シボレー カマロは初代モデルが1967年に発売され、1970年に発売された2代目モデルから日本に正式輸入されました。
映画やテレビドラマでよく見ることもあり、日本での人気も高くなっています。
そんなアメリカンマッスルカー「シボレー カマロ」に一度は乗ってみたいと思っている方もいるでしょう。
しかし、大排気量やスポーツモデルということで、燃費ついて気になっている方も少なくないでしょう。
そこで本記事では、シボレー カマロの燃費について解説していきます。
本記事を読むことでシボレー カマロの燃費について詳しく知ることができます。
シボレー カマロは燃費が悪い?
※現行モデルのカマロについてです。
シボレー カマロは日本車と比べると燃費が悪いです。
モデルによる燃費の違いは下記の通りです。
・燃費:市街地8.5㎞/l 高速12.6㎞/l 2.0l 直4
・燃費 : 市街地7.6km/l 高速11.4km/l 3.6l V6
・燃費 : 市街地6.7km/l 高速10.5km/l 6.2l V8
・燃費 : 市街地5.9km/l 高速8.5km/l 6.2l V8&SC
このようにカマロはエンジンの性能によって大きく燃費に影響されます。
しかし車両重量を90㎏軽くするなどの対策により歴代のカマロの中では一番の燃費だといわれています。
ですがやはり日本車と比べるとかなり低いため日本車感覚だとカマロの燃費に驚くでしょう。
実燃費は上記の表記よりも少し下回ることもあるため、カマロは燃費をあまり気にしないという方のほうが合っているでしょう。
シボレー カマロのライバル車との燃費比較
カマロの燃費を同じ2つのアメリカンマッスルカーと比較してみます。
・ダッジチャレンジャー
・フォードマスタング
ダッジ チャレンジャーの燃費は市街地5㎞/lほど高速走行時が9㎞/l程度です。
そのため市街地燃費ではカマロのほうがよく、高速走行時はダッジ チャレンジャーのほうがよいでしょう。
フォード マスタングは市街地燃費7㎞/l高速走行時は8.5㎞/lと先ほど紹介したチャレンジャーやカマロを上回っています。
3台ともアメリカを代表するマッスルカーですがその差はあまりないといえます。
そのためカマロが特別燃費の悪い車両ではないということがわかります。
アメリカ車は燃費がよくない?
そもそもアメリカ車は燃費がよくない車両が多いです。
皆さんもアメリカ車=燃費が悪いと認識している人もいるでしょう。
アメリカ車は小さい排気量が5.7l大きい排気量は6.2~8.2lもの排気量を誇ります。
大きな排気量の車両が多いためアメリカ車=燃費が悪いと思われる原因となっています。
ですがこれだけ大きな排気量の割にはガソリンの消費量が思ったより少ないです。
そのため燃費がよいとも言えませんがすごく悪いとも言えません。
燃費をよくする方法はある?
燃費を向上させるには日々の運転を意識する必要があります。
日本車のようなアクセルワークではなく、アメ車のような大出力の車はアクセルワークはシビアです。
原則「優しく丁寧に」を基本に急発進などは避けなければなりません。
燃費を高める方法は下記のものがあります。
・発進時のアクセルの踏み込みは半分程度。
・一定の速度での走行。
・車に余計な荷物を積まない。
・渋滞を避ける。
これだけ高出力の車両はすぐに制限速度を超えてしまうため、軽く足を載せるだけのイメージでの運転が必要です。
さらに無駄な荷物は車両重量を重くしてしまい燃費の悪化につながるため注意しなければなりません。
まとめ
シボレー カマロは日本車と比べると燃費は悪いもののマッスルカーとしてはそこまで悪いとも言えない車両です。
高出力のわりにガソリンの消費量はそれほど多くないため燃費もそこまで悪くない数字となっています。
運転の仕方によっては燃費を向上させることも可能なため、意識して運転する必要があります。
これだけのパワーを持っている車両の燃費を向上させるには、アクセルなどの運転の仕方を注意しなければなりません。