今話題の日産カルロスゴーンの人物像と功績!年収10億円カリスマ経営者だった?

日産元会長のカルロス・ゴーン

2018年、当時日産の会長であったカルロス・ゴーンは、有価証券報告書に嘘の記載をしたとして逮捕されました。さらに、2019年末には中東のレバノンに逃亡したとして大きな注目を集めました。そんな話題となっているカルロス・ゴーン氏は、日産を蘇らせたカリスマ経営者といわれるなど、輝かしい実績の持ち主でした。しかし、ニュースなどを通して事件について理解したが、カルロス・ゴーン日産元会長について詳しく知っているという方は少ないのではないでしょうか。

そこで今回は、カルロスゴーンの人物像や功績について紹介していきます。

日産元会長カルロス・ゴーンの人物像について

生い立ち

個人の成長を表すイメージ

カルロス・ゴーンは、レバノン(西アジア・中東に位置する共和制国家)系の両親の間に誕生しました。生年月日は1954年3月9日。幼少期はブラジルとレバノンで過ごし、フランスの高校を卒業しました。移住を繰り返す生活を送っていたこともあり、レバノン・ブラジル・フランスと3つの国籍を持っています。また、英語・フランス語・ポルトガル語・アラビア語・スペイン語の五か国語を操るマルチリンガルです。

なぜ「レバノン」へ逃亡したのかと疑問に思った方もいたかもしれませんが、カルロス・ゴーンにとって、レバノンは生まれ育った故郷のような場所なんですね。

冷酷で合理的な性格?

カルロス・ゴーンには離婚歴があります。真相は分かりませんが、元妻のリタゴーン氏は「首を絞める」などの暴力があったと激白しました。また、経営手法としては、大胆なリストラを実行し批判を集めました。合理的であり、経営者として結果を残しましたが、不人情な部分を持つのかもしれません。幼少期にインフラ整備が充実していたとはいえない地域で育ったこともあり、厳しい性格の持ち主なのかもしれません。その一方で、日本語でスピーチするなど経営者としてのコミュニケーション力や統率力に優れた一面も持っているのかもしれません。

カルロス・ゴーンの功績

タイヤメーカーのミシュランで活躍

大手タイヤメーカーのミシュランのバナー

フランスの大手タイヤメーカーであるミシュランに就職しました。その後、以下のように昇進していきます。

  • 1981年 工場長就任
  • 1985年 ミシュラン南米事業の最高執行責任者(COO)に任命
  • 1990年 ミシュラン北米事業の最高責任者(CEO)に任命

ルノーでコストカットにより成果を上げる

1996年、カルロス・ゴーンはミシュランでの活躍が評価され、ルノーの最高執行責任者として引き抜かれました。ゴーンは「コストキラー」として注目を集めました。経営において、無駄なコストをカットできれば、利益を高めることができます。そのため、赤字からの回復を図るため、ゴーンは問答無用なリストラを行いました。結果として、ルノーを赤字から回復させることに成功しました。

2兆円の赤字があった日産をV字回復

日産のロゴマーク

1999年、ルノーは当時倒産寸前だった日産の株の37%を取得し、カルロス・ゴーンが日産の会長となりました。日産でも大胆なリストラを行うなど、コストカットを中心に業績改善を図りました。このような冷酷なゴーンの経営手法は大きな批判を浴びました。しかし、合理的でもあり、当時2兆円もの赤字があった日産をV字復活させました。カルロス・ゴーンの冷酷な経営手法には賛否両論があります。しかし、赤字から回復できずに倒産となってしまった場合は、全ての人が職を失うことになります。そのため、合理的であり経営のカリスマだったと言えるのかもしれません。2016年、ルノーは経営難に陥った三菱の株の買収し、アライアンスに加わりました。カルロス・ゴーンはアライアンスの会長にもなりました。

カルロス・ゴーンは冷酷でありながらも、日本の経営者にないような合理性が強みであったといえます。これだけの大企業で成果を上げてきたことはからも、経営のカリスマであったことは間違いないでしょう。

年収はなんと10億円だった?

2018年に逮捕される以前、カルロス・ゴーンの年収は10億円以上だったようです。日産のCEOだったときには日産からの年収だけで約10億円。トヨタ社長は約2億円といわれているため、その5倍もの金額を得ているのですね。さらに、ルノーや三菱自動車の会長でもあり、それら2つの企業からも高額な年収を得ていました。逮捕される前の2016年頃は、約20億円の年収だったのではないかといわれています。

これほどの額の収入がありながらも、過少申請をしていたんですね。その金額は数億円規模だといわれています。コストカットのスペシャリストだったものの、自身の生活においてはコストカットができなかったんでしょうか、、、

カルロス・ゴーンはとてつもないような高額な収入を得ていました。日産からの収入は、トヨタ社長の収入のなんと5倍でした。カルロス・ゴーンがそこまでの高額な収入を得ていなければ、解雇せずに済ますことができた社員もいたでしょう。しかし、このような冷酷で合理的な考え方の持ち主だったからこそ経営者として一流企業で成果を上げることが出来たのだと考えられます。

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日産元会長のカルロス・ゴーン