フォルクスワーゲンは、日本国内でも人気のあるドイツの輸入車です。
そんなフォルクスワーゲンの中でも、コンパクトな車種として老若男女から人気を集めているハッチバックカー「ポロ」。
ポロは扱いやすい小型モデルとして評価されていますが、寿命や故障のしやすさにはどのような声が挙がっているのでしょうか。
今回は、フォルクスワーゲン「ポロ」の特徴や寿命について解説します。
「ポロを購入しても大丈夫?」と心配な人は、ぜひ当記事を参考にしてください。
フォルクスワーゲンのポロはどんな車?
フォルクスワーゲンは、世界でもトップクラスの販売台数を誇るドイツの自動車メーカーです。
主力モデルには「ゴルフ」があり、ゴルフに比べてさらに小型のハッチバックカーとして販売されているのが「ポロ」になります。
ポロはゴルフよりもコンパクトさがあり、モデルチェンジごとに上質感のあるデザインへと、どんどん変わっていき、クオリティの高いモデルとして日本国内でも人気を集めています。
また、デザインだけではなく性能や内装の評判も高まり、販売台数も増加しており、実際に購入を検討している人も多いでしょう。
フォルクスワーゲン「ポロ」の寿命は?
ポロは、定期的な点検や適切なメンテナンスを実施することで、10年以上乗り続けられるモデルと言えます。
ポロは日本でも非常に多い台数が輸入されており、中古車市場でもかなりの流入量があるモデルです。
しかし、フォルクスワーゲンは国産車に比べて故障の多いメーカーと言う声もあり、実際に、不具合の報告もやや多い傾向にあるため注意しなければなりません。
国産車では、車の寿命として「年式10年以上」もしくは「走行距離100,000km」以上が指標の1つとして考えられています。
しかし、ポロの場合では、「年式5年、50,000km超え」で故障が増加するとの声もあるそう。
ポロの故障事例は多岐にわたりますが、代表的な事例には以下のようなものがあります。
・DSG周りのトラブル
新型ポロの間では、DSGと呼ばれるATのトラブルが問題になっています。
日本は、欧州との道路状況が異なることから、DSGにかかる負荷が想定以上だったことが原因となりトラブルが多発しているようです。
・電気系のトラブル
電気系のトラブルもポロでよく発生しており、特にエンジン関連の故障が見られています。
他にも、スイッチやセンサー、灯火類などさまざまな場所が故障個所に該当します。
・パワーウィンドウの窓落ちトラブル
パワーウィンドウの「窓落ち」と呼ばれる故障も発生しています。
パワーウィンドウの故障のほとんどは、樹脂部品の経年劣化によるもの。
日本の環境では、海外の樹脂部品の劣化が早いことから故障が起こりやすいと言われているそうです。
フォルクスワーゲン「ポロ」を購入する際の注意点
フォルクスワーゲン「ポロ」の寿命や評価には、やや悪い意見はあるものの、2018年のフルモデルチェンジ・2021年のビッグマイナーチェンジによってデザイン性や走行性能が大幅に進化しました。
それによって、以前に比べてさまざまな魅力や人気が高まっていると言えます。
ただし、故障に関する心配はしっかり考えておくべきところ。
フォルクスワーゲンのポロを購入する際には、必ず正規輸入車・認定中古車など信頼のできる車を購入することがおすすめです。
まとめ
フォルクスワーゲンは、国産車に比べて故障しやすい車ではあるものの、適切なメンテナンスや点検をすることで10年以上寿命を長持ちさせることができる車です。
フォルクスワーゲンに限らず、消耗品の点検や交換は必要不可欠ですので、定期的に実施するよう心がけましょう。
フォルクスワーゲンを購入する際には、必ず信頼のおける正規ディーラーのもとで、正規輸入品・認定中古車を購入することをおすすめします。