今人気の外国車と言えば、あなたはどの車を思い浮かべるでしょうか?
メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、フォルクスワーゲン、フェラーリ、ポルシェ…。いろいろな自動車メーカーがありますよね。
その中でも、2021年の上半期において、輸入外国車の新車販売実績でNO.1に輝いている車種が『BMW ミニ』なんです!
長らく日本で販売台数で1位だった『フォルクスワーゲン ゴルフ』から首位を奪ったのが2015年で、それからずっとトップをキープしています。
そこで今回は、ミニを買おうかな!?とお考えの方に、新車と中古の相場を比較しながら、おすすめの車種について解説していきます。
ミニの歴史と魅力
『ミニ』は半世紀以上の歴史がある英国発祥の自動車メーカーです。英国に本社を置いていた(BMC時代)頃の『クラシック ミニ』は軽自動車よりも小さなボディが特徴でしたが、BMWの傘下に入ってからの新型ミニは大幅に車格を拡大させており、いわゆる3ナンバーサイズとなりました。
1994年にドイツの自動車メーカーである『BMW ミニ』となってからは、ボディカラーやインテリアカラーの他、オプション装備を自由に組み合わせることで、10万通り以上のバリエーションを楽しめる車となっています。
しかし、BMC時代の先代から40年間に渡って引き継いできた『キープコンセプト』は大切に守っており、幾度かのモデルチェンジを繰り返しながらも『基本的なデザインは同じ』です。
そこがミニの魅力の1つとなっており、若い女性からご年配のファンまで、実に幅広いユーザー層が人気を支えています。
そんな人気のミニですが、新車で購入するとなると流石は外国車で、小さめのボディにも関わらず300万円~500万円くらいが相場となっています。
500万円と聞くと、ちょっと高いな…。と感じる方もいるかもしれませんが、外国車は中古になると買いやすくなるのが特徴です。その理由は、ハイオク仕様車であることや故障しやすいなど複数あるのですが、詳しくはまた別の機会に!
実際に100万円以下で購入できるミニの中古車は多く出回っており、その中にも人気の車種が豊富にあります。
ただ先ほども申し上げたように、ミニにはバリエーションが多くてどの車種を選べば良いのか分からない、という方も多いはず。
そこで、以下ではおすすめの車種の新車価格と中古相場を紹介します。

100万円以下で憧れのミニクーパーSのオーナーに!
100万円以下でミニを買うなら、おすすめできる年式とグレードは2007年〜2014年までの2代目モデルの『ONE』と『クーパーS』となります。
『ONE』のボディには、スポーティーな1.4Lの直列3気筒のターボエンジンを搭載しており、ミニの特徴である『走りの良さ』を体現しています。
『クーパーS』では、更にエンジンパワーに優る1.6Lの直列4気筒エンジンを搭載。ミニの代名詞とも言えるクーパーらしさが魅力です。
新車価格の車両本体価格を見ると、3ドアタイプの『ONE』が280万円弱、3ドア最上級モデルの『クーパーS』が400万円弱となっており、7年以上落ちとは言え100万円以下でミニのオーナーになれるのは魅力ではないでしょうか。
100万円以下の中古車を買う場合には、基本的に車検は1回~2回程度で乗りかえることになるでしょう。そこで、どうせ買うなら最上級のフラッグシップモデルである『クーパーS』がおすすめです。
新車価格やエンジン規格を見てもわかるように、ONEとの差は歴然としています。どうせならミニのすべてを体感できるモデルに乗り、次の車へのステップにしたいところです。
ねらい目は、年式よりも走行距離が4万~6万km台の比較的綺麗な車を選ぶと良いでしょう。ミニのオーナーには車マニアな方が多いので、セカンドカーとして大事に乗られている車があります。そんな車であれば、年式の割に走行距離が短く、しっかりとメンテナンスされている可能性が高いのです。実車を見る際には、エンジンをかけて音や振動が静かな車体を選ぶようにしてください。
今人気のミニは中古車も多く出回っており、Ancarにも多数出品されています。あなたが思い描くミニがが見つかるといいですね!