アウディに限らず、輸入車の修理費用は国産車に比べて高くなりがち。
実際に、パーツ交換が必要になり「想像以上に修理代がかかってしまった」という人もいるのではないでしょうか。
今回は、アウディのパーツ・部位ごとの修理価格やアウディの保証サポートについて紹介します。
また、定期的に点検や交換をするべきパーツについても解説するため、「良い状態を保ちたい」「アウディの修理費用の相場が知りたい」という人はぜひ参考にしてください。
パーツ・部位ごとの修理価格の相場
アウディの修理費用は依頼する業者によって大きく異なるため、信頼できる業者に依頼するようにしましょう。
パーツや部位ごとの修理費用の相場は、以下の通りです。
エアエレメント交換 | 2,000円~ | ショックアブソーバー交換 | 30,000円~ |
エアコンフィルター交換 | 2,000円~ | ブレーキパッド交換 | 5,000円~ |
フロントベルト交換 | 3,000~4,000円 | ディスクローター交換 | 5,000~6,000円 |
スパークプラグ交換 | 2,000~5,000円 | バッテリー交換 | 2,000~3,000円 |
タペットカバーパッキン交換 | 10,000~19,800円 | テスター診断 | 5,000~8,800円 |
タイミングベルト | 20,000円~ | フロントアッパーアーム交換 | 9,000円~ |

アウディのメーカー保証
アウディでは、事故などによる故障を除き、部品の材質や製造技術上に起因する故障が起きた場合、無償で修理サポートをする「Audi Warranty」というメーカー保証が用意されています。
「普通に使用していたのに急に壊れてしまった」なんて場合でも、新車登録日から3年以内であれば、アウディの正規ディーラーに依頼することで無償で修理を受けることができるのです。
ただし、保証期間切れ・過失のある故障の場合は有償での修理となります。
有償修理の場合もアウディの正規ディーラーが指定する工場で修理を行うため、技術や純正品での修理が保証されています。
しかし、正規ディーラー指定の有償修理は高くつくため、一般の修理業者に依頼するのも1つの手です。
修理を安く済ませたい人は、信頼のおける修理業者に頼むのも良いでしょう。
定期的に交換するべきパーツを解説
ここからは、故障などによる修理が発生しないようにするために、定期的に点検・交換しておくべきパーツをいくつかピックアップして解説します。
アウディを状態良く保つためには、定期的なメンテナンスが必要になるため、必ず頭に入れておきましょう。
オイルフィルター
エンジンオイル用のフィルターは、エンジンの血液とも言える役割を担います。
オイルの汚れ・不純物を取り除き、エンジントラブルを防ぐための重要な部品となっているため、定期的な交換が必要です。
オイル交換の2回に1回程度を目安に、フィルターを交換しましょう。
エアコンフィルター
エアコンフィルターは、車内空調用のフィルターです。
エアコンやヒーターを使用する際、埃やチリ、枯れ葉などが外気から車内に入ってくるのを防ぐために用意されています。
非常に細かいフィルターとなっていて詰まりやすいため、こまめな交換をおすすめします。
エアーエレメント
エアーエレメントは、エンジンの吸入空気用のフィルターです。
空気中の埃や異物がエンジン内部へ混入するのを防ぐ役割があります。
エンジンは走行時のみならず、動かしていれば常に空気を吸っているため、走行距離だけで一概に交換時期を定めにくくなっています。
定期的に状態を点検することが大切です。
タイヤ
走行に関わる重要なパーツの1つです。
長い間走行していない場合でも、経年劣化による硬化・ひび割れが起こり、バーストの原因にもなるため注意しなければなりません。
タイヤが摩耗すると、溝が無くなりスリップサインが出るため、交換の目安として覚えておくと良いでしょう。
まとめ
アウディの保証である「Audi Warranty」には、一般保証を2年間延長する「Audi CarLife Plus.」が用意されています。
新車登録日から60日以内、初回車検前までの申込となっているため、早めの検討をおすすめします。
アウディのみならず、車は業者によって修理費用が大きく左右されるため、信頼のおける業者に依頼しましょう。