車を選ぶ際に家族で使うことを見越して車を選ぶ人は多いと思います。特にこれから子供が生まれるという人は慎重に車を選ぶ必要があるでしょう。子育てをする際、もっとも重要と言っても過言ではない要素がスライドドアがあるのかないのかということ。スライドドアは子共を乗せて移動するのにとても適した機能で、これがあるのとないのとでは雲泥の差です。ミニバンには必ずと言っていいほど付いていますが、コンパクトカーではその数は限られてきます。しかし、最近では家族で使うのにコンパクトカーで十分というほどコンパクトカーというカテゴリーも進化してきました。そこで今回はスライドドアのあるコンパクトカーのおすすめ車種を紹介していきたいと思います。車選びの参考にしてもらえると幸いです。
スライドドアのメリット
まずはスライドドアのメリットについてお話ししていきます。
ボタン一つで開け閉めできる
まず、電動で開け閉めできるためボタン一つで操作できるということ。買い物をする時や出かける時など、子供がいる場合は抱っこしながらドアを開け閉めしたり、片手に重い荷物を持ちながら開け閉めする状況が多くなります。その場合に一般的なドアだとかなり疲労が溜まってしまいますし、両手に荷物を持っている場合などはいちいち荷物を下ろさなければなりません。スライドドアがあると、両手に荷物を持っていたとしてもボタンを押せばいいだけなので非常に楽になります。
小さい子供でも一人で乗り降りできる
子供が一人で走れるようになってくると、車も一人で乗り降りできるようになります。しかし、そこで一番心配になってくるのが、隣の車のドアをぶつけないかということです。日本は他の国と比較して駐車場がとても狭く、車の少しの傷も気ににしてしまいます。子供は加減があまりわかりませんから、自分で開けるタイプのドアだと毎回のように隣の車にぶつけてしまうので結局ドアを開けてあげるために後ろに移動しなければなりません。それがスライドドアだと、一つの動作で開けることができるので小さな子供でも簡単に開けることができます。これだけでも負担はかなり減るはずです。
スライドドアのあるコンパクトカー3選!
それではここからはスライドドアのあるコンパクトカーのおすすめ車種を紹介していきます。
トヨタ ルーミー&タンク
155万円〜
まず紹介するのはトヨタのルーミーとタンク。この二つの車は外観以外、スペックも装備も全く同じ車になっているので一つの車として紹介していきます。この車の特徴はワンタッチで開閉できるスライドドアが付いていることはもちろんなのですが、ワンタッチでドアの施錠と解錠もできてしまうというところです。電子キーを持ち歩いていればドアハンドルにあるスイッチを押すだけで施錠と解錠をできます。なので、鍵をあけるところから荷物を乗せたり、子供を乗せたりするところまですべて片手でできでしまいます。また、乗降用のアシストグリップが付いており、安心して乗り降りができるようになっていたりと、まさに家族の車という感じです。
スズキ ソリオ
182万円〜
続いて紹介するはスズキのソリオ。2005年にワゴンRから独立し、その後長年にわたって売れ続けているロングセラー車種です。ソリオの大きな特徴は、ハイブリッドであるということとアダプティブクルーズコントロールが付いているということです。ハイブリッドなので他のコンパクトカーに比べても非常に燃費がよく、マイルドHVのグレードで27.8km/L、HVのグレードで32.0km/L走ります。燃費は普段使いする上で家計に直結するので非常に大事な要素ですね。アダプティブコントロールは遠出する時に便利な機能で、前に車がいる時は自動で追従してくれ、前に車がいなくなった時は一定の速度でアクセルとブレーキを制御してくれます。たまに家族で遠出する時の長距離の移動が非常に楽になる機能です。少々価格は高くなりますがそれを上回る燃費と機能を備えている車ですね。
トヨタ スペイド
186万円〜
次に紹介するのはトヨタ スペイド。この車は今まで紹介してきた車とは違い、後ろにスライドドアが付いているのではなく、大きな一枚のスライドドアが付いているだけとなっています。この大きなスライドドアが実は非常に便利で、子供と一緒に乗り降りができるのでわざわざ子供を乗せて、自分の席に乗り込むというという二度手間にならずに済み、非常に楽です。また、一枚になることによってドアの開口した時の大きさがとても広く、乗り込みやすくなっています。乗り込みやすいというのは、子供が自分で乗り降りするようになってくるととてもありがたくなってきますね。室内空間もウォークスルーになっており、後席と運転席とを自由に行き来できるので子供とも常にコミュニケーションをとることができます。