アメリカのゼネラルモーターズが展開している高級ブランド、キャデラック。
今回はそんなキャデラックから販売されている高級フルサイズSUV、エスカレードについてご紹介します。
フルサイズSUVで高級感あるデザインは、日本で走れば大変目立つでしょう!
2021年にフルモデルチェンジ
キャデラック エスカレードは2021年にフルモデルチェンジされました。
2021年のフルモデルチェンジで特に注目されたのは、業界初採用の湾曲したOLEDディスプレイです。このディスプレイは4Kテレビの2倍のピクセル密度と高画質に加え、総面積38インチの大画面となります。操作は、タッチパネルのほか、センターコンソール部のダイヤルでも直観的な操作が可能です。
また、他にも室内装備として、36個のスピーカーを合わせたシステムや、前後席の会話をマイクとスピーカーでサポートするなど、充実した内容の標準装備があります。
エクステリアも、ヘッドライトの形状変更や全体のデザイン、車体サイズの変更などでよりワイルドでラグジュアリーな印象を与えるものとなっています。
高級感あふれる内装
キャデラックのシートは前席、2列目シートも独立シートとなっています。また、前席は電動式に加えマッサージ機能も備わっています。
また、先ほど説明したように、メーター部分からセンターパネルに掛けて湾曲したOLEDディスプレイが採用されていることも特徴的な点です。このディスプレイでは、ナビゲーションや各走行・車両情報、ナイトビジョンによる暗視システムの映像が映し出されるなど、存分に運転のサポートをしてくれます。
音響についても素晴らしいシステムが搭載されています。AKGのサウンドシステムを搭載し、運転席、助手席にはヘッドレストにもスピーカーが内蔵されているので迫力、臨場感あるサウンドを味わえます。
他にも、ガラスルーフや後席の独立モニター、高機能の運転支援システムによるハンズフリーによる運転など、快適で優雅にドライブできる機能が満載です。
ラグジュアリーで迫力のあるエクステリア
キャデラック エスカレードのボディーサイズは全長5400mm、全幅2065㎜、全高1930㎜、ホイールベース3060㎜と日本では大きすぎるサイズで目立つこと間違いなしです。
フロント部は上部にヘッドライト、左右に縦方向のデイライトそして、キャデラックのエンブレムと大きなグリルが特徴的です。
リアは従来のキャデラックの特徴を引き継いだ、長さ90㎝程のリアコンビネーションを垂直方向に設置したものが印象的で、見るものを圧倒します。
走りや燃費
キャデラック エスカレードは4WDでエンジンは6.2リッターV8 OHV16バルブを搭載しています。最高出力は416PS/5800rpm、最大トルク624N・m/4000rpmとなっています。
日本での走行は車体サイズからすると大きすぎるので運転しにくいと感じるかもしれません。しかし、実際は見晴らしのいいドライビングポジション、各運転支援システムの恩恵、また、左ハンドルの設定は敬遠されがちだが、狭い道路で路肩いっぱいに寄せる場合など、むしろ重宝されるケースもあります。
決して加速が良いということではありませんが、これだけの車体サイズを動かす太いトルクがあり、また、サスペンションの向上により静寂性の優れた非常に快適な乗り心地となります。
また、クルージング時など、エンジンへの負荷が少ない時は8気筒の内、2気筒だけ、4気筒だけ稼働させるシステムもあり、燃費向上に繋がります。
値段は?
キャデラック エスカレードはプラチナムというグレードが1555万円、スポーツが1595万円となっています。決して安い金額ではありませんが、標準装備で非常に多彩で高機能なものが備わっていますので、高級車をお探しの方には是非、おすすめです。
まとめ
今回は、アメリカのフルサイズ高級SUVであるキャデラック エスカレードについて解説しました。
値段こそ高いですが、車体サイズ、装備、デザインと唯一無二で他を圧倒するのは間違いありません。是非、一度ご覧になってください。