bmwx1 ディーゼルはエントリークラスのSUVでありサイズが最も小さいため、日本の狭い道でも比較的運転が楽に感じられると思います。実用性も高く乗り心地も良いです。今回はbmw x1ディーゼルを購入する前に知っておきたい情報をまとめました。
BMW X1の特徴
BMW最小SUV
bmwx1は2009年9月に発表された小型SUVで、日本には翌年2010年4月に発売されました。他のbmwのモデルと同じく、キドニーグリルやエンジェルアイなどbmw独自のアイデンティティーが盛り込まれたデザインで、若者を中心に人気のある車種です。2015年にフルモデルチェンジし、翌年ディーゼルグレードが2つ導入され、初代の中堅グレード2つの代わりとしてラインナップされています。
どこへでも行ける車
bmwx1ディーゼルはディーゼル独自のパワーを備えており、フルタイム4WDなので悪路や悪天候でも気にせず進むことができます。また、全長4,455mm、全幅1,820mmとサイズが小さいためSUVの見晴らしの良さはそのまま、狭い道にも難なく入っていくことができるほか、人や車が多く道が狭い都市部でも楽に運転することが可能です。車体が比較的軽いため河川敷や湿地なども走りやすく、アウトドアに持って来いの一台です。
存在感のあるデザイン
上記で説明したbmwのアイデンティティーや、一つ上のx3やx4、上級車種のx5やx6と同じくヘッドライトの下に大きなフォグがあったり、テールライトがL字型だったりとデザインの統一が行われており、その小さいボディも数字以上にワイドに見えるようになっています。また、Standard、x Line、Mスポーツと3つのデザインから選ぶことができ、より豪華で上品なエクステリアとインテリアがセットになったx Lineが一番人気があります。
BMWx1の歴代モデル
bmwx1は2009年に登場したbmwの中でも比較的新しいモデルです。ディーゼルは2017年モデルとして2016年9月に日本で発表&発売されました。新設計のクリーンディーゼルエンジンは2.0Lの150馬力ながら最大トルクが330Nmもあり、平均的な3.0L並みのパワーがあります。またディーゼルエンジン独特のカラカラ音は室内からわずかに聞こえる程度で、今まで敬遠していた層を取り込むことに成功したモデルです。
BMWx1ディーゼルの中古車価格
bmwx1ディーゼルの中古車価格は2017年8月末現在、3,880,000円~4,490,000円となっています。
グレード別
xDrive 18d(Standard)が3,880,000円~4,080,000円
xDrive 18d Mスポーツが3,950,000円~4,399,000円
xDrive 18d x Lineが3,880,000円~4,499,000円
おすすめモデル
bmwx1ディーゼルは大きく分けてxDrive 18d(Standard)、xDrive 18d Mスポーツ、xDrive 18d x Lineの3種類あり、基本的な構造はどれも同じですがそれぞれ装備が違います。おすすめはxDrive 18d x Lineで、フロントバンパーとサイドスカート、リアバンパーの一部がマットシルバーに変わり、ホイールが専用デザインになりインテリアに明るいカラーを選択できるようになります。また、多くの機能が標準で装着されています。
BMWx1ディーゼルの燃費
ディーゼルグレードのxDrive 18d(Standard)、xDrive 18d Mスポーツ、xDrive 18d x Lineのエンジンはどれも4気筒2.0Lディーゼルターボで1Lあたり19.6km/Lとなっています。直列3気筒1.5Lガソリンエンジンで前輪駆動(FF)のエントリーグレードの燃費が1Lあたり15.6km/Lと平均以上ですが、クリーンディーゼルエンジンの燃費とパワーは並外れたものとなっています。
BMWx1ディーゼルの維持費
・年単位でかかる費用
自動車税:39,500円
車検代:80,000円~120,000円
・毎月かかる費用
ガソリン代
(1年1万km&カタログ燃費×軽油110円、レギュラー120円、ハイオク130円、):57,894円
駐車場代:1万円
任意保険代(年齢30歳、免許証ブルー、30歳以
上限定、本人限定、車両保険無し、新規で申込、
年間走行距離11000km以下):
オススメのオプション
便利なオプション
xDrive 18d(Standard)、xDrive 18d Mスポーツ、xDrive 18d x Line全てにコンフォート・パッケージ(84,000円)が用意されています。内容はバックドアが電動になるオートマチック・テールゲート・オペレーション、より多く荷物が詰めるリアシート・バックレストのリリース機能、スライディング・リアシート(角度調整付き)がセットになっています。
より豪華になるオプション
xDrive 18d x Lineのみハイラインパッケージ・パッケージ(280,000円)が用意されており、シート表面に細かい通気孔が空いたパーフォレーテッド・ダコタ・レザーシート、前席パワーシート(運転席のみメモリー機能付き)、フロントシート・ヒーティング、横基調の暗い本木目とアルミパネルがセットになったファインライン・ストリーム・ウッド・トリム/パール・グロス・クローム・ハイライトが付いてきます。
あれば便利、運転補助機能
運転の疲れを軽減させるアドバンスド・アクティブ・セーフティ・パッケージ(155,000円)。フルカラーのヘッドアップディスプレイとストップ&ゴー機能付きアクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)がセットになっています。ヘッドアップディスプレイは車速や進行方向などの確認の際、わざわざメーターやナビゲーション画面まで視線を移動させなくて済みます。アクティブ・クルーズ・コントロールはあらかじめ車速をセットし、前車をレーダーで捉えて追従する機能です。前車がいなくなるとセットした車速まで加速します。また、渋滞時では前車が止まると一定の間隔を保ち停止し、発信すると再び追従を開始します。
まとめ
オールマイティな車
bmwx1ディーゼルは見た目良し、パワー良し、燃費良しと何でも揃っている車です。特にbmwという高級ブランドのSUVで維持費が安いというのは大きなアドバンテージであり、SUVのエントリーモデルとはいえ、中身は7シリーズやx6と同じくbmwの流儀に沿って造られているので駆け抜ける喜びを十分に味わうことができます。また、純正アクセサリーパーツが豊富で、アウトドア用のフロアマットやラゲッジマット、ルーフレールなど選べますし、十数種類のホイールも選ぶことができるため、自分色に染めることができる車になっています。