ロータスの本来の姿が、見られそうです。
ロータスのグッドニュースがようやく聞けるようになりました。 「エヴォーラ」が2010年に出てからというもの、久しく盛り上がる話題に欠けていたロータスですが、Jean-Marc GalesがCEOに就任してから、収益性が大幅に改善されたのです。 2000年以降で初めて黒字化を達成した同社は、古くなっていたモデルラインナップに手を加えられるようになったようです。 そのトップバッターとして新型に切り替わるのは、「エリーゼ」となります。 Gales氏は、新型エリーゼのデビューが2020年になると明らかにしました。 ロータス特有の、接着剤で接合されたアルミシャシーも継続して採用され、1,000kgを下回る車重になるということです。 ボディーサイズの拡大も最小限に抑えられるので、現行モデルと似たコンパクトなスポーツカーが期待できそうです。 その後、よりハードコア志向の「エキシージ」にも新型が登場します。
ところで、アメリカでは独特の保安基準が適用されていますが、次期エリーゼは米国市場をもにらんで開発されているため、この基準にも適合することになります。 アメリカの保安基準をクリアするメーカーとしては、世界で最も小規模な会社となります。 Gales氏が公言したロータス全体での販売台数目標は、来年に2,000台、2018年に2,500台となっています。 そして次期エリーゼやエキシージが発売となる2020年頃には、4000台規模に成長することを目処にしているそうです。 また2020年までに同社は、4車種目をどんなモデルにするか決定するとしています。 Gales氏によるとすでにSUV型のプロトタイプ車両が試作されているということですが、デザインの最終審査はまだ先になるようです。 昨今のブームで市場が拡大していることを考えると、やはり純然たるSUVとして誕生すると考えるのが打倒ではないでしょうか。
まだ次世代モデルの登場までは数年待たないといけないものの、ロータスでは現行モデルにも小規模な改良を加えていき,軽量化と品質の向上を目指すとしています。 さらに2017年末までには現行エヴォーラベースでオープントップ仕様が追加されるということなので、次期モデルへの期待と比べるとマイナーな話題かも知れませんが、こちらもお忘れなく。
Lotus Confirms All-New Elise Will Arrive In 2020Ancar | Ancar(アンカー) – 中古車の個人間売買