天皇ご一家が住む家は「御所」天皇陛下が利用する車両は「御料車」と呼んでいますが、日本の天皇陛下や皇族が乗る車、別名「菊の自動車」と呼ばれています。選ばれた人しか乗車できない唯一の車、それが御料車です。
今回は、天皇陛下がご利用する「御料車」について皇室マニアの筆者が徹底解説します。
御用車とは
御料車とは天皇皇后両陛下が、移動の際の使用される車のことで、国会などの公式な行事には皇ナンバーを、それ以外を品川ナンバーという使い分けをしています。
現在の御料車は6代目になり、4代目までは外国車両、5代目に日産のプリンスロイヤルが採用され、そして、TOYOTA「センチュリー・ロイヤル」という歴史があります。
トヨタセンチュリーをカスタム「大きな車」というコードネームで呼ばれており、「菊の御紋」が輝き、車体は小さな汚れひとつなく美しく、磨き込まれています。
次にセンチュリーロイヤルについて詳細を紹介します。
センチュリーロイヤルについて
センチュリーロイヤルは、座席面は運転席などの前席が革張りで、後部座席が布地になっています。これは、馬車に由来しており、雨が降った時に濡れてしまう前席には耐久性のある革を、利用滑りにくい布は後部座席に使っています。後部座席の扉は観音開きになっており、和装で移動が多い上皇皇后陛下への気配りが伺えます。後部座席がより見やすいように窓が大きく、設計ガラスは防弾使様になっています。
次に、センチュリーロイヤルの車体などについて紹介します。
センチュリーロイヤル
・全長6,155mm
・全幅2,050mm
・全高1,780mm
・車両重量:2,920㎏
・乗用人数8人
車体は大変大きく、陛下を守るための車両としてふさわしいです。
また御料車には、皇ナンバーとして「皇1」「皇2」「皇3」「皇5」があり計4台があります。なお、「皇4」はありません。以下に役割について紹介します。
「皇1」は天皇陛下が乗車する仕様5,250万円
「皇3」「皇5」は国賓接遇用に防弾性能が強化されたもので9,450万円
「皇2」寝台仕様になります。(霊柩車)
この他にも、令和元年(2019年)11月10日に行われた祝賀御列の儀(祝賀パレード)で使用されたセンチュリーオープンカーの御料車「皇10」が、迎賓館 赤坂離宮にて公開していました。
センチュリーロイヤルとセンチュリーの違いについて
実際に、センチュリーとセンチュリーロイヤルは、大きさ・機能まで違いが大きく分かれています。
また、センチュリーロイヤルは一般販売しておらず、一般向けの販売を希望する声も多かったのですが、御料車としての品格が損なわれることや一般車両と間違わないため、一切販売しておりません。センチュリーなら我々も手に入ります。
TOYOTA CENTURYは、 日本最高のラグジュアリーセダンの快適性追求されており、フロントマスクの迫力と鏡面仕上げのボデイが美しいです。皇室・要人御用達の日本のフラッグシップカーです。下記にトヨタ社からの文章を紹介します。
エクステリアデザイン
日本の「美」を貴ぶ設え。
造形と意匠を丁寧に磨き上げました。日本を代表するショーファーカー、センチュリーの設えは、日本独自の美意識を貫き、伝統的な文様を織り込みながら、造形と意匠を丁寧に磨き上げることで生まれました。
インテリアデザイン
匠の技と想いが込められた
至福のおもてなし空間。美しい艶と輝きを宿した本杢パネルや、贅を尽くしたリヤシート。匠の技術に裏打ちされた揺るぎない高品質の追求が、この上ない寛ぎを生み出しています。
次にセンチュリーについて、大きさや特徴など紹介します。
センチュリー
・全長5,335mm
・全幅1,930mm
・全高1,505mm
・車両重量:2,370㎏
・乗車人数5人
・最大出力280kW
・最大トルク:510Nm
駆動方式はFR 、エンジンは5ℓV型8気筒ハイブリッド になりますが、静かに安定した運転が実現されます。高級感が漂い、日本の要人が相応しい世界観が待っています。センチュリーロイヤルとは大きさは違いますが、日本を代表する高級車です。
センチュリーについて、もっと深く知りたい人はこちらの記事もお読みください。
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