レンジローバーに起こりやすい故障とは?中古車を購入する時に気をつける点も紹介

「輸入車に乗りたい!」や「輸入車を買いたい!」と思ったことがある方は多いでしょう。しかし、輸入車は故障が多いから購入をためらう…..という方がいることも事実です。特に中古車を購入する場合に、すぐ故障が起こらないか気になる方が多いようです。

そこで今回は、レンジローバーに起こりやすい故障や中古車を購入する時の注意点について解説します。レンジローバーを購入しようか検討している方、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

レンジローバーは故障しやすい?

レンジローバーを含め輸入車は故障しやすいと言われますが、実際はそういう訳ではありません。では、なぜ輸入車は故障しやすいと思われているのでしょうか。その原因を紹介します。

・日本と環境が異なる

イギリスを含めた欧米諸国と比べ、日本の環境はレンジローバーにとって過酷なものなのです。日本とイギリスを比べたとき、雨が多いなど多くの共通点はありますが、イギリスの夏は日本ほど暑くはなく、湿度も低いです。そのため 、日本のような高温多湿下での使用は、湿気を原因とした電子部品の劣化や接点の腐食を引き起こしてしまうことがあるのです。

また、日本の夏の気温による熱ダメージも深刻です。日本の都市部では、信号が多く発進と停止を繰り返すことが多いはずです。それが原因で、大排気量エンジンを搭載したレンジローバーは、熱によるパッキンやガスケットの劣化が原因の故障が起こりやすくなるのです。 

・長期間使用することによる経年劣化

長期間車を使用することによる経年劣化も故障の原因です。レンジローバーは、日本車のように10年少々で乗り換えることを想定して製作されていません。

車検ごとのメンテナンス以外は特に行わず、10年10万キロ付近で乗り換えることが多い日本車と、その都度メンテナンスを行い、30万km以上走行することを想定されているレンジローバーでは、消耗品の交換タイミングや故障の考え方に違いがあります。その考えの違いにより、輸入車はメンテナンスが多く故障しやすいと言われる原因の一つなのです。

レンジローバーの故障

では、レンジローバーではどのような故障が多いのでしょうか。下記に起こりやすい故障を4つ紹介します。

・オイル漏れ

上記で挙げた環境の違いや走行環境の違いにより、車には大きな負担がかかります。その影響で、パッキンの劣化が早期に進みオイル漏れが起こりやすくなってしまいます。これは、レンジローバーに限らず輸入車全般に言えることで、オイル漏れが発生したらパッキンの交換を行いましょう。

・冷却装置の不具合

レンジローバーでは、ラジエーター本体や接続しているホースのつなぎ目からの冷却水漏れが多く発生します。冷却水が漏れて量が減ってしまうと、エンジンの冷却が上手くできず最後にはエンジンが壊れてしまう可能性があります。定期的に点検し、冷却水漏れが見つかった場合は、すぐに整備工場で修理を依頼しましょう。

・電気系統の不具合

電装品故障の多くは、予期できず修理代も高額になる傾向があります。特に、3rdレンジローバーで発生するイグニッションキーが回らなくなる不具合は、ディーラーで修理すると100万円を超える高額修理となってしまいます。一方、オルタネーターやエアコンの修理については、リビルト部品などの使用により安く済ませることができます。

・エアサスペンションの不具合

経年劣化で起こる故障の一つが、エアサスペンションです。エアサスペンションの故障は大きく分けて、エア漏れ、ハイトセンサー故障、バルブブロックとコンプレッサーの故障に分けることができます。

その中でもエア漏れは、経年劣化によるゴム部品の破れによって発生するので、定期的な点検で劣化した部品の交換を行えば防ぐことができるでしょう。他の部品は、急に故障することがあるので、故障した都度交換が必要となります。

中古車購入時に注意すること

レンジローバーの中古車は、約50万円~2500万円とかなり幅があります。高級中古車を購入する上で、どのような点に注意すれば良いのか見ていきましょう。

中古車を購入する時は、自分の車の使用目的から選びましょう。レンジローバーには、様々な種類がありますが、モデルやグレードにより性能や維持費などが異なります。先ずは、使用目的や購入条件を決めて選ぶと良いでしょう。

また、走行があまり多い車は避けるべきでしょう。先述したように、日本の環境はレンジローバーには過酷なものです。走行が多いと、今まで故障が起こっていなくても急に故障する可能性があります。中古車保証などで対応できれば良いですが、対応できない場合は高額修理となる可能性があるため注意しましょう。

まとめ

今回は、レンジローバーの故障について、中古車の注意点について解説しました。レンジローバーに限らず輸入車は、日本の環境に合わせて製造されていないので、日本車と比べ故障が多いと感じてしまいます。しかし、しっかり定期的なメンテナンスを行えば故障も少なく済んだり、故障が発生してもあまり費用をかけず済む場合があります。車には、消耗品が多く使用されているので、定期交換部品の交換や定期点検をしっかり行うことが大切です。

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