TOYOTA(トヨタ)新型タンドラ(3代目) がHV搭載で登場

TUNDRA

TOYOTA(トヨタ)のフルサイズピックアップ「タンドラ」が遂にフルモデルチェンジを発表。3代目となる新型タンドラにはハイブリッド搭載車両もラインアップされています。

タンドラのハイブリッド搭載モデルは今回が初となります。

タンドラの歴史を振り返るとともに、新型タンドラの魅力を紹介していきます。

タンドラとは

TUNDRA

タンドラは北米トヨタが販売する、トヨタ自動車のフルザイズピックアップトラックです。

タンドラ(TUNDRA)の名前は、永久凍土が広がる地域であるツンドラ(Tundra)から由来しています。過酷な環境にも対応できる力強さをイメージできます。

※日本国内のディーラーでは取り扱いがありません。

タンドラの歴史

タンドラは、TOYOTAが日本から北米向けに輸出をしていた、TOYOTA初のフルサイズピックアップトラックT100の後継車として1999年に登場しました。

開発はT100と同様に日野自動車が担当し、北米の工場で生産されることになります。
1999年に初代タンドラが発表され、2021年に3代目となる新型タンドラが正式に発表されました。

初代(2000年~’06年)

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1999年に発表された初代タンドラは、3.4L V6エンジンと4.7L V8エンジンの2種類が販売され、組み合わされるトランスミッションは5速MTおよび、4速ATでした。

2005年には、4.0L V6エンジンに6速MTおよび、5速ATのトランスミッションへと変更されました。車両リア部分には、トヨタマークは使われずにテールゲートには「TOYOTA」と記してあります。

また、車両のサイズはT100よりは大きくなりましたが、米国ビッグスリーに考慮してか、それらのフルサイズピックアップトラックよりも小さめに設定されました。

※米国ビッグスリーとはGM・フォード・クライスラーの3社を指します

2代目(2007年~’21年)

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2004年に東京モーターショーで次世代のタンドラがコンセプトモデルとして展示され、2006年のシカゴモーターショーでプロトタイプが展示されました。

そして2007年、北米国際オートショーで市販モデルが展示され、同年から販売となります。この2代目タンドラは、車体サイズ・エンジンの排気量ともに拡大され、ビッグスリーのフルサイズピックアップに対抗しうる設定に変更されました。

エンジンは4.0L V6、4.7L V8、5.7L V8の3種類がラインアップされました。2010年より4.7L V8が4.6L V8に変更されます。

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2013年、シカゴモーターショーにて大きく改良された2014年モデルが発表されました。全体的な外観の変更が行われ、拡大したグリル・増強したフェンダー・ルーフラインからスポイラー・テールゲートまで、さらに迫力のあるデザインへと生まれ変わります。

2015年には4.0L V6モデルは廃止に、次いで2020年に4.6L V8モデルが廃止されたことで、タンドラは5.7L V8が標準となりました。

3代目(2022年~)

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2021年9月19日(現地時間)、3代目となる新型タンドラが発表されました。2007年に2代目にフルモデルチェンジしてから、およそ15年ぶりのフルモデルチェンジとなります。

年内に米国国内での販売が予定されています。

新型タンドラの魅力を見ていきましょう。

新型タンドラの魅力

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発表された3代目となる新型タンドラの情報をもとに魅力を探っていきます。

ボディタイプは、ダブルキャブとクールマックスから選択できます。

グレード構成としては、ベーシックモデルとして「SR」と「SR5」、スタンダードモデルとして「リミテッド」、ハイグレードモデルの「プラチナム」、フラッグシップモデルとして「1794エディション」、オフロード性能を高めた「TRD PRO」というラインアップです。

外観デザイン

まずは外観ですが、大きく変更された2014年モデルと比べても圧倒的に力強さを増しました。米国ビッグスリーのフルサイズピックアップトラックと比べても見劣りしない、大きなグリルと全体に立体感のある彫りの深いデザインは堂々とした風格を感じます。

新型タンドラのデザインは、トヨタ自動車の北米デザインスタジオである「Calty Design Research(カルティ・デザイン・リサーチ)」によって設計されました。「テクニカルマッスル」をテーマにデザインされています。

カルティ・デザイン・リサーチの社長であるケビン・ハンター氏いわく

「私たちが当初から目指していたのは、タンドラを新たなレベルに引き上げる、最もパワフルで頑丈、かつ洗練された外観を持つフルサイズピックアップを作ることでした。」

「レクリエーションとアウトドア・ライフスタイルは、トヨタのトラック・アイデンティティの中核をなすものであるため、私たちは、筋肉質で、彫りの深い、アスレチックなデザインを目指しました。」

と述べられています。

パワートレイン

新型タンドラは2種類のパワートレインを採用しています。ひとつは「i-FORCE」と呼ばれる3.5L V6ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は290kW(394.4ps)、最大トルクは649.44Nm とかなりのハイパワーを誇ります。

もうひとつは上記の3.5L V6ツインターボエンジンとトランスミッションの間にあるベルハウジングに、ハイブリッドユニットを備えた「i-FORCE MAX」が搭載されます。こちらは、最高出力は325kW(443.1ps)、最大トルクは 790.44Nm と更にハイパワーで、トヨタで初めて採用されるユニットになります。

新ユニットを搭載することで、先代モデルよりもエンジンはダウンサイズさせながらもパワーとトルクは上回る性能を誇っています。どちらもトランスミッションは、こちらも新開発の電子制御式10速ATが組み合わせられています。

インテリア

内装にもやはり「テクニカルマッスル」のテーマをもとにデザインされ、力強さとともに先進的かつラグジュアリーな空間が演出されています。

最新のトヨタオーディオマルチメディアシステムが搭載され、従来型の5倍の処理速度を備えています。ダッシュボード中央には8インチタッチスクリーン(オプション:14インチもあり)が配置されました。

運転席のメーターは標準で4.1インチのデジタルマルチインフォメーションスクリーン(MDI)とアナログ表示のコンビネーションメーターを搭載。オプションで12.3インチのTFTディスプレイの選択も可能となっています。

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現在中古車売買プラットフォームAncarでは以下の「米国トヨタ タンドラ」の車両が出品されております。
成約済みになっていた場合はご容赦ください。

米国トヨタ タンドラ

 

詳細:米国トヨタ タンドラ クルーマックス 1794エディション 5.7 V8 4WD 2020年式 17,484km

まとめ

「TOYOTA(トヨタ)新型タンドラ(3代目) がHV搭載で登場」ということで紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

タンドラは日本車でありながら、アメリカンテイストを存分に感じられる車なのです。

日本の道路事情など不具合を感じるところはあると思いますが、それを補ってあまりある魅力の詰まった車ではないでしょうか。

この記事を読んで「タンドラ」について、今までより少しでも興味を持っていただけたのなら幸いです。

現在「タンドラ」は、日本国内のディーラーで取り扱いが無いため、逆輸入車もしくは中古市場で購入するしか方法がありません。

しかし、こちら中古車売買プラットフォームAncar では、多数の人気輸入車も取り扱っています。また、検索機能ですぐにお探しの車の有無を判別できます。

お車の売買の際には、「Ancar」を思い出していただければ非常にありがたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ライター:Ancar編集部 呉東和虎

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