ブレーキが利かなくなるフェード現象・べーパーロック現象とは?対策や前兆から事故を防ぐ

車のブレーキペダルを踏む足

ブレーキが利かなくなれば、止まれずに大事故につながる恐れもあって危険ですよね。今回は、ブレーキが利かなくなるフェード現象・べーパーロック現象を紹介していきます。フェード現象・べーパーロック現象が起きる原因・対策・前兆を理解することで、ブレーキの故障やそれによる事故を未然に防げるかもしれません。また、対処法を知っておくことで、もしもの時のために対策ができます。

ブレーキが利かなくなるフェード現象とべーパーロック現象について

はてなマークを浮かべる女性

フェード現象とは?

ご存知の方も多いと思いますが、長い下り坂でブレーキをかけ続けると、ブレーキが利かなくなる恐れがあります。摩擦ブレーキを使うと、ブレーキの摩擦材が加熱されます。フットブレーキ多用することにより、ゴムや樹脂などのブレーキに使用される素材の耐熱温度を超え、分解・ガス化します。これがブレーキローターの間に入り込み、ガス膜が潤滑油のように働き、摩擦係数が低下します。そして、ブレーキの利きが悪くなります。これを「フェード現象」といいます。

べーパーロック現象とは?

最も一般的に採用されている油圧式ブレーキでは、ブレーキペダルを踏んだ時に、ブレーキ装置に伝達するためにブレーキフルード(ブレーキオイル)という液体が用いられています。しかし、フットブレーキを過度に利用すると、液体が加熱されて沸騰して気泡が発生します。これにより、ブレーキを踏んでも気泡が潰れるだけになって、ブレーキが利かなくなります。これをべーパーロック現象といいます。

フェード・べーパーロック現象の対策

エンジンブレーキの利用

長い下り坂では必ずエンジンブレーキを使い、ブレーキの使い過ぎによる過度な加熱が起こらないようにする必要があります。そのため、ギアを徐々に下げて低速ギアに入れてアクセルを戻すことによって、エンジンブレーキをかけます。これにより、ブレーキを過度に使用することを防げるはずです。エンジンブレーキについての記事を詳しく見たい方はこちらをどうぞ。

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2020-01-29

ブレーキフルードの交換

ブレーキフルード(ブレーキオイル)

また、ブレーキフルード(ブレーキオイル)の劣化はべーパーロック現象を起こりやすくします。そのため、定期的なブレーキフルードの交換は欠かせません。ブレーキフルードは、空気中の水分を吸収することにより劣化します。これは、水分を含むことにより沸点が下がってしまうためです。車の利用状況や使用しているフルード次第ではより頻繁な交換が必要ですが、基本的にブレーキフルードの交換は2~4年に1度が良いと言われています。車検(2年)ごとに交換するのが良いでしょう。

ただし、ブレーキの利きが悪いと感じたときはすぐに点検し、必要に応じてブレーキフルードの交換を行う必要があります。また、ブレーキフルードは澄んだ黄色ですが、劣化が進むと茶褐色のような濁った色になります。ブレーキフルードが茶褐色の際には、交換する必要がある時期だと判断して良いです。

ブレーキパッドの点検・交換

ブレーキパッド

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コメント:
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