アストロはアメリカの自動車メーカー「ゼネラルモーターズ」ブランドであるシボレーから1985年より、販売されました。
2005年までの20年もの間人気の車両でしたが、残念ながら現在では生産終了しています。
しかし現在でも中古相場では人気を誇っており、アメ車好きなどの間では人気の車両です。
そんなシボレー アストロですが、人気の車両とは裏腹にあまり詳しくない方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、シボレー アストロの特徴やスペックについて詳しく解説していきます。
シボレー アストロについて詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。
シボレー アストロの特徴
シボレー アストロの最も特徴的といえることは車体の大きさです。
アストロはミニバン車両ということもあり、屋根が高く乗車定員も8名と広々とした室内空間となっています。
その大きな車体を無理なくスムーズに動かしてくれる、エンジンも魅力的です。
アストロはアメ車は故障が多いという定説を覆すほど故障の少ないアメ車で、ガッシリとしたボディを裏切りません。
アストロは初代のモデルからあまり基本構成が変わってないのも特徴的です。
その大きな見た目からは考えられないほどハンドリングがよく小回りが効きます。
シボレー アストロのインテリアとエクステリア
シボレー アストロのインテリアとエクステリアについて紹介していきます。
インテリア
内装は天井が高いこともあり、かなり広々とした空間となっています。
座席は全体的に高めの位置に設定されているため、目線が高く視野が広いです。
アストロの内装はミニバンということもあり、全体的に高級仕様となっています。
さらにアストロの内装はカスタムが豊富で、テーブルを置いたりシートを変更したりと様々なカスタムが楽しめます。
日本では後席の全てを和室の仕様にカスタムしているアストロもあるそうです。
エクステリア
シボレー アストロの外装で一番の特徴はダッチドアと呼ばれるリアドアです。
1992年モデルからはダッチドアと呼ばれる上下別々の、上を跳ね上げ下を観音開きと呼ばれるドアにしました。
ダッチドにすることでバックミラーが見えにくいという欠点を解消しました。
リアと同様にフロントマスクも特徴的です。
角目2灯式のフロントマスクに、ラジエータグリルはブラックアウトされていました。
そのグリルの真ん中に小さくシボレーのボウタイがあるのも印象的です。
シボレー アストロ燃費や維持費
シボレー アストロは車体が大きく排気量も大きいため燃費はよくありません。
街中走行では3~5km/L、高速走行では7~8km/Lです。
AWD車も存在しており、そちらのモデルではさらに燃費が悪くなります。
アストロは年式が古いため維持費も高く、排気量が大きいため高い税金がかかってきます。
アストロは1ナンバー登録ができるため、登録しておくと税金面は安くなり3ナンバーよりも金銭面を抑えられるでしょう。
シボレー アストロのスペック
シボレー アストロのスペックについて紹介していきます。
全長 | 4810mm |
全高 | 1930mm |
全幅 | 1960mm |
ホイールベース | 2820mm |
車両重量 | 2140kg |
乗車定員 | 8名 |
エンジン | V型6気筒OHV |
総排気量 | 4295cc |
最高出力 | 193ps |
最大トルク | 34.6kgm |
アメリカ車のミニバンとしてボディサイズは大きく、車両重量も2トンを超えるため乗用車の中では大型ボディです。
そのため運転がしにくい、ハンドリングが重たいと言ったことを思い浮かべる方もいると思います。
しかし、アストロはエンジンパワーが高いため、車両重量の重たいアストロでも軽々と発進してくれます。
見た目に反してハンドリングも軽く軽快な運転ができることも、特徴的です。
まとめ
シボレー アストロは日本で1番売れたアメ車との呼び声も高いぐらい人気の車両です。
2005年に生産終了しているため現在では、中古車しかありませんが、中古車市場では今でも人気です。
大型ボディからは想像できないほどの、走行性の高さと軽快なハンドリングはアストロの魅力でしょう。
内装は広々としており、大人8人が乗っても居心地の悪くない車内空間です。
内装はカスタムが豊富で、自分の好みの空間に仕上げることができることも、アストロの大きな魅力です。