Ancar超特価!!薄くシャープな印象の現行モデルと比較して、厚みが残りまだ重厚感を残しつつ、よくまとまった嫌味の無いスマートなデザインが特徴的な先代3シリーズ。バルブトロニック採用で4気筒ながらよく回るエンジンを搭載した320iが低走行にも関わらず100万円切りで紹介中!
塊感の残る、スマートなデザインが特徴の先代E90型3シリーズ
現行型の6代目F30型3シリーズはフロントマスクが縦に薄く横に長く、精悍で切れ味鋭いシャープな印象を与えます。
しかし、かつての3代目E36型から続く、塊感のあるデザインを好む人も多いはず。
その延長線上で最後のモデルとなったのがE90型で、ボディ全体で塊感を主張しつつも、フロンマスクは3シリーズ中興の祖、E36型の印象を残したデザインです。
重厚感を持ちつつ決して威圧感は与えない3シリーズの持ち味をよく生かしており、今回Ancarで出品されているモデルもホワイトのボディカラーも相まって、自己主張は控えめです。
3シリーズはプライベート用サルーンとしてだけでなく、ビジネス用途でもよく使われるモデルですから、この控えめ感が目立ちすぎず、それでいて中身は望むドイツ車なので最適!
そう思う人にはかなりマッチするモデルでしょう。
全車バルブトロニックエンジン搭載、320iは4気筒化
E90型から320iのエンジンは従来の6気筒エンジンから、4気筒エンジンに変更されています。
昔ながらのシルキーなBMW「ストレート6」を好む層には、6気筒エンジンへのハードルが上がってしまった形となりましたが、そこはBMW、ただエンジンを4気筒化したわけではありません。
先行して登場した1シリーズの120iと共通の4気筒2リッターエンジンはスロットルバルブを廃して可変バルブ機構でスロットル制御を行う「バルブトロニック」と採用しています。
従来のスロットルバルブとは異なり、アクセルの踏み込み量に応じて吸気バルブのリフト量を可変させる事で吸気抵抗低減とスロットルレスポンスを向上。
踏み込みに対する加速感は以前のモデルより格段にシャープになっています。
もちろん3シリーズとしてはベーシックとも言える320iですから絶対的なパワー感があるわけではありません。
それでも、アウトバーンを走るのでも無い限り、十分な性能とレスポンスを持っていると言えるでしょう。
居住性が大幅に改善し、剛性感も高いボディ
先代E46型まで問題となっていた後席の居住性は、このE90型で大幅に改善されました。
先行してデビューしていた1シリーズをベースに、ホイールベースを100mm拡大した事で後席の卑屈感は無くなっています。
乗降性も大きく向上しているため家族での使用や送迎用途でも十分な実用性を得ました。
さらに剛性感が大幅に向上した事で、舗装路であればスポーティなサスペンションも相まって、走行安定性は大幅に高まっています。
特にエンジンが4気筒化された320iではエンジン全長の短縮と軽量化によってオーバーハング部の慣性も小さくなり、小気味良いドライブも可能です。
高速道路での巡航などで安定感を得られる一方、細かい道を走る時でもストレス無くドライブを楽しむ事ができるようになっただけではありません。
2リッターエンジンのトルクがありますから、昔の318iほどアンダーパワーなわけでは無いのもポイントです。
これまでのオーナーによるカスタマイズ部分
2007年式で9年の間に現オーナーで2人目ですが、走行距離は3.32万kmとまだ少なく、大事に乗っていたようでボディや内装にどうしても発生する使用感を除けば、特にヤレなどは見られません。
その一方でいくらかカスタマイズされており、後付けでETCやカロッツセリアのHDDナビが搭載されています。
また、リアのナンバー付近にはパナソニックのCCDカメラが装着されており、バックモニターとして機能。
さらにE90型3シリーズには、全車標準装備のランフラットタイヤとスポーツサス、高剛性ボディのミスマッチによる、路面のギャップを拾った時の乗り心地への影響がありましたが。
現在はエアンフラットタイヤでは無い通常タイヤ(GOLDWAY R838 205/55ZR16)に換装されていますので、乗り味は若干穏やかになっています。
元がランフラットタイヤ標準装備のためスペアタイヤを積んでいない事から、パンク応急修理キットを積むなどの対策は必要です。
しかし、乗り心地という点ではむしろプラスに考えても良いでしょう。
ノーマルに比べれば便利になるカスタマイズが施され、低走行しかもまだ初回登録から10年以内、市場価格は190万円のところ、Ancarならではの99万円!
100万円切りというところに、現オーナーの意気込みを感じますね。
まだ新しく、塊感あるデザインの先代3シリーズがこの価格で乗れるのですから、まさに超特価掘り出しものと言えるでしょう!
ファミリーユースからビジネス用途まで、使いでのある輸入高級セダンBMW320i、この機会にいかがですか?