煽られやすい車の運転方法、出会ったときの対処法とは?

高速道路での進路妨害、バイク押し倒しによる殺人事件をきっかけに社会問題となった煽り運転。
警察もこれ以上同じ悲劇を繰り返さないように取り締まりを一層強化していますが、依然として煽り運転者は後を経たない状況です。

一部の非常識な運転者のせいで事故に巻き込まれてしまうのは悲しいですよね…
出来るだけ煽り運転に合わない為に、煽られやすい運転の特徴や、万が一出会った場合の対処法について、体験談を交えながらご紹介します。

煽り運転者は自己中心的。冷静な判断が求められる


煽り運転をする人は、車に守られた中で、自分の走行ペースを乱されたくないなど自己中心的な思考に陥いる方が非常に多いです。身近な物を例に例えるとTwitterなどの匿名SNSで誰かを誹謗中傷する心理状態と似ています。

私自身毎週末ドライブに出かけるのですが、猛スピードで迫られ後ろに付かれたり、譲っても睨まれることが1日3回くらいあります。(取り締まり強化後も思った以上に多いのでビックリ)ただ、こんな運転者と張り合っても危ないだけ…本来であれば煽り運転者が絶対的に悪いのですが、こちらも煽られない様に意識せざるをえないのです。
まずは煽られやすい運転方法から自分意識すべき点を振り返ってみましょう。

煽られやすい運転方法とは

周りの車の流れを気にせずのんびり走ってしまう

法定速度の範囲内での運転は当たり前ですが、明らかに周りのスピードを阻害している運転はしていませんか?友人との会話につい夢中で、気がついたらノロノロ運転していたなど、周囲を見渡さない運転は要注意。煽り運転をする人は自分の走行ペースを乱されることを嫌うため、「こいつ早く行ってくれないかな」と、ターゲットにされやすいです。

運転する際のポイントは2つ。
1つ目は、前方車両やバックミラー越しに後方車両を確認しながら周りの車の流れを意識することです。自分が安全に運転できる速度かつ法定速度の範囲内で流れについていく運転を心がけましょう。
2つ目は、上り下りでの速度変化に注意することです。例えば高速道路。上り坂に達しても登っていないように見えて自然と速度低下する場合があります。有名なのは「東名高速道路|大和トンネル出口」。速度変化を気にすることで気が散りそうな場合は、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)を使用するなどして、無理なく意識してみましょう。

追い越し車線・走行車線の車と並走してしまう

高速道路では走行車線、追越車線と分かれていますが、追越車線で速度を出さずに走って走行車線の車と並走してしまうことはありませんか?
そのような場合、後ろから来た車が追い越しできないだけではなく、場合によっては「通行帯違反」でキップを切られることも。
追い越し車線はあくまで走行車線の車を追い越すことが目的です。追い越し目的でない場合は、速やかに左車線に寄って後続車が追い越しできるように気を配ってあげましょう。

逆に走行車線にいながら追い越し車線と同じスピードで走ることも、「左車線追い越し」で違反となる場合があります。隣に珍しい車が走っているとつい並走しながら見たくなりますが、周りに迷惑になるので控えましょう。

不必要なブレーキや急な車線変更をしてしまう

カーブの途中や何もない直線など、変なタイミングでブレーキをかけることはありませんか?不必要なブレーキは後続車がびっくりしてしまいます。曲がる前にしっかり減速、直線ではアクセルワークで適切な速度管理ができるように心がけましょう。

急な車線変更も要注意です。ウインカーを出して慌てて左右・後方確認、急変更、を行うと、変更車線にいる運転者も驚いてしまいます。また、車両が死角にいても気づきづらく、事故を起こしやすいです。車線変更は事前に周囲の安全を確認した上で余裕を持って行いましょう。自信がない場合は、無理せず車線変更しないことをおすすめします。

煽られた時の対処法とは

自分も意地にならない

煽られてしまった際に1番やってはいけないのが、意地を張ることです。相手の挑発にのってしまっては自分も煽り運転者と同じです。その場の感情で煽り返したり言い争いに持ち込んでも何も生まれませんし時間の無駄です。
更に中には話が全く通じない、場合によっては手を出してくる人もいます。非常に危険で話し合う余地はないので、深呼吸をして自制心を保ち、冷静に対応できるように心がけましょう。

周りの車の速度に合わせる

前述の通り、速度低下が原因で煽られることが多いです。明らかに周りの輪を乱していると感じたら、法定速度の範囲内でスピードをあげて流れに沿って運転しましょう。特に初心者や高齢者は目の前の運転に集中してしまう傾向がありますが、周りの状況を把握しながら運転しましょう。

すぐに走行車線に移動する

高速道路の追い越し車線を走っているときに煽られてしまった場合は速やかに走行車線に戻るようにしましょう。

煽られていない場合でも日頃から高速道路走行時に追越車線を走る場合は、ルームミラーを何度も何度も確認するようにしましょう。後ろから猛スピードで迫ってきたり、ピタッと後ろに付かれたときは、無理せずすぐに走行車線に移動するようにしましょう。

安全な停車場所に移動する

あまりにもしつこく煽り運転をしてくる車がいた場合は、路肩など安全な場所に車を停めて後ろから追い抜いてくれるのを待ちましょう。高速道路走行中の場合では一旦サービスエリアに入り、回避しましょう。

ごく稀ですが、煽っていたドライバーが付いてきて文句を言いに来ることもあります。(1車線でしばらく追い越しできなかった時など)そのような場合は決してドアを開けてはいけません。全てのドアの鍵と窓を閉め、警察を呼びながら証拠となる映像をスマートフォンで録画しておきましょう。

冷静な対応で煽り運転を回避しよう

2018年1月から厳罰化により煽り運転が厳しく取り締まられており、事故を起こしていない場合でも行政処分を行えるようになったとは言え、まだ常習化している状況です。筆者自身も毎週の様に見かけるので、解決はまだまだ先だなと実感しています。

煽り運転をする人は自己中心的なので、とにかくかかわらないことが第一。
相手関わること自体時間の無駄なので、なるべく煽りを受けない、受けてもこちらが冷静に正しい対応をとりましょう。

ぜひこの記事を参考にして、日頃の安全運転に役立ててください!

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