BMWは日本でも人気の輸入車です。そんなBMWの車両をベースにチューニングを施した車の製造、販売されるアルピナは、BMWとは違ったデザイン、性能があります。
今回は、アルピナの特徴や販売されている車について解説していきます。
アルピナとは?
アルピナはドイツの自動車メーカーです。BMWの車両をベースにチューニングを行い、BMW公認となっています。
BMWのMシリーズは、スポーティーな走りを追求していますが、アルピナでは走りに加え、ラグジュアリーさも追求された車です。
BMWとアルピナの違い
以前のモデルであれば、フロント、リアのエンブレムがアルピナではアルピナ独自のエンブレムが採用されていました。
しかし、現行モデルではアルピナの車両もエンブレムはBMWのものが採用されています。現行モデルには、アルピナのエンブレムはステアリング等、車両の一部に反映されています。
アルピナの特徴としてホイールがあります。アルピナでは、細い20本のスポークのアルミホイールはアルピナブランドで採用されてきたものです。
ホイールは車の印象を大きく変化させるので、分かる人にはエンブレムがBMWでも、20スポークアルミホイールはアルピナだと気づきます。
エクステリアでのアルピナ特有のデザインとして、サイドにアルピナラインがあることです。
アルピナ特有のこのデコレーションはエクステリアでのBMWの差別化をはっきりさせて、アルピナ車に乗っている特別感を感じさせてくれます。
インテリアではウッドパネルを採用したり、全体としてシックなデザインとなっています。アルピナはスポーツカーよりはリムジンをイメージされているものが多いのでそういったものを感じさせてくれます。
エンジンや駆動システム等、パワートレインはBMWのものをベースにアルピナ独自のチューニングを施されています。
Mシリーズと比べどちらが良いかというよりも、それぞれの個性があって、ドライバーそれぞれの好みで分かれると思います。
アルピナで販売される車
アルピナではBMWでいう3シリーズから8シリーズまでの車両が製造、販売されています。BMWのMシリーズをベースとしているので、どの車も最上級のものとなります。下記でいくつかの車について簡単に説明します。
アルピナ B3
アルピナの中では最も安いモデルです。安いと言っても新車価格1,229万円〜ですので走りもデザインも最上級のものです。
3.0L 直列6気筒ターボエンジンは、最高出力462PS、最大トルク700NmのハイパワーでCセグメントサイズの車両なので、軽快かつパワフルな走りを実現させてくれます。
アルピナ B5
アルピナ B5は4.4L V8ターボエンジンを積んだスーパーカー並のパワーを持った車です。最高出力621PS、最大トルク800Nmで最高速度は300Km/hも超えてきます。
アルピナのB6~B8でもエンジンは4.4L V8ターボエンジンが採用されています。ですので、最も軽量なB5はスーパーカーさながらのパワーでありながらそこまで車両重量が無くスポーティーな走りで楽しませてくれます。
アルピナ D3 S
直列6気筒ディーゼルターボエンジンを積んだD3 Sは、ディーゼルエンジンかつ48Vマイルドハイブリッドテクノロジーも採用されています。
48Vのバッテリーが制動時のエネルギーを利用して発電し、低回転域での走行時のレスポンスを向上させてくれます。
まとめ
今回は、BMW公認チューナーであるアルピナについて解説しました。アルピナでは、BMW最上級の車両をさらにリムジンのような車を求めてチューニングされた車が販売されています。
アルピナは全国各地に正規代理店があります。是非、興味のある方は一度足を運んでみてください。中古でも流通しておりますので、中古を検討するのもありだと思います。ぜひご検討ください!