日本でも人気の高い自動車メーカーであるBMW。
高級車・輸入車・スポーティーなどさまざまなイメージがあり、力強いながらも滑らかな走りが特徴です。
昔は燃費が悪いとの声もあったBMWですが、実際のところ現行モデルの燃費はどうなのでしょうか。
今回は、BMWの燃費をモデルごとに紹介し、燃費を良くする方法について解説します。
「BMWの燃費が良い車種を知りたい」「燃費を向上させたい」という人は、ぜひ参考にしてください。
BMW1シリーズ
BMWのエントリーモデルとして位置づけられるのが「BMW 1シリーズ」です。
コンパクトなサイズ感で街中でも走りやすく、走行性の高さとスポーティかつモダンなデザインが特徴。
現行モデルのグレードは「118i」「118d」「120i」「M 135i」の4種類。
エンジンは1.5L直列3気筒BMWツインパワーターボエンジン・2.0L直列4気筒ディーゼルターボ・1.6L直列4気筒BMWツインパワーターボエンジンをラインナップします。
カタログ燃費が最も良いモデルは、現行モデルの「118d」。
118dの燃費は、カタログ値で22.2km/Lです。
118dは、ディーゼルエンジンも搭載しているため、維持費をさらに抑えることもできます。
2シリーズ
BMW初のミニバン車である「BMW 2シリーズ」。
プレミアムコンパクトに属する2シリーズは、1シリーズをベースに洗練されたクーペの印象を基本としています。
比較的ゆとりのある車内で長距離走行も楽しめるため、ファミリー層からも人気を集めているモデルです。
エンジン形式は、1.5L直列3気筒DOHCターボ・2.0L直列4気筒DOHCターボ・同ディーゼルターボエンジンのラインナップとなっています。
カタログ値が高いシリーズは「218d」です。
22.2km/Lとガソリンエンジン搭載モデルの中では最も高燃費なモデルです。
X1
「X1」は、BMWが展開するクロスオーバーSUVです。
SUVシリーズである「X」シリーズの4番目のモデルとなっており、同シリーズ内では最小のクラスに位置します。
小柄なサイズとスポーティなデザインは、これまでのBMWのイメージを覆す新しい魅力を感じさせます。
SUVモデルは燃費が悪いと思う人も多いかと思いますが、実際はそんなことはありません。
クリーンディーゼルエンジンを搭載している「xDrive 18d」シリーズは、力強い走りでも燃費19.6km/Lと高燃費になっています。
X2
コンパクトSUVである「X2」は、2018年4月に販売された比較的新しいモデルです。
グレードは「18i」「18d」「20i」「M35i」の4種類。
エンジンは1.8L直列3気筒DOHCガソリンエンジン・2.0L直列4気筒DOHCガソリンエンジン・同ディーゼルエンジンの3種類。
最も燃費の良いモデルは、「18d MSport X」です。
ディーゼルエンジンは燃費18.3km/Lで、とても燃費が良い車種となっています。
i3
「i3」は、環境への配慮と疾走感のバランスが魅力の電気自動車です。
また、スムーズな加速と高い安全性も保っていることから、あらゆる場面で快適な走りができます。
2019年より、120Ah搭載のモデルを販売開始しており、レンジ・エクステンダー装備車であれば、最大466kmまでの距離を走行できます。
BMWが提携する充電スポットは全国各地に拡大されつつあり、今後も注目が集まるでしょう。
BMWの燃費は悪い?燃費を向上させる方法
BMWは燃費が悪いという声もありましたが、近年はディーゼルエンジンの登場もあり、燃費は良くなっていると言えるでしょう。
燃費を向上させる方法はいくつかありますが、すぐに実践できる方法として「ドライバーの運転の仕方」があります。
基本的に、急加速・急発進・急停止などの運転方法は車の健康にとって良くありません。
また、無駄なアイドリングを減らすことを心がけると良いでしょう。
また、オイルの劣化や、タイヤの空気圧の低下で燃費は変わります。
こまめにオイル交換やタイヤの空気圧をチェックして、燃費を良い状態に保つことがおすすめです。
まとめ
今回は、BMWの燃費をモデルごとに紹介し、燃費を良くする方法について解説しました。
1シリーズでは「118d」、2シリーズでは「218d」、X1シリーズでは19.6km/Lと、高燃費のモデルも多く存在します。
BMWの燃費が悪いと感じたら、丁寧な運転や定期的なメンテナンスを心がけましょう。