「PHEVを購入したいがどの車種がいいかわからない」方がいるのではないでしょうか。
PHEVの車を購入するには、まずどのメーカーがどのような車種を扱っているのかを知る必要があります。
通常のエンジン車と比べると、PHEVの車の方が比較的で高い価格で販売されています。
そのため購入する際には、慎重に選ぶことが肝心です。
本記事ではPHEVについての説明を始め、おすすめのPHEVの車種をご紹介します。
そもそも「PHEV」とは?
PHEVとは、プラグインハイブリッドのことをいいます。
PHEV搭載の車は、通常のハイブリッドカーに外部からプラグを用いて充電できます。
PHEVの場合、短距離走行であればバッテリーのみで走ることができ、長距離であればエンジンでバッテリーの充電を行いながら走ることができます。
さらに非常時には、家庭用非常電源として家庭家電への給電を行うことも可能です。
燃料がある限りバッテリーの充電ができるため、災害などのトラブルが起きた時には大活躍することでしょう。
また主にバッテリー走行であるため、燃料費などの節約にもつながります。
燃料はバッテリー走行をアシストする役割であることがほとんどで、燃料のみで走行するシーンはあまりありません。
PHEVは、燃料で走行することで発生する排気ガス量も抑えられ、地球環境にも優しいといえます。
おすすめのPHEVの車種をご紹介
ここではジャンル別に分けて、おすすめのPHEVの車種をご紹介します。
ご紹介する車種は、SUV・コンパクト・セダンの3つに分けているためぜひ参考程度にご覧ください。
SUV
SUVの中でおすすめのPHEVは、以下の車種が挙げられます。
・アウトランダーPHEV(三菱)
・レネゲード 4xe(Jeep)
・RAV4 PHV(トヨタ)
アウトランダーPHEVは、自宅やショッピングセンター、コンビニエンスストア、三菱自動車販売店などで充電ができます。
自宅やショッピングセンターなどの普通充電では、約7時間30分で充電が完了します。
さらにコンビニエンスストアや三菱自動車販売店などの急速充電では、約38分で80%まで充電できます。
レネゲード 4xeは、専用充電器や専用コンセントを設けることで自宅でも手軽に充電ができます。
ただし家庭用の充電器やコンセントからでは、普通充電のみの利用となります。
とはいえ約4時間充電することで満タンにできるため、自宅内にいる時間の間に充電しておくといいでしょう。
RAV4 PHVは、大容量バッテリーと高出力モーターが搭載されており、電気自動車と思えないほどパワフルな走行が魅力的です。
さらに電気式4WDシステムが採用されていることで、雪道や砂利道などの道では走行のアシストがしっかり行われます。
コンパクトカー
コンパクトカーのPHEVの中では、以下の車種がおすすめです。
・プリウスPHV(トヨタ)
プリウスPHVは、家庭用非常電源と使用する際には車内にある2箇所のコンセントから給電ができます。
さらに車両ルーフの大型ソーラーパネルを用いれば、太陽光発電でバッテリーへの充電が可能です。
燃料がある限りバッテリーへの充電はできますが、いざ燃料がなくなった時には車両ルーフの大型ソーラーパネルを使用するといいでしょう。
セダン
セダンの中では、以下の車種がおすすめです。
・745e(BMW)
・S60 リチャージ(ボルボ)
745e(BMW)は、6気筒搭載のパワフルなプラグインハイブリッドカーです。
また8速ATであるため、道の状況に合わせてスムーズな変速は可能です。
さらに電気のみで走行した場合、時速140km/hまで出すことができます。
BMWの7シリーズの中でも、パワフルな走りをしながら排出ガスも抑えられ地球環境にも優しい車種としておすすめです。
S60 リチャージは、ボルボ最新のプラグインハイブリッドが搭載された車種です。
ハイブリッドモードに設定すると、エンジン走行とバッテリー走行を効率よく行い、ピュアモードに設定すると排気ガスを全く出さない走行ができます。
またバッテリーは車両中心部分に搭載されているため、重心が安定しバランスのいい走りが特徴的です。
まとめ
PHEV搭載の車は、地球環境にも優しく非常用電源としてトラブル時には大活躍します。
電気自動車化が進む中、PHEVの車種を購入しようかと検討している方もいることでしょう。
PHEV搭載の車にはどのような車種があるのか気になる方は、ぜひ今回ご紹介したおすすめのPHEVの車種を参考程度にご覧ください。
きっとこれからもPHEVの車種が増えていくことでしょう。
燃費がいい車をお探しの方は、まずはPHEVの車種を検討してみてください。