ベリーサがかっこいいと言われる理由5つ!フロントとリアのデザインは?

「ベリーサ」は、マツダが日本国内で製造及び販売していたセミトールワゴン型のコンパクトカーです。現在は廃盤となっている車ですが、中古車としてもかっこいいデザインなどからいまだに高い人気を集めています。この記事では、そんなベリーサのかっこいい魅力を紹介していきます。

マツダのベリーサとはどんな車?

参照元:https://www2.mazda.com/ja/100th/cars/detail_047_verisa.html

「ベリーサ」は、マツダが日本国内で製造及び販売していたセミトールワゴン型のコンパクトカーです。日本国内専用車として開発され、2004年に発売開始されました。ベリーサは作りこまれたボディーラインやシンプルな車体デザインから、かっこいいと好評でしたが、デミオとの統合によって2015年に惜しまれつつも廃盤となりました。

基本性能

かっこいいデザインと評判のベリーサですが、見た目のかっこよさだけでなく、乗り心地や燃費性能にもこだわって設計されており、より質の高い走行性能も魅力のひとつといえるでしょう。まずは、そんなベリーサの駆動方式や最大トルクなどの基本性能を簡単に見ていきましょう。

駆動方式 最大トルク 最高速 排気量
FF 140(14.3)/4000 約189.4km/h 1498cc

ベリーサがかっこいいと言われる理由5つ

多くの人からかっこいいと好評だったベリーサですが、具体的にはどんな所がかっこいいと言われているのでしょうか?ここからは、ベリーサのかっこいいと言われる具体的な理由を5つ紹介していきます。11年以上も販売が継続されていた魅力も併せて紹介するので、ベリーサに興味がある方や、車の購入を検討している方も、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

理由1:作り込まれたボディーライン

ベリーサの一番のかっこいいと言われる魅力は、コンパクトカーらしく小さくまとまりながらも、フラットで低車高のスッキリとしたボディーラインであることです。同じマツダが生産しているデミオと共通のDYプラットフォームを使用していますが、デミオは直線的なラインが目立つ角ばったフォルムをしているのに対し、ベリーサは曲面を多用しており、軽やか且つ柔らかいフォルムとなっています。

理由2:フロント周りの流れるような凹凸感

ベリーサは、フロント周りも極力継ぎ目が抑えられているため、一見、幅が狭いナロ―ボディのようなデザインに見えますが、バンパーからボンネットまでの流れるような凹凸で飾られており、デミオとは一線を画す存在感があります。特にフロントマスクはシンプルながらも重厚感があり、外から見えるヘッドランプの凝った造りにもこだわりが見えるところもかっこいい魅力のひとつです。

理由3:リアのフロントと同様にしたデザイン

ベリーサのリアは、フロントと同様に丸型にデザイン処理されており、ハッチバックにありがちなストンと落とし込んだようなデザインではなく、流れるようなすっきりとした印象になっています。かっこいい車のデザインといえば顔(フロント)を重視しがちですが、中には後ろ姿(リア)を最重要視する人もいるでしょう。ベリーサはそんな人にも満足感を与えてくれます。

理由4:洗礼されたインパネデザイン

ベリーサは、マツダ車に共通する機能的なインパネデザインが魅力です。スイッチやエアコン吹き出し口のデザインを丸型で統一し、スポーティさを演出しています。そのほかにも、イグニッションONでブラックアウトされたメーターにはブルーとホワイトのパネルが浮かび上がり、視認性が高く見やすい赤の指針が洗練されたインパネデザインと調和しています。

理由5:シックな内外装

ベリーサは2005年から2013年にわたり徐々に改良を加えていき、よりシックでかっこいいデザインでプレミアム感を高めた内外装となっていきました。最新の改良では、ボディカラーに上品な新色を追加し、座面色も落ち着いた黒基調のものに設定、15インチ高輝度塗装アルミホイールとディスチャージヘッドランプを装備しました。

搭載されている技術2つ

ベリーサは、ワンランク上の上質なコンパクトカーをコンセプトに設計されただけあって、燃費が良く静粛性に関してもこだわりを持って作られています。ここからは、そんなベリーサに搭載されている技術を2つ紹介していきます。ベリーサのかっこいい所に興味を持った人も、コンパクトな普通車をお探しの人も、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

技術1:オールアルミ製のエンジン

エンジンは、デミオにも採用されている1.5リッターのオールアルミ製のものです。パワーには比較的余裕があり、主に低中速域では高い静粛性を実現し、よりかっこいい走りを提供します。高回転した際のエンジンノイズも、最適箇所に置かれた吸音材によって耳障りな音にならないよう的確なチューニングがなされています。

技術2:細いサスペンション

ベリーサの足回りは、デミオやフォードのフィエスタと共通のものが採用されており、サスペンションは、前がマクファーソンストラット、後ろはトーションビーム式と、コンパクトFFモデルとしてはベーシックな方式となっています。このコンパクトカーのクラスでは一般的にオーバークオリティとも思える部品を多く装備している点も、ベリーサのかっこいいと思えるポイントのひとつなのではないでしょうか。

