最近話題となっている煽り運転の問題。
去年の煽り運転に関する大きなニュースでは、東名高速で煽り運転をされた車が大型トラックに追突されて乗っていた夫婦が死亡した事故がありました。幼い姉妹が残されてしまったという、とても悲惨な事件でしたね。
警察もこれ以上同じ悲劇を繰り返さないように、取り締まりを一層強化していますが、依然として煽り運転者は後を経たない状況です。
一部の非常識な運転者のせいで事故に巻き込まれてしまうのは悲しいですよね…もちろん煽る側が絶対的に悪いですが、なるべく被害に合わないためにも、今回は車に焦点を当てて、煽られやすい・煽られにくい車の特徴について紹介します。
煽られやすい車の特徴とは

軽自動車
軽自動車は見た目が小さいということで弱いイメージを与えてしまいます。実際パワーも圧倒的に普通車よりも少なく、スピードも遅いため、煽られる対象になりやすいです。煽り運転者の中には黄色いナンバーを見ただけで「どいて欲しい」と思う人もいるでしょう。
速度が出ないため、高速道路走行時では特に煽られやすくなってしまいます。追い越し車線走行時は格好の的に。軽自動車で高速道路を走る際は、無理して追越車線を走ろうとせずに、一番左の走行車線を走ることをおすすめします。
小型の人気車種
ホンダ フィット、トヨタ ヴィッツなどの小型人気車種は低燃費で使いやすさを重視して作られている為、エンジンのパワーはあまりなく、加速も遅いです。その為、煽られる対象となってしまいがち。
筆者も仕事柄色々な種類の車を運転する機会があるのですが、圧倒的に煽られる確率が高いのはコンパクトカーでした。
コンパクトカーに乗っていて、コンパクトカーに煽られることも。軽自動車同様煽られやすいので、周りのスピードに合わせつつ、すぐ道を譲るなど回避することをおすすめします。
EV/ハイブリッド車
最近のEVやハイブリット車はだいぶ性能がいい車両が出てきており、パワーが凄くスピードがでるものもありますが、昔からの一般的なイメージとしてコンパクトカー同様、パワーが無いように見られてしまいがち。軽自動車やコンパクトカーに比べれば煽られる確率は少ないですが、やはり対象となりやすいです。
車種としては、トヨタ アクアや、ホンダ インサイトなどが挙げられます。

煽られにくい車の特徴とは
続いて、確実とは言えませんが、相対的に煽られにくい車の特徴について、体験談を元にご紹介します。

外車、高級車
外車や高級車は、「傷をつけてしまったら高額な修理費用を請求をされてしまうかもしれない」「怖い人が乗っていそうで近寄りたくない」という気持ちが生まれるので、煽る側も多少躊躇します。
お金に余裕がある方は、外車や高級車に乗られることをおすすめします。
車種としては、メルセデス・ベンツのSクラス、レクサスのLS、などが挙げられます。
スポーツカー
スポーツカーも煽られにくいです。理由としてはパワーがあり、もし速度を出されたら追いつけないからです。
しかし、相手もスポーツカーの場合はもしかすると意地になって必要に煽ってくることも。この場合は決して挑発に乗らず冷静に対処しましょう。
煽られにくい車種としては、日産 GTR、ポルシェ 911など。
セダン
煽り運転をする人は多くの場合覆面パトカーを警戒しています。