【マツダ フレアワゴン】OEM車とは?性能、スペックなどを解説

マツダのフレアワゴンはスーパーハイトワゴンというジャンルに属する軽自動車です。環境性能、走行性に優れており乗る人全員が気持ち良く乗れることを売りにしています。今回はマツダフレアワゴンの性能を紹介しつつ、OEM車の解説をしていきます。


【マツダ フレア ワゴンの特徴】

<初代モデルはスズキパレットベース>

マツダフレアワゴンの初代モデルは2012年のAZワゴン販売終了とほぼ同時期で、初代モデルはスズキのパレットをベースとしており、当時から大人気となったトールサイズの軽自動車として好調な販売を記録しました。このモデルはスズキからマツダだけでなく日産にもOEMで供給されており、日産ではルークスとして販売され、スズキを起点とした三姉妹モデルとして販売を伸ばしました。

<二代目の現行モデルはスズキスペーシアベースに>

2013年後半からはスズキのスペーシアをベースにしたモデルに切り替わり、この時点で日産のルークスは三菱自動車のEKワゴンからのOEMというよりも、三菱・日産の軽自動車共同モデルへ移行します。スズキのスペーシアが主婦を中心とした女性からの高い支持を受けたこともあり、このマツダフレアワゴンもまた更に好調な販売を継続します。

<いずれのモデルも高いユーティリティー>

軽自動車が絶好調の時代にデビューしたこれらのモデルは、本家のスズキにおける好調と並んでマツダにおいても非常に多くの女性ユーザーからの支持を集めました。軽自動車の規格いっぱいの高さで、室内空間はシートアレンジを含めて非常に使い勝手がよく、現行モデルにおいても大人気が継続しています。

【マツダ フレア ワゴンの歴代モデル】

<初代MM21S型>

初代は2012年度に販売を開始し、翌年2013年度まで継続して販売されました。スズキのパレットと全く同じ仕様で、エンブレムのみ変更されたものになっています。これは三姉妹の日産ルークスにおいても同様でした。

<二代目MM32S型・MM42S型>

現行モデルとなる二代目は2013年下期から販売を開始したもので、日本カーオブザイヤーにも選出されるなど、国内での好調な販売が示すように、各方面から非常に高い評価を受けてきました。また、スズキの軽自動車における技術の進歩が目覚ましく、ブレーキ時の回生エネルギーを活用したエネチャージが搭載されるなど、ユーティリティーだけでなく燃費性能についても飛躍的な向上がありました。

【中古車価格について】

<マツダ フレア ワゴンの初代モデル>

初代のスズキパレットをベースとしたモデルは、今年で4~5年目のモデルとなり、2回目の車検を迎えるタイミングの物件が増加しています。廉価グレードの市場価格が、車両本体で50~60万円程度で、良い装備の高いグレードのものは車両本体価格が80万円から90万円弱となっています。諸費用などを含めると、全体としては約65万円から100万円という価格帯になっています。

<マツダ フレア ワゴンの二代目モデル>

現行モデルは登場からまだ年数が経過しておらず、初代のスズキパレットベースよりも更に人気が高いスズキスペーシアベースになったことから、中古車の市場価格も更に高くなっています。最も古い2014年式モデルで廉価グレードのものであっても車輛本体価格が90万円程度となっていて、人気の高さがここにもはっきりと表れています。なお、程度の良い1~2年落ちの物件は、だいたいが110万円~125万円と、非常に高額です。人気の高いモデルにおける軽自動車の価値が高止まりしていることが分かります。

【第二世代モデルがおすすめ!】

マツダフレアワゴンはまだ5年程度と歴史が浅いモデルですが、初代はパレット、二代目はスペーシアと、同じスズキの大人気ハイトワゴンではあるものの、販売実績の差が物語るとおりに、現行のスペーシアベースのモデルが圧倒的に人気が高く、実際に性能やユーティリティーについても現行モデルのほうが極めて優秀なものだと言えます。

【現行二代目モデルの燃費】

現行モデルはハイト系ワゴンの中ではクラストップレベルの燃費性能を誇ります。これは、エンジンの能力向上だけでなく、エネチャージなどのスズキ独自の最新燃費技術がどんどん投入されたからです。カタログにおける燃費の数値は29.0km/lですが、実際には市街地走行をメインとする場合、20km/lを大きく下回るのが実情です。地方都市などをメインとして燃費に対する好条件の環境であれば、20km/lを超える実燃費の好記録が多く報告されています。なお、高速道路では、概ねカタログの数値どおりとなっています。

【現行二代目モデルの維持費】

これまでの軽自動車と大きく異なるのは、アイドリングストップやエネチャージといった高性能バッテリーを搭載していることです。エネチャージ用のリチウムイオン電池は、よっぽどの過走行でない限り交換は不要ですが、一般的なバッテリーについては、これまでどおりの周期で交換が必要になります。その際に、これまでの一般的な軽自動車向け小型バッテリーではなく、アイドリングストップ対応の容量のバッテリーを用意しなければならないので、この点だけは維持費の面で大きな差となります。これ以外はオイルやオイルフィルター、タイヤやワイパーゴムなど、一般的な軽自動車とほとんど変わりありません。

【現行モデルについていてほしいオプション3選】

<①両側パワースライドドア>

ミニバンやハイト系ワゴンではもはや定番になりつつある両側のパワースライドドアは、この手のクラスに必須の相手もと言えます。ボタン一つで自動開閉は主婦層からも高い支持を受けています。セットオプションのために単体の価格としては購入できないことから、低いグレードに装着の場合には10万円以上の価格差となります。

<②HIDヘッドライト>

既にLEDライトが主流になりつつあるため、全く注目されませんが、夜間の視界確保にはこの装備は必須です。オプション価格も3~4万円程度と非常に安価です。

<③ドアハンドルガーニッシュ>

あまり知られていませんが、軽自動車はそれほど塗装が強くないので、使用頻度が極めて高いドアハンドルに周囲には、こういったガーニッシュを装着しておくと傷のガードになります。

【まとめ】

マツダフレアワゴンは女性を中心に高い支持を得ている大人気のハイト軽ワゴンです。人気ゆえに中古車相場はかなり高い状態が続いていますが、比較的新しくコンディションの良い物件が多いので、オススメの一台と言えます。

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