ベントレーの維持費は高い?ベントレーにかかる主な維持費7選を紹介

ベントレーは1919年から高級車として長く愛されています。
しかしベントレー1台を所有・維持するのに必要な金額は高額で、この金額を維持費として充てることができるかが購入検討の一つの目安と言えます。
この記事では、維持費の具体的な内容をご紹介します。

ベントレーとは?

車前方、後方に特徴的な翼の形をしたエンブレム、固有な形のグリル、ラグジュアリーで重厚な車両、はたまたスポーティでスタイリッシュな車両も存在するなど高級車として名高いベントレーですが、どのような軌跡を辿ってきたのでしょうか。
ベントレーモーターズの創業者と、その歴史について紹介していきます。

ベントレーの創業者

ベントレーの創業者はウォルター・オーウェン・ベントレーという方です。

彼は、1888年にロンドン北部で生まれ、少年時代は蒸気機関車に興味を持ち、学校卒業時に鉄道会社に就職、同時に大学で工学理論を学びました。
1912年に、アルミ製の軽量素材を開発。
ピストンにその素材を使ったエンジンをクルマに取り付けその車でレースに勝利し、さらには航空機エンジンに転用に成功。1919年にベントレーを設立しました。

ベントレーの歴史

1919年のベントレー創立後、ル・マン24時間レースで5度優勝しますが、1931年にロールス・ロイスの傘下に入ることになります。
最終的にはフォルクスワーゲンがベントレーを買収するなど様々なことが起こりました。
現在は、ベントレーはスポーティクーペとして存在感を発揮し、2003年にル・マンで再び優勝もしています。

ベントレーにかかる主な維持費7つ

ベントレーに関わらず、全ての車にかかってくる維持費ですが、ベントレーを所有する際には、どのような維持費がかかってくるのでしょうか。

主な維持費7つを紹介していきます。

維持費1:車検代

車検代は定期的にかかってくるものなので、維持費として含めておく必要があるでしょう。
正式名称は「自動車検査」といい、車が保安基準に適合しているかを一定の期間ごとに確認するものです。
車検を受けていない車は公道を走ることができません。
ベントレーの車の車種は基本的に普通乗用車なので、期間は2年ごとになります。初回の車検は登録から3年後となっています。
車検を依頼する店によって金額が異なるのは、点検と整備をどこまで行うか(整備の質)によって差が生じてきます。

ベントレーの場合、部品等も高くなるので、他の一般的な車と比べると車検も高くなる可能性があります。

維持費2:ガソリン代

普段の運転でかかる維持費として、ガソリンも考えなければいけません。エンジンや車種によって燃費は変わってきます。
ベントレーの車に使用するガソリンはハイオクです。
ハイオクは、レギュラーよりもオクタン価を高く、また洗浄能力を高くするために添加物を多く入れているので、総じて価格が高くなります。

維持費3:整備費

整備といっても、日常点検や法定点検があります。
日常点検は、主に車を使用する人が行うものです。灯火装置の点灯、制動装置の作動などを車使用者自身で自動車を点検しなければいけません。
一方、法定点検は故障やトラブルの発生を予防、安全走行の維持を目的とした法律で決められた整備です。
どちらの整備においても費用がかかります。
また、日常点検を自分では行わずに、業者などに依頼する場合は整備にかかる費用も高くなります。

維持費4:自動車税

自動車税も車を所有する上で考えなければならない維持費です。
自動車税は毎年、車の所有者に対して課せられる税金で所有する車の排気量に応じて金額が変わります。
ベントレーの車の排気量は多い傾向にあるため、自動車税も高額になります。
同様に、払わなければならない税金に自動車重量税もあります。自動車重量税はその名の通り、所有する車の重量に応じて課されます。

維持費5:任意保険

車の購入の際に保険も考えなければいけません。
保険も月々または、一年ごとに維持費としてかかってきます。
任意保険は、個人の意思によって加入するかどうかを決められる保険です。自賠責保険とは異なり、加入するかどうかは任意です。
しかし、自賠責保険だけだと万一の事故の際、保証が不十分な場合があると考えられます。
自賠責保険は他人の車や物に対する損害や、自分のケガなどの損害は補償の対象外となっています。
これらの損害に対応するために任意保険は重要であるとされます。
ベントレーの車は、車自体の価値が高いので車両保険に加入することをおすすめします。その費用分も、維持費に入れて考える必要性があります。

