ホンダフィットは乗用車では最も小型であり、同時期の同クラスの他の車種と比べて優れた走行性能と低燃費の両立そして広いラゲッジスペースを確保していて、多くの人から人気を得ています。今回はホンダフィットの中古車情報をまとめました。
ホンダ フィットの特徴
ホンダ フィットの特徴①
ホンダフィットは誰でも運転がしやすいという扱いやすさに特徴を持った車です。ボディサイズが小型な点もさることながら、小回りが利いて視認性も良いです。運転の支障になりそうな要素を徹底的に排除されたバランスの良い車に仕上がっていますので、初めての人でもフィーリング良く運転を楽します。それゆえに初心者からお年寄りまで幅広い年齢層に支持され、運転があまり得意ではない女性から支持も厚いです。
ホンダ フィットの特徴②
コンパクトカークラスの中では一際優れたラゲッジスペースも特徴的です。コンパクトカークラスでありながらもセダン並みの荷室を有しています。通常時でも荷物を沢山載せることができますが、リアリートを倒すことでさらにスペースを拡大することも可能です。スキー板のような長さのある荷物をはじめ、自転車を立てたまま載せることも可能など、優れたスペースで使い勝手は抜群です。それだけ全体的に広さにゆとりがある車ということであり、狭さを感じることなく快適に乗車することができます。
ホンダ フィットの特徴③
優れた燃費性能もホンダフィットの特徴でしょう。燃費のランキングでもトップクラスに位置する車ですので、低燃費の車をお探しの人に打ってつけです。特にハイブリッドカーは優れた燃費性能を誇ります。現行車には従来のハイブリッドシステムから進化を遂げたi-DCDというシステムが搭載されていますが、低燃費でありながらパワフルな走りを実現しています。燃費のために走りが犠牲になることもなく、お財布に優しいながらもドライブの楽しさを感じさせてくれるのです。
ホンダ フィットの歴代モデル
ホンダ フィットの歴代モデル①
歴代モデルの中でも流通量が多いのは2007~2013年まで販売されていた2代目です。初代をさらに熟成させたモデルであり、コンパクトカーの代表格として支持されていました。買い求めやすい価格でありながら、総合的なバランスの良い車として多くのドライバーから人気でした。今なお現役で走っていることも多く、長年親しまれ続けています。なお、ハイブリッドモデルが登場したのは2010年のことでしたが、この頃はIMAと呼ばれるハイブリッドシステムを基本としていました。
ホンダ フィットの歴代モデル②
現行モデルは3代目に当たりますが、3代目は2013年からのフルモデルチェンジからスタートしています。エクステリアやインテリアをはじめ、内部の機構も見直され新しいホンダフィットとして生まれ変わりました。特に印象的なのはエクステリアです。それまでのおっとりとしたフロントマスクから一転して、シャープな印象のマスクへと変化しました。新型のハイブリッドシステムの導入やホンダセンシングと呼ばれる安全運転支援システムも搭載されるという大きな転換期となっています。
中古車価格について
ホンダ フィットの歴代モデル①
中古車価格としては、初代の場合ですと50万円以下で販売されていることが多いです。年式としても相当に古くなりますので価値も比例して下がっています。
流通量が多い2代目となると30~120万円くらいの中古車が目立ちます。2代目の最終モデルともなると相場もまだ高めであり、130~170万円くらいでの販売も確認できます。しかしながらフルモデルチェンジをきっかけに中古車の流通量も増えていますから、相場もそれに伴い低下傾向にあるでしょう。とは言え定番の車でもあるため、他の車種と比べても相場が下がりにくく未だに人気を集め続けています。
ホンダ フィットの歴代モデル②
現行モデルでもある3代目となると相場も高くなります。90~190万円以上での販売も多くありますので、中古車として購入するにしても相応の負担は発生すると言えるでしょう。
なおホンダフィットは熟成された2代目でも人気があるため、敢えて古いモデルを購入するというオーナーも珍しくありません。2代目の方がこなれている価格帯ということもあり支持されています。しかしながらフルモデルチェンジをした3代目は前代のフィットよりもさらに進化していますので、どこに価値基準を置くかによって選択の仕方も違ってくるでしょう。
ハイブリッドモデルがおすすめ!
歴代のホンダフィットの中でのおすすめとしては、3代目以降のハイブリッドモデルと言えるでしょう。熟成されたフィットをさらに進化させている上、優れた性能を持つハイブリッドシステムを搭載していますので、この車を存分に楽しむためにも打ってつけです。
また、リセールバリューを考えた時にもメリットがあります。ハイブリッドモデルの方が基本的な価値が高く、中古車として売る時にも良い値段が付きやすいです。乗り替えをする時にも有利に進めることができますから、後々のことを考えるとメリットが大きいです。
おすすめモデルの燃費
燃費性能として概ね20~25リッター程度になることが多いようです。他メーカーのトップを行くハイブリッドカーでも同等程度の数値になりますので、他と比べても見劣りをしない性能と言えるでしょう。トップクラスの燃費性能を誇っているため、維持費が気になる人にもおすすめです。
なお、ホンダフィットはガソリンモデルでも燃費性能が比較的優れており、おおむね14~17リッター程度の数値を示しています。そのためガソリンモデルでも十分に満足されることもあります。
おすすめモデルの維持費
■年単位でかかる費用
・自動車税:3万5千円
・車検代:7~8万円
■毎月かかる費用
・ガソリン代
(1年1万km&カタログ燃費×レギュラー120円):年間6~7万円
・駐車場代:1万円
任意保険代(年齢30歳、免許証ブルー、30歳以上限定、本人限定、車両保険無し、新規で申込、年間走行距離11000km以下):約5万円程度
ハイブリッドモデルについていてほしいオプション3選
オススメオプション①
装備されているとメリットがあるオプションとしては、「ベーシックインターナビ・オプション価格137160円」が挙げられます。純正ですと価格が高くなってしまうことが多いため、社外品で済ませられてしまうこともありますが、純正ですと、後退出庫サポートをはじめ、後方死角サポート、車線キープサポート、ETC、ステアリングオーディオコントロールといった機能と連携させられるようになります。安全な運転をするためのサポート機能がプラスされますので、安心を考えた場合に装備されているとメリットが大きいです。
オススメオプション②
「ナビ装着用スペシャルパッケージ・オプション価格41,944円」もおすすめと言えます。これは後方視界を確認するための、リアカメラをはじめ、オーディオコントロールスイッチ、TV用のプリントアンテナ、4スピーカーがセットになったパッケージですが、単体で購入するよりもお得なセットとなっています。純正ナビで後方確認サポートを受けるためにも必要な装備ですので、ベーシックインターナビとのセットであると役立つオプションと言えるでしょう。
まとめ
ホンダフィットは言わずもがなコンパクトカーの中でも人気の高い車種です。長年売れ続けており日本を代表する一台と言っても過言ではありません。そんなフィットは今もなお進化中で着実にレベルアップを重ねています。特にハイブリッドモデルは魅力的と言えるでしょう。従来のハイブリッドシステムは貧弱な面もあったものの、現行システムは優れた性能を持ち多くのオーナーを唸らせています。これから中古で購入する時にも現行のハイブリッドモデルがおすすめであり、買って失敗のない車と言えます。