車の売却するなら少しでも高く売りたいですよね!「何月が一番高く売れるんだろう」「車検が近づいてきたけど車検の前後どっちで売るのが良いんだろう」など、売却の時期やタイミングは様々。高く売却するにはある程度の時期やタイミングなどのコツがあります。コツを知らないと、売却タイミングを間違えて損してしまうことも…
売却で後悔しないために、適切な時期、タイミングや高く売るコツをご紹介します。
2~3月は需要増で高く売れるチャンス!
同じ条件でも季節によっても値段が異なります。特に取引相場が上がるのは2~3月。なぜだかわかりますか?
この時期は新年度シーズン。学校や仕事の環境が大きく変わるタイミングのため、需要が一気に増えます。そのため、価格も高くなるのです。
年式|新車でいきなり7割、3年で価値は半分に
まずは年式。特に一番価値の下落が激しいのは新車購入直後。
新車は自分の好みに合わせてカスタマイズできる半面、受注生産になるためその分のコストが掛かります。しかし、中古車市場では受注生産分のコストが考慮されないため、乗り始めていきなり価値が下がってしまうのです。特に下の記事でまとめた条件に当てはまっている場合、需要が少なくすぐに値崩れしてしまいます。リセールを考える場合は、オプション等の選択も重要です。
車両価値はおおよそ3年で新車価格の半分に落ちます。3年以降は5年、7年と車検のタイミングで価値の下がり方が緩やかになります。
走行距離|100km走るごとに1万円価値が減る
次に影響が大きのは走行距離。特に低走行車の場合は、100km走るごとに1万円も価値が減ってしまいます。
たまにAnycaなどのカーシェアリングサービスで新車を貸し出している場面を見かけますが、その場の収入よりも車両価値減少額の方が大きくなってしまいます。
価値が変動する目安は1、2、3、4、5、7、10万km。Gooやカーセンサーなどの絞り込み条件によって除外されるケースが多く、需要も減っていきます。また、3、6、9万kmのタイミングでタイヤ交換を気にする必要が出てくるため、価値は下がります。
6万kmを超えた辺りから価値が安定してきます。
モデルチェンジ|新型が出るたびに20%ほど価値が下がる
モデルチェンジの影響も受けてしまいます。特にトヨタ プリウスの様に大きな変更が行われると、新旧の外観が大きく異なってしまうので価値が下がってしまいます。
売却時はモデルチェンジが発表される直前、「発表が来そう」といったタイミングを狙うのがベストです。
モデルチェンジの影響を受けにくくするためには、モデルチェンジ直後から2年経過後くらいの車両を購入することです。モデルチェンジはだいたい7年周期で行うため、初期の方で購入すれば次のモデルチェンジ前に売るタイミングを得ることができます。購入時には意識してみましょう。
売却に一番適した条件は?
基本的な価値減少トレンドはご紹介したとおりですが、実際にいつ売るのがベストなのでしょうか?
それは、各変数が安定したタイミングが売り時となります。
例えばこの様なケースです。
- 5年落ち、走行距離29,000km、来年新型が出ると予想されている
- 3年落ち18,000km、マイナーチェンジのみで外装の大きな変更はない
相場把握には、専用のサービスもおすすめ
相場の把握には、今までの価格推移が見られるサービス利用がおすすめ。今自分の愛車がどのくらい価値があるのか、おおよその金額を把握することができます。
カーセンサーLabでは車両ごとの統計にはなりますが、推移を見ることができます。自分の車が今後どのタイミングで推移するのか把握し、車売却タイミングの参考にしましょう。