ランクルにかかる主な維持費7つ!ランドクルーザーの特徴も紹介!

発売から65年、いまだに世界中から愛されているトヨタランドクルーザーは、大型クロスカントリー車です。耐久性が高く、どんな悪路にも屈しない走破性はクロスカントリー乗りの憧憬の存在です。ランクルの特徴や維持費、さらに維持費を下げる方法をご紹介します。

ランクルとは?

ランクルは、「ランドクルーザー」という名のトヨタが製造販売する大型クロスカントリー車です。その耐久性は世界中から評価され、日本製の自動車としてはとても長い歴史を持っています。ランクルは長い歴史とともにモデルチェンジを行い、現行モデルは200系と呼ばれ、走破性はもとより内外装にも拘っていることが特徴とされます。

ランドクルーザーの特徴

ランクルの特徴は、なんと言っても耐久性に優れた車体と高い走破性です。世界中からの信頼も厚く、過酷な環境下でも耐えうる車体、エンジンとも高い評価を受けています。世界一過酷なモータースポーツ競技と評される「パリ=ダカール」でもランクルは評価され、第一回大会では実に25台ものランクルが参戦するなど古くから愛用されていたことが伺えます。

特徴:耐久性がある

ランクルの大きな特徴である「耐久性」は、開発思想「信頼性、耐久性、悪路走破性」に基づいて高められてきました。堅牢なラダーフレームはねじり剛性や曲げ剛性に優れ、本格的なオフロードの走破に耐えます。また、車軸式リアサスペンションはコイルサスペンション式を採用、大きな凹みや荒れた道もものともしない走行性を発揮します。

特徴:車体・エンジンが大きい

ランクルの特徴としては、他を圧巻する堂々たる車体とエンジンのパワーの違いです。全長4,950㎜、全幅1,980㎜、全高1,880㎜の車体は高い視界を確保し、さらに堅牢性を誇ります。エンジンは4.6LV8エンジンを搭載し、低速から高速までのびやかなパワーを発揮します。力強い走りにはゆとりさえ感じられます。

特徴:安定感のある走り

ランクルの特徴は足回りの柔軟性にも現れています。フロントはコイルスプリング式ハイマウント・ダブルウイッシュボーンサスペンションを採用、リアは旧モデルから一貫した車軸式サスペンションを採用しています。急斜面や陥没路面にも対応する接地性は高いオフロード性能を実現します。最大トルクは460/3,400で、踏み出す力が強いことが伺えます。この踏み出し強さが、どんな悪路も走破できる原動力です。

ランドクルーザーの主な維持費7つ

ランクルは旧式モデルも現行モデルもとても人気が高いです。高い耐久性を誇るため中古で手に入れるにしても高額となります。ランクルをせっかく手に入れたのに、維持費がかかって維持できなかったということがないように、どんな維持費がかかるのか一度整理して見ましょう。

維持費1:自動車税

ランクル200系は総排気量が4.608Lです。自動車税は88,000円、2019年10月以降の新車登録なら87,000円ととても高額です。新規登録から13年経過した車ではさらに自動車税は重く課せられます。中古車で購入した際の自動車税は、グリーン化税制の観点のもと、ガソリン車は13年、ディーゼル車は11年にて、15%重課されます。維持費の中で自動車税は大きなウエイトを占めます。

維持費2:ガソリン代

現行モデルであるランクル200の公式燃費は6.9km /Lです。ランクル200はガソリン車しかないため維持費の中で、ガソリン代が大きな割合を占めるという感は否めません。旧モデルでは、ディーゼル車もあるためディーゼル車を選んでいたらそれほど負担には感じないでしょう。しかし、旧型モデルのガソリン車は現行モデルのランクル200よりも低くなります。

維持費3:任意保険料

ランクルは人気車種です。中古車市場に出ているランクルも非常に高値で取引されています。そのため、人気車種であるランクルには盗難の危険性が付き纏います。そのため、保険会社によっては車両保険に加入できない、または車両保険が高額になる場合があります。しかし、盗難が相次いだランクルも現在は一般的な条件と変わらないほどに落ち着いていますので、保険契約を再考することで維持費は軽減できます。

