近年、技術の進歩によってLEDライトの存在もそこまで珍しいものではなくなりました。 今では純正のオプションから選択する事も可能で、技術の進歩をとても感じますね。 まず本題に入る前に、LEDライトについて簡単に説明させて頂こうと思います。
LEDライトとは?
仕組みを紐解くと難解になってしまいますので、効果を述べさせて頂きます。 LEDは省電力で、とても明るい「白色」の明かりを灯します。 それだけではなく、一番のメリットはハロゲンランプと違い、寿命がとても長いので実質メンテナンスフリーであるところが挙げられます。 また外観上、HIDにも劣らずとてもスタイリッシュで車体に映えますので、カッコよさからこのライトを選択する方もいらっしゃいます。 しかしこのライトにも、隠された弱点がある事を皆様はご存知でしょうか? 霧や雪に代表される悪天候下に於いては、LEDライトが明るくみやすいとは言い難いのです。
悪天候や雪国ではハロゲンランプが強い
ハロゲンランプとは従来使用されてきた、ライトの種類です。 明るさの単位を「カンデラ」で表すのですが、LEDとハロゲンランプでは単純な明るさを考えると「LED」の方に軍配が上がります。 しかし霧や吹雪などの悪天候だと、明るすぎると光が反射して視界が逆に悪くなってしまうのです。 追い討ちをかけるように、LEDライトの発熱量はかなり低いので、雪が溶けずにライト周辺に溜まってしまい光そのものを遮ってしまう恐れもあります。 こうしたことから、雪国では「ハロゲンランプ」を選択される方が多いのです。 しかし、ドライブをする際に逐一ライトを換装するのは手間もかかりますし、あまり現実的ではないと言えるでしょう。 フォグランプに「ハロゲン」、メインに「LED」の組み合わせが最適ではないでしょうか。