーカーとなっています。これから日本でも見かける機会が増えていくでしょう。
メーカーに見るフランス車の特徴とは
安価で庶民的
買う側にとって一番大きな特徴は、価格が比較的安価であるという点です。外車というとイコール高級車というイメージがありますが、フランス車は全くそんなことなく、日本車と比べてもそこまで大きな価格差はありません。これはもともとフランスは農業大国であり、実用性に優れた車を作った方が売れたという時代背景も関係しているでしょう。また、農業では凸凹した道を走るため、サスペンション技術が発展しており、フランス車の乗り心地は非常に柔らかいものが多くなっています。
ユニークで個性的なデザイン
ユニークで個性的なデザインもフランス車ならではです。今回紹介したメーカーはどこも日本車やドイツ車にはない、特殊なデザインの車が多くなっています。ただ奇抜なだけではなく、しっかりと意図が感じられるところがカーデザイン・オブ・ザ・イヤーにも選出されている理由です。他の人と全く同じ車に乗りたくないという人や個性を表現したいという人にフランス車は大人気です。