アウディTTは、クーペとロードスターの2つのボディ形状の特徴をいかしたエクステリアデザインを持っている車です。
アウディは、22年という歴史があります。時代の移り変わりとともにデザインの変化もあり、エンジン開発にも注力してきました。
そして、ロードスターは2020年7月にファイナルモデルが発表され、クーペも現行モデルで生産が終了することになっています。
当時は、クーペやスポーツモデルが中心となり自動車界は動いていました。
今回はアウディTTの歴史を振り返り、期待の新型のe-tronについても解説をしていきます。
アウディTTの歴史
アウディTTは1995年のコンセプトカー発表からその歴史が始まりました。
TTは1998年に販売が開始され、日本の市場では1999年10月から初代モデルが販売開始します。
円形と直線という2つの異なる概念に基づいてデザインされた外観は、当時の車マニアの間で話題になりました。
アウディTTには、クーペとロードスターの2種類があります。
発売当時の搭載エンジンは、アウディの代名詞とも言える4WD駆動システムの「quattro」と1.8Lターボを掛け合わせていました。
quattroはその燃費の良さや安定性が特徴であり、これに1.8Lターボを掛け合わせたことにより加速と安定性の向上に繋がりました。
クーペは2006年にモデルチェンジをします。
独特のシルエットは、アウディの顔ともいえる「シングルフレームグリル」を採用していて、ボディは大きく印象が変わりました。
コストダウンと車両を軽減するためアルミと鉄を69対31の割合で使用しています。
クーペをベースとしたロードスターは、2000年8月に日本の市場で販売を開始します。
2人乗りのオープンカーで2シーターです。
ホロ(幌)スタイルの屋根は速度50km/h以下であればスイッチを押すだけで開閉できます。
また、2015年にはロードスターのエンジンが大きく変わりました。
1:TFSIエンジン
TFSIエンジンを使用することにより、ガソリンをシリンダーに直接噴射することで燃焼効率を高めました。
2:quattro
一般的な4WDとは異なりquattroは常に4輪駆動走行です。
このquattroによって安定した走行が実現します。
一般的な4WDは道路状態により2駆と4駆に切り替わるシステムです。
3:Sトロニックトランスミッション
このトランスミッションは、3速まで延びたスピードを自由にシフトチェンジできます。
さらに変速させるとクラッチとトランスミッションの繋ぎの瞬間を体感できます。
これはマニュアルタイプ使用時と似ています。
上記3つの要素が多くの販売に影響したと言えるでしょう。
魅力的なアウディTTを作り出したのはフリーマン・トーマス氏。
多くのユーザーに愛されましたが時代の経過とともに需要が高い車種が主役となり、残念ながらTTは生産終了です。
アウディは、環境に配慮し化石燃料に依存しない車の開発を始め、期待を込めて送り出すのは電気自動車です。

e-tron誕生
アウディが世界に向けて発信するのはe-tronです。
e-tronは電気自動車のうちのひとつに分類されます。
そしてこの電気自動車(EV)は、CO2を排出しないことと、都心の騒音対策になっていて環境に優しい自動車。
しかし運転者は、電気自動車のモーター音が小さいので「歩行者が車に気付きにくい」という点に気を付けなければなりません。
電気自動車は、まだまだ開発を強化して細かなところまで行き届くよう挑戦し続けています。
e-tronスポーツバック
e-tronの特徴をそのまま生かし、より良い品質改善を目指して生まれたのが、e-tronスポーツバックです。
スポーツバックは、95kWhの大容量バッテリーのため1回の充電で約400kmの走行が可能。
東京から名古屋まで走ることができるので長距離でも安心です。
※ただし、天候、運転スタイル、走行場所により燃費は変わります。
アウディが提案、未来の車
2021年秋にe-tronは新デザインを発売しました。
美しいボディーラインのe-tron GT quattroと最大出力は高く加速にこだわった高機能性のRS e-tron GTの2021年度生産枠は既に受注済みです。
それだけ電気自動車に関心が高まっている証です。
エンジンの違いについて紹介します。
GT quattroは最大出力390KW・加速4.1秒(0-100km/h)なのに対して、RS e-tron GTは最大出力475KW・加速3.3秒とRs e-tron GTの方が加速もありパワーアップしています。
全長と全幅は同じで全長は4,990mm・全幅1,965mmのワイドなボディです。
また、4輪駆動システムのe-tron GT quattroは、2つの電気モニターシステムを最大限に活動することにより安定した走行を得ることができます。
e-tron GT quattroの外見の美しさは、全長が滑らかな曲線を描いてオーバーハング(後輪の車軸中心部から最後部)が短いので、よりスポーティーで高級感に演出ができました。
ガソリン車と見た目の差別化を図るため、電気自動車においてはグリルの色を車体の色と同色にしています。
また、サスティナビリティを意識した内装は、あえて本革を使用しないリサイクルされたファブリック素材を取り入れてCO2削減に貢献しています。
電気自動車で気になるポイント
e-tronが魅力的でも電気自動車を所有するうえで充電スポットがどこにあるのか不安になりますよね。
充電スポットは、国内だけでも20,000カ所以上あります。そのうち急速充電スポットは7,800カ所以上。
充電スポットの情報や位置は『EVsmart』『GoGoEV』などからスマートホンやパソコンで検索するとすぐに調べられます。
「充電切れで動けない!」ということもないでしょう。
また、約8時間あれば充電が可能なので、在宅の時間帯に充電しておくと安心です。
普通充電は入力電圧が単相200V最大16Aの交流電気で充電できます。
充電器の設置は本体価格と工事費などかかります。
初期設置費用はかかりますがその後は手軽に充電できるので安心です。
個人間売買プラットフォーム「Ancar」ならお手頃価格でご希望のアウディが手に入ります。