トヨタのタンドラは、日本国内だけじゃなく北米でも人気の高い車です。人気の高い車なので、タンドラに憧れている人も多いでしょう。では、人気の高いトヨタタンドラの魅力を十分に知り、トヨタタンドラに実際乗った場合の税金なども詳しく知っていきましょう。
トヨタタンドラとは
トヨタタンドラとは、トヨタT100を後継する車として販売されているフルサイズピックアップトラックです。トヨタタンドラは、米国ビック3に並ぶためにトヨタT100の販売で苦労した事を踏まえた上で、発表されたフルサイズピックアップトラックです。
なので、アメリカンサイズで作られています。同社のセコイアとはプラットフォームを共有する兄弟車です。
スペースシャトルエンデバーをタンドラが牽引
トヨタタンドラは、スペースシャトルエンデバーを牽引することに成功しています。トヨタタンドラの牽引能力の約30倍になるスペースシャトルエンデバーの牽引に成功したことは、ニュースにもなりそのパワーに注目されました。
例えば、ハイパワーの自家用車が欲しい場合、トヨタタンドラ もこのニュースによってさらに注目されたでしょう。トヨタタンドラには、こうしたチャレンジにも成功したフルサイズピックアップトラックです。
トヨタタンドラに関すること6つ
トヨタタンドラに関することを6つ紹介します。どれもトヨタタンドラ の魅力を知るために充実した内容となっているので、トヨタタンドラを知るためにもチェックしてみましょう。
また、例えばトヨタタンドラの純粋なファンの方も、トヨタタンドラの魅力をさらに知ることで、ファンである気持ちが高まる事もあるでしょう。魅力を感じて、トヨタタンドラを知る事を楽しみましょう。
トヨタタンドラに関すること1:2000年初代のタンドラ
初代タンドラは、それまで日本から輸入されてきていたT100の後継車種として登場したアメリカンサイズピックアップトラックです。特徴として、ユーザーの好みに答えてエンブレムではなくTOYOTAのロゴをリアゲートに記載しました。
T100から受け継いだ特徴の一つで、エンブレムではないアルファベットのロゴがユーザーから喜ばれるという事例から、このような特徴を今でも受け継いでいます。
トヨタタンドラに関すること2:2014年2代目ビックマイナーチェンジ
トヨタタンドラは、初代から2代目にかけてビックマイナーチェンジをし、攻撃的なルックスとさらなるハイパワーに生まれ変わりました。
エンジンを5.7リッターのV8の3UR-FEが追加され、ライバルであるビック3のピックアップトラックのシェアを大きく削ぎ落とすほどの人気になりました。つまり、ピックアップトラックといえばトヨタタンドラが定番化しました。
トヨタタンドラに関すること3:豊富な専用カスタムパーツ
豊富な専用カスタムパーツが用意されている事もトヨタタンドラの魅力で、日本国内にもカスタムパーツがいくつも市場に出回っています。
インテリアから外装、ユーザーのニーズに応えるパーツも豊富に用意されているので、自分だけのカスタムタンドラを楽しむことができます。例えば、釣りを楽しむ方は、ボートの牽引も出来るのでそういった仕様のカスタマイズもおすすめです。
トヨタタンドラに関すること4:スペック
トヨタタンドラの魅力といえば、スペックにもあり5.7Lのハイパワーエンジンが搭載されています。他にも4.6Lのモデルもあり、用途に合わせて選ぶのもおすすめです。
例えば、トヨタタンドラのハイパワーをフルに体験したい方には5.7Lがオススメです。スパースシャトルも牽引するほどのパワーは、山のキャンプにも最適です。キャンプ仕様にカスタムしている方もいます。
トヨタタンドラに関すること5:燃費
トヨタタンドラの燃費は、ボディサイズから見ると優秀で実燃費8.1km/Lで走ることができます。勿論、街乗りや高速道路での走行によって燃費は変わりますが、ボディサイズから見ても十分な燃費といえるでしょう。
今後、更に新たなモデルのトヨタタンドラが発表される可能性があるので、時代のニーズに合わせた燃費のタンドラが発売されることもあるでしょう。
トヨタタンドラに関すること6:購入する方法
トヨタタンドラを購入するには、中古か逆輸入になります。トヨタタンドラは、国内では中古で購入するか新車ならば逆輸入する方法で購入する形になります。
北米トヨタで販売しているピックアップトラックなので、もし購入したい場合にはトヨタのディーラーに問い合わせてみるとよいでしょう。また、カタログはネットにて日本語で見ることができるので、チェックしてみるのもおすすめします。
トヨタタンドラのグレード6つ
トヨタタンドラのグレードを6つ紹介します。基本的なエンジン仕様などに違いはありませんが、グレードごとの特徴を見ていきましょう。また、その特徴が各グレードによってどのように違うのかも見ていきましょう。
グレードごとの違いを知ることによって、タンドラの魅力をより知ることができます。また、自分が好きなタンドラを知る事もできるでしょう。
トヨタタンドラのグレード1:SR
トヨタタンドラのSRは、タンドラのベース車となっているグレードです。特徴として、18インチスチールホイール・前後バンパー、ドアミラー、ドアノブが樹脂であるという点です。
アメリカ国内で商業車として出回っているため、日本にはあまり出回っていないモデルです。このグレードのタンドラが欲しい場合には全国的に中古車を探すかディーラーに問い合わせてみるとよいでしょう。
トヨタタンドラのグレード2:SR5
SR5は、日本の中古市場でも見ることが出来るトヨタタンドラのグレードです。特徴としてSRの特徴に加えフロントグリルなどがクロームに変更されてフォグランプが装備されているという点です。フロントに3人乗車出来るベンチシートになっています。