維持費4:メンテナンス代

愛好者が多いランクルは絶版車である旧式モデルでも部品が出回っているため、メンテナンスをしながら長く乗り続けることができます。耐久性があると言っても故障しない訳ではありません。10万キロを超えたランクルはオイル漏れや窓が落ちるなどの小さなトラブルが起きます。しかし、ランクルは耐久性はもとより修理がしやすさも魅力の一つです。維持費が気になるなら自分でメンテナンスを行うことも可能です。

維持費5:車検代

車検代は、「自動車重量税」「自賠責保険料」「法定費用」にて構成され、これに整備費用が付加されます。ランクルの総重量は約2,900Kgで、エコカー減税に適応していないため、2年車検の場合には49,200円、1ナンバーであれば34,200円〜37,800円です。自賠責は自家用乗用車で、車検時(2年)で21,550円、1ナンバーで39,680円になります。自賠責保険に関しては、2020年4月より平均で16.4%引き下げられています。

維持費6:盗難防止費用

ランクル100は、盗難が相次いだモデルでした。現在でもランクルはターゲットにされる場合が多く、盗難防止費用は維持費として欠かせない科目です。トヨタの純正品として通報型オートアラームがついた車や、盗難警報システム、カーロックなどが盗難防止のアクセサリーとして販売されてます。価格帯は安いものでも30,000円以上と高額ですが、愛車を守る維持費としては妥当と言わざるを得ません。

維持費7:消耗品・修理費用

ランドクルーザーは耐久性が高い車です。整備性も高く古いモデルでも部品が手に入りやすいことから、長く使うことができます。しかし、頑丈と言っても壊れないわけではありません。オイル漏れなどの小さな不具合はあります。また、車体が大きいためタイヤの径数も大きくなり、エンジンオイルの使用量も高いです。消耗品や修理費用はあらかじめ維持費として考えておく必要があります。

ランクルの維持費を安くする方法3つ

ランクルの維持費を安くする方法はあります。5人乗りにして1ナンバー登録をする、ユーザー車検に挑戦してみる、メンテナンスを自分で行うなどです。もちろん、これらのことを行うのにはメリットもありますが、デメリットもあります。自分に向くか向かないかもあるでしょう。ここでは維持費を安く抑えるための、誰にでもできる簡単な方法をご紹介します。

方法1:車検代が安い業者を選ぶ

車検は自家用車であれば2年に一回、貨物登録では毎年行われます。車検は車の維持費で必ず掛かる費用です。自動車税は安くすることができませんが、車検は下調べを念入りにすることで安く上げることができます。検査手数料や点検料、整備料が安く、車を安心して預けられる整備工場を普段から探しておきましょう。複数社から見積もりをとる、普段からアンテナを広げておく、などは維持費を下げる一つの手です。

方法2:保険料を再考する

任意保険料を再考するのも維持費を下げる手段として有効です。インターネット保険などを利用して見積もりを複数社とる、車の年数によって車両保険を引き下げるなど保険内容を見直すことで、維持費を抑えることができます。事故を起こさないことが保険料を下げる1番の方法です。保険を使わないように事故を起こさない安全で余裕のある運転を心がけましょう。

方法3:燃費のいい運転を心がける

燃油費も維持費における割合の多い科目です。燃費は運転者の心がけ一つで上がります。「急」の付く運転をしない、適切な速度を維持する、交通の流れを読むなどの配慮をしましょう。燃費の良い運転は事故を起こさないことにも繋がります。また、きちんとした整備も燃費の向上に役立ちます。タイヤの空気圧を適正寄り少し高めにセットする、エンジンオイルの交換を行うなども燃費の良し悪しに関わります。

ランクルの維持費を抑えて節約しよう!

ランクルは耐久性の高い車です。しかし、故障しないわけではありません。ランクルの維持費を最小限に抑えるには、日々のメンテナンスが必要になります。特にランクル70や80などの古いモデルに乗っているのであれば、さらにメンテナンスは重要です。自分でメンテナンスを行うことで、維持費を下げ、車に愛着が生まれます。細かなメンテナンスを自分でしてみてはいかがでしょうか。

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