維持費6:修理費用

車に乗っていると故障が発生し、修理費がかかる可能性があります。
修理にかかる費用は、修理、交換しやすい場所であるならば比較的安くなりますが、骨組みなど、交換が難しい箇所を修理する場合は修理費用が高くなっていきます。
また、パーツが多く流通しているかどうかも大きく修理費(部品そのものにかかる費用)に関わってきます。
ベントレーはイギリスの会社なので、日本での流通は他のメーカーと比較すると少なくなり、パーツの価格も上がる可能性が十分にあります。
日頃から、もしものために維持費の中に修理費を含めておくことも必要かもしれません。

維持費7:駐車場代や高速代など

車そのもの以外にかかる維持費として代表的なのが、駐車場です。
また高速道路の利用料金は車幅もあり2t以上あるベントレーの場合どうなるのでしょう。
結論を言うと、駐車場料金や高速代は、基本的には普通の車と変わりません。
駐車場というのは、場所によって変動はありますが、一般的な車と基本的には扱いは変わりません。
しかし車の全長や車幅の確認は必要です。高速道路は重さによる料金の区分がなされています。
普通車、準中型、中型、大型と分けられていて、ベントレーは車両重量3.5t未満の車ですので、一般的な車両と差異はありません。

スポーツカーの維持費が高い理由4選

出典:https://findbyplate.com/

一般的にスポーツカーなどの高級車は、維持費が高いと言われています。
ではなぜ他の車と比べて維持費が多くかかってくるのか、また何に対してお金をかけなければいけないのか、詳しく見ていきましょう。

維持費が高い理由1:メンテナンス回数が多い

ベントレーの走行性能を十分に引き出すためにはメンテナンスが欠かせません。

緻密に作られているベントレーの車においては些細な不具合も、走りに大きな影響を与えるかもしれません。
メンテナンスを自分で行う場合には、維持費にそこまで大きな影響は出ませんが、おそらくメンテナンスを業者などに依頼する人が多いと思います。
その場合他の車と比較して維持費が高くなる可能性があります。

維持費が高い理由2:パーツの費用が高い

スポーツカーはパーツによって性能が大きく違ってきます。タイヤやブレーキ、オイルなどの消耗品は定期的に換えなければいけません。
高級車では、その部品も高価なものを使っているので、一般的の車と比べれば維持費も高くなる傾向にあります。

維持費が高い理由3:ハイオクの車が多い

ベントレーの車はハイオクガソリンにより走行します。
ハイオクガソリンは一般的にレギュラーガソリンよりも高く、維持費が高くなります。
少しでも維持費を抑えたい場合は、近隣のガソリンスタンドのハイオクガソリンを比べてみて、少しでも安いところを利用すると良いでしょう。

維持費が高い理由4:スポーツカーであるが故の費用

車が高性能であるが故に、スピードを出してしまう傾向にあり、急発進や急ブレーキなどをしてしまうことが多くなります。
そのせいで一般的な車よりも部品やパーツにかかる負担も相対的に大きくなり、交換時期も早まってしまいます。
これもスポーツカーや高級車の維持費を上げてしまう一つの要因です。

ベントレーの維持費について知ろう

最後にベントレー製の車にかかる主な維持費についての情報をまとめてみましょう。
車検や税金、保険などは一般的な車との差はほとんどありませんが、ベントレーはイギリスの会社であるため、部品の流通量は他のメーカーのものと比べて比較的少なく、修理や部品交換にかかる費用は高くなる可能性があります。
車重量が大きくターボエンジンにより高出力であるなど、車体やパーツに負担が多くかかってくる点もメンテナンスの回数が増える可能性が高くなるので、比例して維持費も高くなってくると言えます。
これらのことからベントレー製の車を購入する場合、金銭的な余裕が十分にあることが望ましいでしょう。

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