スクールゾーン標識区画で知るべきこと4つ|走行時の注意点とは

スクールゾーンは、主に学校の周辺に設けられている交通安全上の重点対策地域です。この記事では、スクールゾーンについて知っておくべきこと4点を見ていきます。また、走行時に注意した方がいい点についても考えていきます。参考になさってください。

スクールゾーン標識とはどんな標識?

スクールゾーンとは、子どもたちを交通事故から守るために設置された交通安全重点地域のことです。標識は、黄色いひし形のプレートに、子どもが2人で歩いている姿が描かれています。また道路に「スクールゾーン」「学校注意」「保育園あり」といった文字が大きく書かれていることもあります。横断歩道やカーブミラーの設置、歩道の拡張など、スクールゾーンの付近では子どもの安全を守るためにさまざまな取り組みがされています。

スクールゾーンの詳細2つ

スクールゾーンの運用は1972年春の交通安全運動に始まりました。交通事故から通学中の子どもたちを守る目的で設定され、現在まで継続的に安全強化が図られています。学校周辺を自動車で通行するに当たり、知るべき項目が2つあります。それはスクールゾーンの「対象」が誰であるのかということと、「規制の時間」が何時から何時までであるかということです。2つの項目について詳しく見ていきましょう。

スクールゾーンの詳細1:対象

スクールゾーンは、学校を中心に半径500メートルほどの通学路が対象となっています。この範囲には標識が掲示され、ミラーや横断歩道も多く設置されています。スクールゾーンであることを示す道路表示も設けられていることが多いです。地域によっては幼稚園や保育園の周辺もスクールゾーンの対象となっている場合があります。詳しくはその地域を管轄する役所に問い合わせてみるといいでしょう。

スクールゾーンの詳細2:一般的な規制の時間帯

スクールゾーンの規制時間は一律に決まっているわけではなく、地域によって異なります。一般的な規制の時間は、登校時間にあたる午前7時から9時30分までの間に設定されていることが多いようです。また、下校の時間に当たる午後3時前後に設けられている場合もあります。規制の時間は多くの場合補助標識で示されています。標識を確認し、それぞれのスクールゾーンでの規制時間帯を確認して通行する必要があるでしょう。

スクールゾーン標識区画で知るべきこと4つ

スクールゾーンは、標識や道路標示ですぐに知ることができます。しかし、運用ルールは地域によってさまざまです。車両が通行止めになっているスクールゾーンもありますし、規制の時間帯が場所によって異なっていることもあります。スクールゾーン標識区画で気を付けるべき4つの点について考えてみましょう。

知るべきこと1:一方通行や速度制限の場合

スクールゾーンでは、一方通行になる場合や速度が制限される場合があります。その場合は、標識によって示されます。一方通行の標識は、青い長方形のプレートに、白い矢印が描かれているもので、スクールゾーンでは多くその下に規制の時間帯も表示されています。速度制限の標識は丸いプレートです。赤い円の中に、青い文字で制限速度が書かれています。20キロから30キロ以下に規制される場所が多いようです。

知るべきこと2:通行禁止の場合

スクールゾーンが通行禁止の場合もあります。終日通行禁止の場合もありますが、時間が区切られている場合もあります。車両通行禁止の時間帯が設定されている場合には、標識で表示されています。道の入り口にバリケードが置かれるなどして、自動車の通行を一時的に妨げるようになっていることもあります。

通行禁止道路通行許可証を発行する

スクールゾーンが車両通行禁止になっている場合、通行が許可されるのは緊急車両などと許可を受けた車だけです。規制区域内に自宅や車庫があるといった場合は、管轄の警察署に通行禁止道路通行許可証の発行を求める必要があります。許可を受けた車は、スクールゾーンを通行する際に「通行禁止道路通行許可証」を携行しなければなりません。

知るべきこと3:規制は地域によって様々である

子どもを交通事故から守るためのスクールゾーンは全国で適用されていますが、運用ルールは地域ごとに異なっています。ある自治体ではスクールゾーンの対象が小学校の通学路であるのに対し、幼稚園や保育園の通園路にもスクールゾーンを設けている自治体もあります。また、車両通行禁止であるかどうかや規制の時間なども、地域によってさまざまなようです。通行の際には標識を確認し、細心の注意を払った方がいいと言えるでしょう。

知るべきこと4:学校が休みの時は?

