冬の車中泊を快適に!寒さ対策と危険な行為を解説

冬に車中泊をしたことがない人にとって、冬の車中泊はどのくらい寒いのか分からないもの。

そこで、冬の車中泊はどのくらい寒いのか、その寒さ対策におすすめのグッズや車中泊での危険な行為などを理解しておくことで、快適な冬の車中泊ができます。

寒さ対策のグッズを車に常備して置いたり、危険な行為を理解しておけば、思わぬ場所での立ち往生や震災などの自然災害時にも役立ちます。

冬の車中泊の寒さ対策

冬の車中泊は、想像以上に寒いものです。

安易な気持ちで冬に車中泊をしてしまうと、寒さで寝られないのと同時に体調を崩してしまうかもしれません。最悪の場合は凍死の危険も。

冬の車中泊の寒さ対策として、車中泊の場所選びの重要性・防寒グッズを揃えることの大切さについて紹介していきます。

車中泊の場所選びも重要

車中泊をする際は、場所選びも大切です。

車中泊の場所選びをする際に大切なのは、大前提として『車中泊が可能な場所』を探すことです。

次に『積雪の危険がある場所を避ける』ことと、『風通しの良い場所を避ける』ことが大切になります。

また、近くにトイレがある場所を選ぶことをおすすめします。コンビニなども近くにあると、とても便利です。

 

現在、『RVパーク』と呼ばれる車中泊施設が大変人気です。

RVパークとは、日本RV協会が運営している『快適に安心して車中泊ができる場所』を提供しているものとなります。

全国的に展開されている施設であり、温泉・旅館・道の駅・遊園地などの様々な施設に設置されています。

利用料金は1000円~3000円程度で、ほとんどのRVパークが予約不要ですが、一部のRVパークは予約が必須になります。

自身の利用しているスペース内では、車外にイスやテーブルなどを持ち出すことも可能です。

ですが、バーベキューや焚き火などは不可となっています。

こういった車中泊施設を利用することで、快適な車中泊ができます。

参照元:https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/739.html

また、上記の写真の場所はRVパークの一つである『キャラバンパーク所沢』。

こちらの施設は入浴施設やテントサウナ・WI-FIも完備・炊事場もあり、更にはバーベキューなども楽しめます。

お子様も楽しめるカートもあるので、楽しく快適に車中泊ができます。

防寒グッズを揃える

冬の車中泊におすすめの防寒グッズとして、いくつか紹介します。

まず最低限用意するべきなのは、寝袋(シュラフ)・毛布・ヒートテックです。

初めにお伝えしたように、冬の車中泊は想像以上に寒いもの。

寝間着や普段着の中にヒートテックを着用し、寝袋の上に毛布を掛けることで、かなり暖かくなるものの、それでも寝ている途中で寒くて起きてしまうことも。

その場合に、プラスであると便利なものを紹介します。

 

まず、保湿アルミシート。

保湿アルミシートを窓へ貼り、窓からの冷気を遮断することで、かなり暖かく感じます。

現在は、車種専用のシェードも販売されているので、そちらの方が便利です。

 

そして、危険に感じると思う人が多いとは思いますが、ヒーターがあるととても暖かくなります。

現在は、一酸化炭素を排出しない作りの車用ヒーターが販売されていたり、USBポートで利用できるものなど豊富な種類のヒーターが販売されています。

その他にも、体の中から温めるために、暖かいスープなどを飲むだけでも、かなり変わります。

冬の車中泊での寒さ対策ポイント

冬の車中泊でのポイントについてです。

・車中泊をする場所は、風通しの良いところと、積雪の危険がある場所を避ける

・トイレやコンビニなどが近くにある場所を選ぶと便利

・場合によっては『RVパーク』などの車中泊施設を利用する

・最低限、寝袋(シュラフ)と毛布、ヒートテックを用意する

・保湿アルミシートなどで冷気を遮断する

・ヒーターがあると過ごしやすくなる

・体の芯を温めるためのスープなどを用意する

以上のことを知っておくだけでも、かなり快適な車中泊ができます。

車中泊での危険な行為

また、スキーやスノボーなどのウィンタースポーツで車中泊をする場合は、特に危険な行為について理解しておくことが重要になります。

エンジンをかけたまま寝てしまう

車中泊をする際、エンジンをかけて寝ようとする人は多くいます。

ですが、エンジンをかけたまま寝てしまうと、車の燃費が悪くなってしまいます。

朝起きたら「ガソリンが全然残っていない」「近くにガソリンスタンドがない」など、焦ってしまうかもしれません。

また、エアコンを利用したまま寝ることで、とても空気が乾燥するので、喉が痛くなってしまう場合も。

特に気を付けてほしいのが、積雪の危険がある場所での車中泊。

積雪の危険がある場所でエンジンをかけたまま寝てしまうと、マフラーが雪で埋まってしまいます。

そうなると、排気ガスが車の下に溜まり、エアコンの外気取り入れ口から車内に入り込んでしまいます。

どうなるかと言うと、車内に一酸化炭素が入り、一酸化炭素中毒で死の危険があります。

車内での一酸化炭素中毒での事故は毎年起こっているものです。

仮に道路で立ち往生に巻き込まれた場合にも、このことを知っておくと死の危険が少なくなります。

足を曲げたまま寝る

車中泊の場合、足を曲げて下ろしたまま寝る人も多いのではないでしょうか。

ですがその結果、エコノミークラス症候群になる危険性があります。

エンジンをかけたまま寝るのと同じく、こちらも死の危険があります。

エコノミークラス症候群とは、長時間足を動かさず同じ姿勢でいることで、血行不良で脚の静脈に血栓(血の塊)ができます。

それが血流に乗って肺に流れ込むことで、肺の血管が塞がってしまう、肺塞栓になってしまうのです。

初期症状としては、脚の発赤・腫れ・痛みなどがあります。

肺血栓を放置してしまうと、胸の痛み・息切れ・呼吸困難などを起こしてしまうので、初期症状が出たらすぐに医療機関へ行きましょう。

ドアロックせずに寝る

車中泊の際に忘れがちなのが、ドアロック。

「開閉音で起きるだろう」と思いがちですが、案外起きなかったり、起きても寝起きは頭がぼーっとしていたり。

貴重品を盗まれることはもちろん、事件に巻き込まれる可能性もあるので、寝る際はしっかりとドアロックをしておきましょう。

冬の車中泊には魅力もある

冬の車中泊は過酷で、危険も多いですが、冬にしか見られない雪景色だったり、結晶だったりを起きてすぐに見られるなどの魅力があります。

朝起きたら、冷たい風が少し吹く中、朝日を浴びて飲む温かいコーヒーは別格の美味しさ。

冬の青空は一段と青く美しいです。

冬の車中泊の寒さ対策と、危険なことを理解して、快適に車中泊をしましょう。

冬の車中泊は、きっと良い思い出になります。

AncarChannelで掲載中の車中泊関連記事

最後に、Ancar Channelで掲載中の、車中泊関連記事を紹介します。

本記事のみならず、下記の記事にも車中泊に関して詳しく記載されているので、併せてご覧ください。

車中泊を禁止する道の駅が増加中?その理由とは?車中泊をする際の注意点

旅行なら車中泊という選択も!おすすめグッズと注意点

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