【マツダ NBロードスター】オーナーが語るロードスターの魅力・なぜNBロードスターに乗るのか

世界で最も多く生産された二人乗り小型オープンスポーツカー

手軽に乗れるスポーツカーとしてまず思いつくのはマツダ・ロードスターではないでしょうか。ロードスターは世界中のファンに愛され、「世界で最も多く生産された二人乗り小型オープンスポーツカー」としてギネスブックにも認定を受けています。今までAncar Channelではロードスターの魅力から維持費についてまで記事に取り上げてきました。そんな素晴らしい車を生み出したマツダは2020年で100周年を迎えました。そこで今回はマツダ・ロードスターの魅力を徹底的に探るべく、ロードスターを愛してやまないオーナー様に直接取材を行いました。

ロードスターの魅力をオーナーに直接聞いてみた!

白水:Ancar Channel編集長。いつかマイオープンカーでドライブしたいそうです。
佐藤さん:ロードスターをこよなく愛するNBロードスターオーナー。

「人生で一番楽しかった車に乗る」

まずは現在お乗りになっているお車を教えてください。

佐藤さん)2012年に購入したロードスターNBです。嫁の誕生日に納車して怒られたので覚えています(笑)

そうなんですね。(笑) 購入されたきっかけは何でしたか?

佐藤さん)東日本大震災を経験して、「いつ死ぬかわからない、人生いつ終わるかわからない」と強く感じ、「人生で一番楽しかった車にもう一度乗りたい」と思ったことがきっかけです。当時はAZ-1とRX-8を所有していましたが、その二台を手放してNBロードスターを購入しました。

以前にもロードスターに乗っていらっしゃったんですね。

佐藤さん)そうです。就職して一番初めに買ったのがNAロードスターで、2002年にはNBロードスターを買いました。今はロードスターは人気の車ですが、2002年当時は人気が下火になっていたんです。だからその時、今買わないと新車でロードスターに乗ることはできないかもしれないと思い乗り換えました。

ロードスター以外のお車に乗ったことはありますか?

佐藤さん)NBロードスター購入後、1年後に結婚・出産のためRX-8に乗り換えました。その後、デミオとAZ1の二台持ちも経験しました。

様々なお車に乗られてきたんですね。その中でもどうしてNBロードスターに戻ってきたのでしょうか?

佐藤さん)NBロードスターが今まで経験したなかで一番楽しかったというのが大きな理由です。AZ-1やRX-8は車に負けて、満足に乗りこなすことができませんでした。RX-8は特に燃費が厳しかったですね。一度嫁のマニュアルの練習をした時に、リッター3.8kmを記録して驚きました。(笑)それに比べロードスターは人馬一体と表現されるようにすべてが丁度良く、乗り味を最大限楽しむことができました。

佐藤さん)ロードスターは人生の節目で売却し、再び買い直す人が多いんです。自分が青春時代に乗っていた車って、その人にとって1番の車になると思うんです。そういう経験ができるのが、ロードスターらしさというか、凄さだと思います。

ロードスターの維持費はどのくらい?|6つの維持費をモデル別に比較

ロードスターは楽しく維持できるスポーツカー

家族がいるとどうしてもスポーツカーを持てないという人も多いと思います。ロードスターを維持するのはどれほど大変なのでしょうか?

佐藤さん)アフォーダブルという言葉があるのですが、ロードスターはちょうどいい範囲で楽しく維持できるスポーツカーだと思っています。基本的に壊れませんし、例えばタイヤ交換だけなら2万円程度でも探すことが可能です。

ロードスターと言えば、手頃にオープンカーの魅力を体験できるところに魅力を感じます。オープンカーの魅力はどこにあると思いますか?

佐藤さん)オープンカーは感性に訴える楽しさが魅力です。オープンカーに最高の季節は「冬」ということをご存知でしたか?オープンカーは普通の車よりもヒーターがよく効いているので、キャビンはお風呂みたいに暖かいんです。また、冬は空気の密度が高く締まっているのでエンジンの調子が良いんです。逆に真夏は辛いです。(笑)NC型からはエアコンがしっかり効くので大丈夫ですけどね。あと、花粉症は辛いかも知れないですね(笑)

佐藤さん)スポーツカーは「見て楽しい、触って楽しい、走って楽しい」という魅力があると思いますが、オープンカーはそれに加え「聴いて楽しい」があるんです。例えば峠に走りに行ってマフラーの音を楽しめるのもありますが、休憩をしている時、温まったエンジンが落ち着いてチンチン鳴っているのが聴こえてくる。静寂の世界の中で自分と車しかいない、なんとも不思議な感覚を得られます。とにかくオープンカーで走っていると屋根がないだけなのに楽しくて、感性に訴えてくるのか「うぉー」っと声が出てしまいます。(笑)

ロードスターは人を繋げるコミュニケーションツール

ロードスター乗り同士の交流などはありますか?
あります。私はNBロードスターを購入した時に埼玉県のミーティングに参加し、そこでは同じような境遇の人と出会いました。軽井沢では年に一度、千台ほどのロードスターが集まる有名なイベントもあります。カリフォルニアの人が自分のブログを見ていて会いに来てくれたことは驚きました。

佐藤さん)ロードスターは奇跡の車なんです。初代はエンジニアが業務時間外に集まり開発し、社内からの反対勢力を押し切って見事にヒットさせたのが有名ですが、2代目のNBロードスター開発は初代のヒット要因を検証し、それを「楽しさ」と定義づけて開発されたそうです。その結果、今も継続しているロードスターシリーズは「楽しさ」を軸にして人を繋げるコミュニケーションツールとして愛され続けています。

そんなエピソードがあるんですね。素敵な車だと思います。

佐藤さん)それから、本当のロードスター乗りは世代で区切りません。初代から最新モデルまで「乗り味」、つまり楽しさの根本にある物は変わらないんです。違うのは安全性能と快適性能の差くらいです。

おすすめドライブスポットはありますか?

佐藤さん)あとは箱根もたまに行きますね。友人が東京都内を早朝にツーリングするイベントを主催していたりもします。山を走っても、海を走っても、街を走っても楽しいのがロードスターです。

中古でロードスターを購入する時はココに注目

中古でロードスターを買う時に気をつけるポイントはありますか?

佐藤さん)>ロードスター乗りが一度は悩むのが幌です。メーカーは交換時期を明言していませんが、大体5年~10年といわれることが多いです。もちろん上手く乗ればそれ以上長く使うこともできます。あとはサビにも気をつける必要があります。ドアを開けて、ロッカーパネルの角が割れていないかは確認した方が良いです。錆がひどいと、マツダもさじを投げると思います。

どんな人にロードスターをおすすめしますか?

佐藤さん)少しでも車に興味がある人は、冷やかしでもいいので是非一度乗ってみて欲しいです。所有できるチャンスがあれば一生の中で一度は体験してみると、世界が変わると思います。私自身も思いが強くて買い直した程ですからね。(笑)

本日は貴重なお話をありがとうございました!

終わりに

取材を通してロードスターへの理解が深まったとともに、まずは一度運転してみたいと思うようになりました。スポーツカー初心者の私がオープンカーデビューするにはロードスターがぴったりだと感じています。また、取材中佐藤さんの大変親切な人柄からを強く感じ、「本当のロードスター乗り」の交流に参加してみたいと思うようになりました!大変貴重なお話をしてくださり、ありがとうございました!

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