ベリーサの中古車価格相場

2016年に惜しまれつつも生産を終了したベリーサですが、現在でも中古車であれば入手が可能です。中古車価格の平均は、40万円程度で、価格幅は安ければ5万円前後、高くて130万円前後になるでしょう。最近、生産が終了したため、新しい年式であれば長く乗り続けられるのも魅力的なので、ベリーサに興味を持った人も中古車の購入を検討している人も、中古で自分好みのベリーサを探してみてはいかがでしょうか。

ベリーサの歴代グレード8つ

2004年に発売が開始されたマツダのベリーサは、発売開始から11年以上もモデルチェンジせず、デミオとの統合で生産終了するまでの間、インテリアやエクステリアなどの細やかな改良や特別仕様車を販売するなどして継続販売されていました。ここからは、様々な改良を行われた歴代のベリーサのグレードをいくつか紹介していきます。

ベリーザのグレード1:L Style

最初に発売されたベリーサ初の限定車「L Style」は、ベースの1.5Lモデル同様、FFと4WDが設定されており、エクステリアには、リアエンドをシャープに飾るエグゾーストパイプフィニッシャーなどが標準装備されています。インテリアもハーフレザーシートやウッド調センターサイドパネルなど、カラーリングもシックに統一され、初代ベリーサよりも更に高級感のあるかっこいい仕上がりになっています。

ベリーザのグレード2:C Style

こちらの「C Style」は、先程紹介した「L Style」の標準モデルになります。「L」同様に直列4気筒DOHC16バルブエンジンを搭載しており、低燃費なエコ運転を支援する燃費計とエコランプも装備されています。上級モデルである「L」よりも価格が安く、2015年5月モデルであればブレーキアシストやアンチロックブレーキなども標準装備されているため、できるだけコストを抑えたい人にもおすすめのグレードです。

ベリーザのグレード3:Brown Collection

2005年の12月に発売されたベリーサの特別仕様車「Brown Collection」は、シックで軽やかな雰囲気のあるダークブラウン色のインテリアに、「ドレスアップパッケージ」など人気のアイテムを標準装備した、オシャレ感と上質感をアップさせた車です。インテリアは、かっこいいダークブラウンを基調とした専用ハーフレザーシートやドアトリム、ウッド調のステアリングなどの組み合わせで、より深みを出しています。

ベリーザのグレード4:T Style

2016年12月に発売されたベリーサの特別仕様車「T Style」は、「L」をベースとしたモデルで、サンドベージュとブラックの本革素材を組み合わせたシートやステアリングが特徴です。ボディカラーには国内初採用となる「ハイランドグリーンマイカ」の専用色をはじめ、ベリーサ既存色、ラディアントエボニーマイカ他4色が用意され、スタイリッシュでかっこいい雰囲気、色調を強調されたモデルになっています。

ベリーザのグレード5:Stylish V

2007年に設定されたベリーサの特別仕様車「Stylish V」は、先程紹介した「C」をベースとしたモデルで、ブラックの専用レザーとシンプルで重厚感のあるレッドのフラットウーブンを組み合わせた鮮やかなシートや、レッドのステッチが施された専用レザーステアリングが標準装備された車です。インテリアの各所にはレッドが効果的に入っており、より上質感のあるかっこいい雰囲気が演出されています。

ベリーザのグレード6:CLASSY STYLE

ベリーサの「CLASSY STYLE」は、「C」をベースに内外装の質感を高めた特別仕様車で、2011年に発売されました。シートやドアトリム、コンソールなどはサンドベージュで統一され、より質感を高めたモデルとなっています。一方、エクステリアもブライトモールディングや撥水機能、フロントフォグランプなどを含む「ドレスアップパッケージ」が特別装備されており、かっこいいだけではなく上質感もアップしています。

ベリーザのグレード7:マゼンタセレクション

次に紹介するのは、2013年に発売されたベリーサの特別仕様車「マゼンタセレクション」です。上級グレードの「L」のFF車をベースにしたモデルで、シンプルでかっこいいブラックの本革シートや、ステアリングにはインパクトのあるマゼンタカラーのステッチなど、特別なインテリアの仕立てを採用したモデルです。ボディカラーはジェットブラックマイカなどの全4色です。

ベリーザのグレード8:Noble Couture

最後に紹介するモデルは、2015年の4月に発売された、ベリーサの「L」をベースにした特別仕様車「Noble Couture」です。インテリアには、「Noble Couture」の刻印が施されたシックな色調の専用本革シート、レッドステッチの入った専用本革巻や専用ドアトリムなど、細部までこだわりの感じられる本物感が味わえるモデルです。

かっこいいベリーサに詳しくなろう

ベリーサは2016年には販売が終了してしまったモデルですが、未だに中古車として人気の高い車です。今回は、そんなベリーサのかっこいい理由やその魅力について紹介しました。「C」や「L」などのグレードのベリーサをはじめ、「Noble Couture」などの特別仕様車などさまざまな種類の中から、自分のお気に入りのモデルを見つけてみてはいかがでしょうか。

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