タイヤ保管方法について、室内保管が一番安全ですが、そんな場所を持っている人は少ないですよね。
タイヤは直射日光などの熱に弱いとされていますが、室外で保管しているケースを多く見ます。
今回は、絶対やってはいけないタイヤ保管方法と便利アイテム「タイヤトート」について、徹底解説します。
タイヤ保管方法は
タイヤの寿命は、保管方法によって変わります。
タイヤの素材はゴムなので、使用していない場合でも自然劣化が進みます。
そこで、絶対やってはいけないタイヤの保管方法がありますので、紹介します。
タイヤ保管場所に適している室内・倉庫がない人は、参考にしてください。

絶対やってはいけないタイヤ保管方法
これを避ければタイヤの劣化が少なく、長持ちします!
雨・風
水には強いというゴム素材でタイヤは出来ていますが、表面に出てくるオイルを落とさないようにすることが大切です。
雨・風が、タイヤに当たれば、油分が流れ出てしまいますので、気をつける必要があります。
雨・風対策方法
雨や風で油分が無くなることを防止する為の方法を紹介します。
雨が降ってしまうと雨が地面を流れて、タイヤが濡れてしまうことやタイヤに風が当たり表面から油分がなくなる可能性があります。
雨や風に当たらないようにする為には、屋根の下などにタイヤを置くことや袋に入れて保管するのがおすすめです。
熱・オゾン
ゴムが一番弱いのは、オゾンと熱です。
なぜなら、タイヤにはゴムを柔らかくするため油分が入っています。
特に、タイヤが温まった状態だと、中からオイルが出てきます。
オイルが出てしまうと、タイヤ素材が固くなり、伸縮性がなくなります。
タイヤはゴムなので、引っ張っても切れない特性を持っていますが、オゾンによって素材自体を切ってしまうのが特徴です。
つまり、熱・オゾンによってタイヤの柔軟性がなくなります。
その為、外部にタイヤを保管していると直射日光の熱やオゾンを浴びてしまうのでタイヤの劣化が進んでしまいます。
熱・オゾンからの対策方法
地球上でなかなか見ることができませんが、オゾンが多いとされているのは、エアコン室外機の近くです。
タイヤ保管の際に、室外機の横に置いた場合、保管環境が悪い状況になるので、タイヤ素材が硬くなり、劣化が進みますので注意が必要になります。
木板の設置などで間仕切り部分を作ることで、室外機からの空気にタイヤが触れないようにするのが重要です。
また、直射日光や紫外線を浴びないようにカバーをつけることが、大切です。
タイヤ保管の積み方は
タイヤ保管の際に横積みか縦積み、どちらが良いかご存知でしょうか。
結論は横積みです。なぜなら、タイヤのサイド部分は柔軟にできており、サイドが潰れてしまった場合でも復元がしやすくなり、サイド部分を守ることができます。
逆に、縦置きだとトレッドが潰れてしまい、原形が変形してしまうと復元できない可能性が高いです。
下記の記事ではタイヤ保管について詳細に記載していますので、併せて読んで頂ければ幸いです。
タイヤ保管にはタイヤトートがおススメ
タイヤトートは、ファスナー式で、簡単に装着することができ、タイヤの保管・劣化防止・タイヤの持ち運びや収納する時に便利な商品です。
また、収納する際も、カバーを広げてタイヤに巻きつけるタイプで、マジックテープでしっかりと止められ、取手もついています。
そして、小物ポケットなど便利な機能がついており、汚れを心配せずにタイヤを持ち運ぶことができるのが特徴的です。
直射日光・紫外線・雨・風からもタイヤを守ってくれるので、安心です。
ホイールも守るフェルトパッド1枚付属こちらのタイヤトートには、フェルトパッド1枚が付属します。
タイヤを積み重ね、一番上のホイールに付属のフェルトパッドをセットすることで、ホコリなどからホイールを守ることができます。
収納可能最大タイヤサイズタイヤトートに収納することができるタイヤのサイズは、最大で直径:約φ76.2cm、最小サイズは直径:約φ55.7cmのタイヤとなります。一般的なタイヤサイズをカバーし、収納することができるアイテムになっております。また、こちらの数値は、実際に様々なサイズのタイヤを収納した検証結果となります。
まとめ
タイヤ保管の際には、風・雨・オゾン・熱を避けることができるタイヤカバー「タイヤトート」がおすすめです。
少しでもタイヤの劣化を遅らせ、長持ちさせることが重要です。
また、タイヤの積み方は横積みでおこなうことなど、タイヤの保管方法には十分注意して下さい。
他にも保管方法について紹介している記事がありますので、併せて読んで頂ければ幸いです。