ヒュンダイ(現代)は、韓国の自動車メーカーです。
韓国自動車メーカーなので、新車として購入したいと思っても取り寄せに時間がかかったり、そもそも入手困難なケースがほとんどです。
ヒュンダイ車を手に入れるために、中古車販売店などで売られている「ヒュンダイの中古車を購入しよう」と検討している方がいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、ヒュンダイで扱われているモデルを始め、実際に販売されている中古車価格やヒュンダイの中古車購入の際に注意すべきポイントをご紹介します。
ヒュンダイとは?
ヒュンダイとは韓国自動車メーカーであり、漢字では「現代自動車」と表示されます。他にも「ヒョンデ」とも言われています。1967年12月29日に設立し、ソウルに本社があります。ヒュンダイ車は、世界各国にある6,000店舗お販売店やショールームを通じて、世界193カ国に販売しています。2017年時点の販売台数は、日本の自動車メーカーであるホンダと並ぶほど世界上位です。
日本では、2000年にヒュンダイモータージャパンが設立され、2001年から日本市場に参入しました。翌年の2002年にFIFAワールドカップの公式スポンサーになったことで、一気に知名度が上がりました。
しかし日本におけるヒュンダイ車の販売台数は、年々減っているのが現状です。2004年は2,524台販売されていましたが、2018年はわずか16台しか販売されませんでした。日韓関係の悪さが、自動車市場にも影響したのではと考えられます。
ヒュンダイ車の中古車価格|モデル別
ヒュンダイの中古車は、もともと新車販売台数が少ないので扱われているモデルや台数に限りがあります。そこで実際に販売されているヒュンダイの中古車をモデル別にご紹介します。(参考サイト:カーセンサー)
【XG】
「XG 300」
本体車両価格:28万円 走行距離:3.9万km 年式:2003年(H15) |
【クーペ】
「クーペ FX スペシャル」
車両本体価格:56万円 走行距離:3万km 年式:2009年(H21) |
【ソナタ】
「ソナタ2.4GLS Lパッケージ」
車両本体価格:39万8,000円 走行距離:6.3万km 年式:2007年(H19) |
【JM】
「JM 2.0」
車両本体価格:26万円 走行距離:17.2万km 年式:不明 |
【ユニバース】
「ユニバース ディーゼル」
車両本体価格:115万円 走行距離:99.9万km 年式:2011年(H23) |
【エクウス】
「エクウス VS450」
車両本体価格:98万円 走行距離:4.6万km 年式:2004年(H16) |
ヒュンダイの中古車を購入する際の注意点
ヒュンダイの中古車を購入する際には、いくつか注意すべき点があります。ヒュンダイの中古車を購入する際の注意点は、以下の通りです。
・台数やモデルが限られている
・故障した際に修理に時間がかかるケースがある
・すでに10万km以上走っているケースがある
・年式が古いまたは不明のモデルがある
ヒュンダイ車は、世界ではトヨタやGMについで5番目に販売台数が多い自動車メーカーですが、日本では知名度が低い方です。2018年は年間16台しか販売されておらず、他の海外自動車メーカーと比べると日本での販売台数はとても低いと言えます。そのため、中古車市場では十分に流通しておらず、選べるモデルが限られます。乗りたいヒュンダイ車があっても、希望に合った中古車が買えないケースもあるので理解しておきましょう。
また故障した場合、修理工場によってはヒュンダイ車のパーツの取り寄せに時間がかかる可能性があります。中では、取り寄せできない場合もあるので、すぐに故障しそうな箇所がないか購入する前に確認しておくと良いでしょう。
実際に販売されているヒュンダイの中古車は、走行距離が5万km以上や10万km以上を超えているものが多いです。経年劣化が起こりうる状態なので、購入後すぐに故障する恐れがあります。どの車にしようか選ぶだけではなく、中古車販売店のアフターケアは十分であるのかも要チェックです。
まとめ
ヒュンダイの中古車は、30万円未満で購入できるものがあるほど、価格はとてもお手頃です。
ただし、年式が2000年代前半であったり、走行距離が5万kmや10万kmを超えていたりと、経年劣化が起こりやすい状態であると言えます。
ヒュンダイ車を中古で購入しようかと検討している方は、本記事でご紹介した注意点をぜひ参考にしてください。