大幅改良で新型となったCX-5はどう進化したのか?

マツダの人気クロスオーバーSUVであるCX-5が2021年11月に大幅な改良を施されて新型へと生まれ変わりました。

デビュー以来商品改良を続けて常に最新モデルとしてブラッシュアップしてきたCX-5ですが、今回の商品改良ではどのような点が進化したのでしょうか?詳しくご紹介しましょう。

マツダCX-5の概要

2012年2月に発売されたCX-5は、マツダの新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」を全面採用したクロスオーバーSUVです。燃焼効率の優れた「SKYACTIVエンジン」や上質な乗り心地で高機能の「SKYACTIVシャシー」、そして軽量高剛性の「SKYACTIVボディ」によりマツダの屋台骨を支える人気車種となりました。

大きな特徴としては、圧縮比をガソリンエンジン並みの14:1にまで下げ、トルクの力強さを犠牲にせず高回転化させた新開発のSH-VPTS型2.2 Lディーゼルターボ「SKYACTIV-D 2.2」の採用です。優れた低燃費と4.0 L V8ガソリンエンジン車並みの最大トルク420 N·mを両立させた「SKYACTIV-D 2.2」によって、他のクロスオーバーSUVとの差別化に成功しています。

2代目CX-5の誕生

そして、5年足らずで初のフルモデルチェンジし、2017年12月にマツダの新世代商品群の第1弾として発売されたのが2代目CX-5です。

その改良カ所は、エクステリアから車体構造までにおよぶ多岐にわたるものとなっています。エクステリアはシグネチャーウィングの立体感を強めたフロントグリルなどで先進的なデザインに変わっていますが、全体的にはキープコンセプトであり、エンジンを含めた機能面も初代と基本は変わりませんが全てが改良されています。

特にマツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE」は追従可能な車速の速度域の下限を0km/hに拡大させ、0~100km/hの間での追従走行が可能となるのなど、安全装備は大幅に機能が向上しています。

新型マツダCX-5の改良点

マツダは、国産メーカーには珍しく毎年のように商品改良を行っています。その内容はエンジンの細かなセッティングの変更や、機能の追加のような目に見えない部分のブッシュアップが多いのですが、2021年11月での商品改良はこれまで以上に大きな改良が施されており、マツダ自身が大幅改良と称するほどでした。

新型マツダCX-5 エクステリアの変更点

エクステリアデザインでは、「魂動デザイン」コンセプトはそのままにキャラクターラインの使用を極力抑え、造形や質感を強調してSUVらしい力強さが加わった新しいデザインとなっています。

網状の面的な表現から奥行きを感じさせる立体的な降るんとマスクになり、ヘッドランプ・リアコンビランプといったランプ類は、外形のデザインが変更され、4つの横長楕円形状のLEDを採用しています。

また、ボディカラーは「チタニウムフラッシュマイカ」と入れ替えで、新色の「ジルコンサンドメタリック」が設定されました。

新型マツダCX-5インテリアの変更点

インテリアではボディ・サスペンション・シートの剛性アップにより、乗り心地と静粛性をさらに進化させています。

また、荷室は使い勝手を向上。フロアボードは上段、下段、前後2分割が可能で荷室フロアはテールゲートの開口部との段差をなくしてフロア下のサブトランク容量を拡大しています。

さらに、上下可動、前後2分割スライド、裏面防水ボード&サブトランクボックス防水加工の3つの機能を併せ持ったリバーシブルラゲッジボードを採用して利便性を工場しています。

新型マツダCX-5走行性能の変更点

新型ではオンロードからオフロードまで人馬一体感を高める「MAZDA INTELLIGENT DRIVE SELECT」を採用し、従来の「NORMAL」と「SPORT」に加え、新たに「OFF-ROAD」モードを設定しています。

「OFF-ROAD」モードは、トラクションを重視し高い走破性が得られ悪路走行を含むアウトドア走行に最適なモードとなっています。

新型マツダCX-5新しい特別仕様車

特別仕様車では「Sports Appearance(スポーツアピアランス)」及び「Field Journey(フィールドジャーニー)」が追加されています。

Sports Appearanceは、スポーティな気持ちの昂ぶりや都会性を求めるユーザーのため、全身をブラックでまとめ赤のアクセントを効かせたデザインとすることでることで、大人のスポーツマインドを刺激する仕様となっています。

Field Journeyは、専用外装により大自然の逞しさや力強さに引けを取らないタフさを表現し、日常生活もアウトドアライフも楽しむためSUV感を高めた仕様となっています

新型マツダCX-5のまとめ 

発売から5年というタイミングでの大がかりな商品改良を実施したCX-5ですが、実は「フルモデルチェンジでは?」という情報もありました。

しかし、実際には大がかりな商品改良を選択したマイナーチェンジでした。

マツダは売れゆき好調なCX-5は、まだ商品力を向上させる余地があるとして、ブラッシュアップすることにしました。

さらに、特別仕様車を追加することでユーザーへ改めてCX-5の魅力を提示することも忘れていません。

現行CX-5の完成形となる新型CX-5を是非注目してみましょう。

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