乗っている車を長持ちさせたい!走り方とメンテの5つのポイントとは?

愛車をできるだけ長く乗りたいとお考えの方に、押さえておきたい走り方のポイントや、メンテナンスについて紹介します。長い目で見ると、これらのポイントを意識しているだけで車の寿命だけでなく、メンテナンス費用も抑えることができるでしょう。

車ってどのくらい長持ちするの?

愛車にはできるだけ長く乗りたいと思っている方が、多いのではないでしょうか。車の法定耐用年数は新車の普通車で6年、新車の軽自動車で4年と法律で決められています。ただし、これはあくまでも法定耐用年数です。資産価値の計算に使われるものであり、実際の車の寿命ではありません。この記事では、実際には車がどのくらい長持ちするものなのか、また、長持ちさせるためにはどうしたら良いのかを紹介していきます。

メーカーが考える耐用年数とは?

メーカーの考える耐用年数は3年から7年といえるでしょう。大手メーカーが用意している保証内容は、3年から5年の場合が多く、そこから延長でプラス2年となっているメーカーもあります。メーカーによって保証期間も違うので、契約のときにしっかり確認しておくことをおすすめします。ただし、人気車種などは部品を復刻して再販することもあるので、より長く部品交換をしながら乗れる車種もあります。

メンテナンスとレストアの違いは?

車のメンテナンスとは、長く良い状態で乗るためにオイルや部品の交換などの「整備」や、レストアといった車本来の機能を取り戻す「復元」を意味します。新車を買って長く乗るためにメンテナンスは欠かせません。新車では買うことができないこだわりの旧車に乗るためには、レストアが必要になることが多いでしょう。ご自身の愛車にとって必要なメンテナンスやレストアをして長持ちさせましょう。

車を長持ちさせる走り方の5つのポイントを紹介!

いくつかのポイントを守るだけで、愛車を長持ちさせて、快適に乗ることができます。走り方のポイントは知っていれば簡単なことばかりですが、意識していないとついやってしまうことが多くあります。日頃から心がけて、愛車に優しい走り方をしてみましょう。それでは、車を長持ちさせるための5つの走り方を具体的に紹介していきます。

走り方1:飾って置くだけだと動かなくなる!

車を走らせず、ただ置いておくだけだと調子が悪くなることを覚えておきましょう。なぜなら、オイル類が部品から流れ落ちたり劣化したりすることで動きが悪くなるからです。また、タンク内のガソリンも古くなると腐っていきます。腐ったガソリンは燃焼不良が起きる可能性もあります。オイルもガソリンも人間の血液のように、巡りを良くしておくことで良い状態を保つことができます。定期的に動かすことでオイルなどの劣化を抑え、長持ちさせることができるでしょう。

走り方2:理想的な走り方とは?

ブレーキやアクセルを優しく踏むことで、車を長持ちさせることに繋がるでしょう。急加速や急ブレーキはボディやタイヤ、MT車であればクラッチにも大きな負担となるからです。車を長持ちさせたいのであれば、日頃から優しくアクセルやブレーキを踏むことをおすすめします。優しいブレーキやアクセルの操作は、乗る人にとっても快適な運転にもなるので、車だけでなく、人もいたわる運転といえるでしょう。

走り方3:暖機運転の必要性とは?

近頃は暖機運転をしなくても問題はありませんが、暖機運転をすることで燃費の向上が期待できます。凍りつくような寒冷地でなければ、ミラーの角度やシートの状態の確認、カーナビの設定をしている時間などで十分でしょう。短くて良いので、暖機運転をして燃費を向上させることをおすすめします。ただし、メーカーによっては一定条件を除いて、暖機運転が必要ない場合があるので購入前に確認しましょう。

走り方4:ハンドリングで寿命が変わるものとは?

急なハンドル操作は車に負担をかけることになるので、車を長持ちさせたい人にはおすすめしません。急なハンドル操作はギアだけでなく、シャフトやベアリングにも大きな負担をかけることになるからです。また、パワーステアリングが搭載されている車が増えていますが、頻繁に行っていると足回りへの負担にもなる可能性があります。ハンドリングは走行時に優しく丁寧に行うようにし、車を長持ちさせましょう。

走り方5:ブレーキングで寿命が変わるものとは?