例えば、家族でキャンプに行きたい方は、お子さんを真ん中に挟んで運転するのも楽しみの一つになるでしょう。
トヨタタンドラのグレード3:LIMITED
トヨタタンドラのLIMITEDは、内装インテリアにもこだわったグレードになっています。特徴として、ドアハンドルとドアミラーはクロームでレザーシートが純正装備のシートヒータ&パワーシートとなっています。内装に特別感があるグレードといえます。
例えば、車内の空間を快適にしたい方や、車内のインテリアにこだわりたい方は、このグレードのタンドラがおすすめといえます。
トヨタタンドラのグレード4:PLATINUM
PLATINUMは、LIMITEDを更に高級にした仕様のグレードです。特徴として、メモリー機能システムによりシートやドアミラーやステアリングの管理・20インチアルミホイールに6本スポークの特別デザイン・電動チルト&ムーンルーフになります。
LIMITEDに比べ、より快適な仕様になっています。例えば、自分のステータスとしてもタンドラに乗りたい方や、本格的な快適を求めている方におすすめなグレードといえます。
トヨタタンドラのグレード5:1794EDITION
1794EDITIONは、2014年以降に登場した新しいグレードのタンドラです。特徴として、ウェスタンをテーマにした内装・PLATINUMの装備に加え 1794EDITIONバッジになっています。
グレードの名前の由来が、生産地の牧場が誕生した年になっているので、仕様もウェスタンイメージになっています。ウェスタンのおしゃれな仕様が好きな方や、カントリーな雰囲気が好きな方におすすめのグレードです。
トヨタタンドラのグレード6:TRDPro
TRDProは、SR5をベースとしてオフロードパッケージのタンドラです。特徴として、毎年異なる限定カラー・TRD専用カスタムになっています。TRDとは、トヨタレーシングデベロップメントのことで、その名前を冠したグレードになっています。
オフロードを楽しみたい方や、山岳地帯や人里離れた川などの山奥の方へ行きたい方におすすめなグレードといえます。
タンドラ2020年モデルの特徴
トヨタタンドラは、2020年からグレードが変更になり、オフロードとスポーツとインテリア重視といった特徴に分かれました。新たな特徴としまして、ナビにアップルカープレイの追加やグレードによってプッシュスタートボタンが追加されている点になります。
iPhoneを使用している方や、近年の日本車と同じくプッシュスタートボタンを望んでいた方には、より快適な仕様になったといえます。
トヨタタンドラの維持費
トヨタタンドラを所有した場合の維持費を紹介します。ピックアップトラックということで、トヨタタンドラを所有した場合の維持費は一般的な乗用車に比べるとどうしても高くなってしまいます。
もし、維持費を知っても所有し続けることができる方や維持費が掛かってしまっても大丈夫な方にはおすすめの車といえます。どのぐらい維持費がかかるのかを見ていきましょう。
自動車税
自動車税は、トヨタタンドラは1ナンバーなので16,000円と安く抑えることができます。トヨタタンドラ は、普通貨物自動車と区別されるため、自動車税が安くなります。なので、月間で1,333円ほどとなります。
自動車税は一般的な乗用車に比べると安く済ませる事ができるので、出勤用などで利用しない場合には安く維持することもできるでしょう。
車検
トヨタタンドラの車検費用は64,100円になります。車検費用なので、もし交換する部品などがあった場合にはこの金額以上になってしまいますが、月間では5,341円とそこまで負担が大きい金額ではありません。
車検代も特別高くないので、例えばキャンプなどを楽しみたくてタンドラが欲しい方や、大切にメンテナンスをしながら乗りたい方は車検を安く済ませる工夫が必要ともいえます。
重量税
トヨタタンドラの重量税は、24,600円ですが貨物車登録の場合は16,400円になります。タンドラは、1ナンバーなので乗用車としての登録ではなく貨物車として登録する事ができるので税金を大幅に安くする事ができます。
例えば、通常の乗用車として登録した場合との金額差は、7万円ほどの差があります。しかし、毎年車検を受けるようになる事や高速道路の料金が1~2割増になってしまうなどのデメリットもあります。
自動車保険
自動車保険は、年間で8万円、月間にして6,666円になります。自動車保険の料金につきましては、プランや年齢などによって変わる部分もありますが、おおよそこのぐらいの金額になります。
もし、タンドラを大切に乗りたい方や、運転に自信がない方、またもしもの際に相手にも自分の家族にも迷惑をかけたくない場合は、ここにコストを掛けても良いでしょう。
メンテナンス代
トヨタタンドラのメンテナンス代は、ガソリン代だけでも月3万円ほどになります。ただし、この金額は年間で1万km走行した場合の金額になるので、走行距離によっては安くなることも高くなることもあります。
部品が壊れてしまい交換が必要な場合や、寒冷地のためにスタットレスタイヤやチェーン、オイル交換などが入るとメンテナンス代は一番のコストになってしまうので、ここが一番の金額的問題点ともいえます。
日本車にはない魅力満載の米国トヨタ「タンドラ」のオーナーになろう!
日本車にはない魅力が満載の米国トヨタタンドラは、多くのファンが国を問わずに魅了しているピックアップトラックです。日本国内にも、タンドラ愛好家やタンドラ専用のカスタムパーツの取り扱いなど、タンドラの魅力を知る人は多くいます。
勿論、タンドラに乗るためには維持費がだいぶ掛かってしまうなどの難点はありますが、例えば維持できる自信がある方は、魅力的なトヨタタンドラのオーナーになることをおすすめします。