高級SUVとして50年間愛され続けているレンジローバー、フラグシップモデルということで値段も1,500万円以上と高額です。
ラグジュアリー感と走行性能の高さからイギリス王室やセレブ御用達となりました。
新車価格は1,500万円以上からと中々手が出せない値段です。
そのため、中古車を検討している人もいるでしょう。
しかし、中古車の価格相場や新車との価格差についてご存じの方は少ないのではないでしょうか。
本記事では、中古車の価格相場や新車との価格差について詳しく紹介していきます。
この記事を読むことでレンジローバーの中古車事情について詳しく知ることができます。
レンジローバーの中古価格相場
レンジローバーの中古車価格相場について紹介していきます。
年式 | 走行距離 | グレード | カラー | 中古価格 | 新車価格 |
2021年 | 1.9万㎞ | ウエストンミンスターブラック | ブラック | 13,680,000円 | 15,970,000円 |
2021年 | 0.7万㎞ | ウエストンミンスターブラック
258ps |
ホワイト | 14,780,000円 | 15,970,000円 |
2021年 | 0.6万㎞ | オートバイオグラフィ(ガソリン525ps) | ゴールド | 17,390,000円 | 19,830,000円 |
2020年 | 1.5万㎞ | ヴォーグ258ps | ホワイト | 12,500,000円 | 14,930,000円 |
2020年 | 1.7万㎞ | オートバイオグラフィ(ガソリン525ps) | 真珠白 | 15,900,000円 | 19,830,000円 |
2020年 | 0.9万㎞ | ヴォーグ(ディーゼル258ps) | 真珠白 | 12,690,000円 | 14,930,000円 |
2018年 | 5.8万㎞ | svオートバイオグラフィ ダイナミック | ブラック | 13,380,000円 | 24,950,000円 |
2017年 | 6.0万㎞ | ヴォーグ(ディーゼル) | ホワイト | 8,880,000円 | 14,200,000円 |
2016年 | 6.2万㎞ | 3.0v6スーパーチャージドヴォーグ | ホワイト | 6,490,000円 | 13,710,000円 |
2016年 | 5.1万㎞ | オートバイオグラフィロングホイールベース | 金薄茶 | 8,750,000円 | 18,950,000円 |
2014年 | 4.0万㎞ | オートバイオグラフィ | 紺 | 7,070,000円 | 17,180,000円 |
2005年 | 10.4万㎞ | ヴォーグ | 白 | 1,800,000円 | 11,800,000円 |
レンジローバーの中古車は価格差が激しいものが多い傾向があります。
走行距離が少なくても年式が2年落ちですと、200万円も変わることもあります。
レンジローバーの中古価格は状態により大きく異なる
レンジローバーの中古価格は車両の状態により大きく異なります。
オフロード車ということもあり、ボディーの傷や足回りのサスペンションの状態などにより同じ年式でも価格差があります。
年式や走行距離による価格の違いが多いですがこれは、その分故障するリスクがあるためです。
高級SUVということで内装の状態も価格にかなり影響してきます。
シートのひび割れ・亀裂や電動シートが反応するかなどで大幅に変わってきます。
同じ年式や走行距離でも外装の傷や内装のきれいさなどにより価格差は大きく異なるため購入の際のポイントです。
レンジローバーの中古価格は新車価格から大幅に安い
レンジローバーの中古車は新車価格より大幅に安いものが多いです。
最大の理由は、年式と走行距離によることが多いです。
年式が古いとその分日本の過酷な環境に長くいるということで、電子機器やパッキンの故障が発生します。
さらに走行距離が多いのも故障の原因を招くため大幅に安いです。
そのため5万㎞しか走行していないものでも新車との価格差が1,000万円もひらいていることがあります。
日本車は部品を壊さず長く走れますが、イギリス車は部品は壊れるもの、壊れたら変えればいいという考えです。
そのため走行距離が伸びれば伸びるほどイギリス車のレンジローバーは部品が壊れていくリスクが高まります。
なので、購入するときは電子機器や冷却装置などの点検をしっかりと行なっているお店で購入するとよいです。
レンジローバーは中古車は狙い目
レンジローバーの中古車は程よい状態のものが狙い目です。
中古車は基本的には走行距離と年式が価格に大きく関わっており、レンジローバーも例外ではありません。
年式は5、6年落ちの走行距離5万km前後がおすすめです。
5、6年落ちであれば、現行型の一個前ということもあり、古臭い感じもなく高級SUVという優越感にひたれます。
イギリス製に限らず外国車はメンテナンス方法にもよりますが10万km程で故障が多く出てくるようになります。
そのため5万kmの車体であれば、購入からしっかりとメンテナンスや点検をすることで大きな故障を未然に防げるのです。
例えば冷却装置の故障によりエンジンがオーバーヒートを起こしてしまった場合損害はかなりのものです。
それらを考えるとメンテナンス次第で故障が少なく長くドライブを楽しむための最適な状態だといえます。
さらに購入金額も新車価格よりも1,000万円程安いため金銭面においてもおすすめです。
お金に多少の余裕があるという方は、故障も少なく状態もよい高年式・低走行の車両がよいでしょう。
最高の状態のものでも200〜300万円安いためおすすめです。
まとめ
レンジローバーの中古車は状態にもよりますが、全体的に安い傾向があります。
高年式低走行のものでも200万円も安くなっており、レンジローバー自体が中古車になった時点で安くなる印象です。
年式が古いものは1,000万円も新車より安いためお買い得です。
ですが価格が安い反面、故障のリスクもつきまといます。
そのため購入する際はそれぞれの価格帯と状態を照らし合わせることをおすすめします。