急ブレーキをかけることは、ブレーキパッドの寿命を短くする可能性があります。ブレーキパッドが消耗することでブレーキにも影響が出るため、点検が必要になります。消耗品なので交換することができますが、何度も交換すると費用もその分かかってしまいます。経済面だけでなく、同乗者やドライバーの安全のためにも、優しいブレーキ操作を心がけ、車を長持ちさせましょう。

車を長持ちさせるメンテのポイント5つを紹介!

愛車を長持ちさせて乗り続けるためには、メンテナンスが必要になってきます。メンテナンスは追求すると数は限りなくあるものですが、押さえておきたい基本的なものは多くありません。ここでは、車のメンテナンスの基本的なポイントを5つ紹介していきます。愛車を長持ちさせたいと考えている方は、この記事を参考にしてください。

メンテ1:理想的なエンジンオイル交換とは?

理想的なエンジンオイルの交換時期は、15,000km走行したときか1年経ったときです。エンジンオイルは、エンジンが調子良く動くために欠かせないものです。時間とともにオイルの能力も低下してくるため、交換することでエンジンがスムーズに動き、燃費がよくなる場合もあります。また、エンジンオイルの交換時にオイルフィルターも交換しておくことで、オイル中の不純物を取り除き、オイルの性能を保つことができます。

メンテ2:ATフルード・CVTフルードも交換が必要?

ATフルードの場合、初回は80,000km、2回目以降は60,000kmごと、CVTフルードは40,000kmごとに交換することが推奨されています。走行距離や長期間の使用によりフルードが劣化することで、燃費が悪くなる可能性があります。そのため交換することで、スムーズな走行や燃費の向上にも繋がります。エンジンオイルだけでなく、フルードも一定以上走行した時に交換するようにしましょう。

メンテ3:タイヤのメンテナンスとは?

タイヤは亀裂などにより破損以外にも、溝の深さが1.6mm以下になりスリップサインが出たときが、交換の目安となります。空気圧はタイヤに問題がなくても少しずつ低下していくので、燃費の向上やタイヤの摩耗を遅らせるために、適正な空気圧にしておくことが大切です。タイヤは定期的に空気圧の点検をすることで長持ちさせることができますが、必要な時に交換をしっかりと行い安全に走行しましょう。

メンテ4:塗装を劣化から守る方法とは?

車の塗装は紫外線が当たりにくい場所に置き、定期的に洗車やコーティングをすることなどで劣化から守ることができます。塗装面は、紫外線・花粉・塵・鳥の糞・鉄粉などによって劣化していきます。ガレージを使えない場合は、コーティングをして定期的に洗車すると良いでしょう。

メンテ5:定期的な洗車が必要な理由は?

定期的な車の洗車は、ただ見た目を綺麗にするだけでなく、錆や傷から愛車を守るためにも必要です。海の近くを走ると塩分が付着し、高速道路を走ると虫がつきます。鳥のフンには、車を傷つけるものが入っていることもあります。一つ一つは小さなものですが、積み重なると車を痛める原因となります。定期的に洗車をして愛車を長持ちさせましょう。

ハイブリッドやEV車のメンテはプロに任せるのが安心!

ハイブリッドやEV車はガソリン車とはシステムが違います。そのため、ガソリン車をセルフメンテナンスしてきた人も、ハイブリッドやEV車のメンテナンスはプロに任せることをおすすめします。ハイブリッドやEV車は電子制御されているので、専用の診断機器が必要になります。また、車種によっては作業中に感電の恐れもあり、危険が伴います。ハイブリッドやEV車は専門知識のあるプロの整備士に任せ、愛車を長持ちさせましょう。

車の不調や異常ははやく修理することが長持ちさせる秘訣!

愛車を長持ちさせるためのポイントを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。日頃の点検や運転の仕方など自分でできることは日頃から気をつけ、定期的にプロに点検してもらうことが大切です。そうすることで不調や異常に早い段階で気づくことができるので、できるだけ早く対応・修理ができ愛車を長持ちさせることができるでしょう。日頃の点検と車に優しい運転に加えて、車のことを知り尽くしたプロの力も時には借りることで愛車に長く乗り続けましょう。

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