主に学校周辺の通学路に設置されているスクールゾーンですが、学校が休みの日も規制は適用されるのでしょうか。土日祝日の場合と、夏休みなどの長期休暇の場合にどうなっているか、ご紹介します。

休日・祝日の場合

一般的に、学校が休みになる土曜日、日曜日、祝日はスクールゾーンの規制対象外となります。その場合は補助標識で「土日を除く」などと表示されていることが多いです。表示がない限りは規制が適用されますので確認してから通行しましょう。また、規制対象外の日でも、学校の付近では子どもの安全を優先した運転を心掛けた方がいいでしょう。

長期休みの場合

スクールゾーンの規制は原則的に1年365日適用されます。夏休みや冬休みなどの長期の休みでも、スクールゾーンを自動車で通行するときは注意が必要です。たとえば夏休みに登校日やプール指導などで子供たちが登校することはあるでしょう。このような場合は特に一人で歩く子どもが多くなり、普段よりも交通に気をつけなければなりません。学校の周辺を通行するときには時期を問わず注意したほうがいいと言えます。

スクールゾーンでの走行時の注意点3つ

車を運転するときには誰もが交通事故を起こさないように気を付けているものでしょう。けれども、スクールゾーンという標識のある道路では、特に一層の配慮が求められます。スクールゾーンで万が一にも事故を起こさないために、どのような点に注意して運転すればいいでしょうか。3つの点を挙げてみます。

走行時の注意点1:危険を予測する

道路では、予測できないことが起こりがちです。どこから人が飛び出してくるかはわかりませんし、止まるだろうと思った車が止まらずにぶつかりそうになったりすることもあるでしょう。スクールゾーンでは特に危険を予測するようにしましょう。一般道でも、もちろん注意は必要ですが、スクールゾーンは小さな子どもたちの通り道であるため、より一層気をつけながら運転した方がいいでしょう。

走行時の注意点2:最大限の徐行をする

スクールゾーンを走行するときには最大限の徐行をしましょう。通学路には子どもが歩いています。どんなに注意深く危険を予測したとしても、リスクはゼロにはならないでしょう。最大限徐行していれば、万が一何かあったときにもすぐに車を止めることができます。規制速度に関わらず、いつでも止まれるようなスピードで走ると安心でしょう。

走行時の注意点3:油断しないこと

運転するときには油断は禁物ですが、スクールゾーンでは、特に気を抜かずに運転することが必要でしょう。スクールゾーンは、子どもたちのための安全を考えて設置されています。子どもは予測できない行動をとることが多いものです。たとえ人の気配を感じなくても、油断せずにゆっくりと車を走らせましょう。

スクールゾーンで違反した場合の罰則は?

スクールゾーンでは、道路交通法が適用されます。罰則規定によると、違反した場合3ヵ月以下の懲役または 5万円以下の罰金となっています。車両通行禁止や制限速度は標識によって示されているので、事前に確認し、違反を犯さないようにしましょう。

第八条 歩行者又は車両等は、道路標識等によりその通行を禁止されている道路又はその部分を通行してはならない。
2 車両は、警察署長が政令で定めるやむを得ない理由があると認めて許可をしたときは、前項の規定にかかわらず、道路標識等によりその通行を禁止されている道路又はその部分を通行することができる。
3 警察署長は、前項の許可をしたときは、許可証を交付しなければならない。
4 前項の規定により許可証の交付を受けた車両の運転者は、当該許可に係る通行中、当該許可証を携帯していなければならない。

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search…

スクールゾーンの標識を確認しよう

スクールゾーンは子どもたちを交通事故から守るために設定された、交通安全重点対策地域です。スクールゾーンであることは標識や道路標示などによって、わかりやすく示されています。通行する範囲にスクールゾーンがある場合は、規制の詳細を確認しておきましょう。

子どもたちの通学時間帯は保護者やボランティアが周辺に立ち、目を配っていることも多いのではないでしょうか。車で走行する際にはルールを守り、事故の当事者とならないようにするためにも安全運転に配慮しましょう。


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