フランスの自動車メーカー、ルノーは日本でも販売されている人気の車です。輸入車ですので、国産車やBMW、メルセデスベンツ、フォルクスワーゲンなど輸入車と比べディーラーの数は少ないです。そこで、今回はルノーの販売されている車が日産で購入できるかについて説明していきます。
日産でルノーを買う事ができる?
結論から申し上げますと、日産ディーラーの一部店舗でルノーの車は取り扱っています。また、カングーだけ等、一部車両だけということもあります。ご購入検討の際は、一度、近くのディーラーに問い合わせてみましょう。
また、日産とルノーの各ディーラーが同店舗内の1階2階など同じ場所にある場合もあります。この場合は、ルノーディーラーで購入することができ、整備工場などは日産と共同になる場合が多いです。
日産とルノーの関係
ルノーは日産を連結子会社としています。ですので、ルノーと日産は協力体制のある自動車メーカー同士です。
ルノーのルーテシアでいうとプラットフォームは日産のノートと同じものが使われていたりもします。
また、ルノー、日産、三菱が共同で、自動車の電動化やプラットフォームの共有化も進められています。
日本で販売されているルノー車
ルノーは日本では珍しくMT車を多く採用している車が多いことが特徴の1つです。また、実用性の高い商用バンのカングーや走りを求めたメガーヌと多彩なラインナップです。以下で日本で販売されるルノーの車を紹介していきます。
トゥインゴ
Aセグメントのハッチバック車であるトゥインゴの一番の特徴はエンジン駆動方式がRRであることです。エンジンをリアに積み、リアのタイヤが駆動するRRでは、キビキビとしたハンドル操作性や小回りが効き、扱いやすく楽しめる車です。
また、可愛らしい見た目に加え、リアのハッチが全面ガラスであることやお金が掛けられていないながらにお洒落な内装など、フランス車らしいデザインの車となっています。
ルーテシア
ルノーのBセグメントハッチバック車となるルーテシアは、プラットフォームが日産のノートと同じであることなど、日産とのつながりも感じる車です。
日本ではあまり見かけることが無いですが本国フランスではごく普通の車です。ですので、日本車での日産ノートやホンダフィットと同じような扱いで珍しく、フランス車らしいおしゃれなルーテシアは、人と違う車に乗りたい方におすすめです。
キャプチャー
キャプチャーはルノーのコンパクトSUVである車です。ライバル車でいうと、プジョーの2008やホンダヴェゼル、トヨタCH-Rなどです。
1.3リッターのターボ付きエンジンを備え、高速での合流などにも充分に力を発揮します。また、リアシートを倒せば最大1235リッターの荷室を確保できるなど、アウトドア等にも向いている車です。
アルカナ
アルカナは2021年より欧州で販売され始めたCセグメント、クーペSUVです。Cセグメントではありますが、プラットフォームはルーテシアやキャプチャーと同じものを採用されています。
SUVでありながら、車体サイズは4568×1821×1576mm、ホールベース2720mmと低めの全高、長いホイールベースで力強いエレガントな印象があります。
カングー
カングーは本国フランスでは主に商用バンとして扱われている車です。日本でも長年愛され続けている車で、2021年には、フルモデルチェンジされ現在、欧州では3代目となるカングーが販売されています。
大容量の荷室スペースや多くの収納スペース、1.2LターボでAT、MTの選択があるなど、人気を保ち続けるのも頷けます。
メガーヌ
メガーヌは、Cセグメントのハッチバック車となります。スポーティーな走りをルノーに求める方はメガーヌがおすすめです。
また、メガーヌR.S.はホンダのシビックTypeRとFF最速を競ってきた車です。ニュルブルクリンクでのラップタイムをFF最速を競って、両車は記録を塗り替えてきました。
まとめ
今回は、ルノーの車についてご紹介しました。日産との共同開発など、日産との関係性はこれからも深くなっていくと思います。両メーカーによってより良い車が生まれることに期待していきましょう。