【教習所では教えてくれない】初心者向けセルフガソリンスタンドの入れ方と手順

教習所では教えてくれないが車を運転していく上で必ず必要になってくるのが、ガソリンスタンドでの給油です。そんな中セルフガソリンスタンドで初めてガソリンを入れる人はどうやって入れたらいいのか、やり方がわからず不安を抱えていると思います。そんな人の為に、細かくセルフガソリンスタンドでの給油のやり方を説明していきます。これさえ読めば誰でも簡単かつ安全に給油できるように初心者目線で紹介していきます。

セルフ式ガソリンスタンドとフルサービス式ガソリンスタンドの違い

まず初めに、セルフ式ガソリンスタンドとフルサービス式ガソリンスタンドの違いについて見てみましょう。

セルフ式

セルフ式ガソリンスタンドとは、ドライバーが自分で給油などの作業を行うガソリンスタンドのことを言います。消防法改正に伴った規制緩和によって1998年以降にセルフ式ガソリンスタンドが普及し始めました。フルサービス式ガソリンスタンドの場合、店員さんが行っている給油などの作業をドライバーが自分で行う為、人件費の削減やサービス内容にも変化が起こり、ガソリンを提供する価格を抑えることができるようになりました。その為フルサービス式ガソリンスタンドよりもセルフ式ガソリンスタンドは安い価格でガソリンを提供できるようになったのです。

日本初のセルフ式ガソリンスタンド

セルフ式ガソリンスタンドが日本で最初にオープンしたのは、1998年頃、静岡市草薙に鈴与グループの関連会社『鈴与オイルサービス株式会社』が出店した『セルフ24草薙店』が1号店です。こちらは現在もセルフ式ガソリンスタンドとして営業していますので、近くを通りかかった際には是非立ち寄ってみて下さい。

フルサービス式

フルサービス式ガソリンスタンドは給油などの作業を全て店員さんが行ってくださるガソリンスタンドのことを言います。ただガソリンを入れてくださるだけでなく、給油中に窓拭きや灰皿のゴミ処理などのサービスをしてくださいます。その為ガソリンスタンドに入ってから出るまでの間、1度も車から降りることなく給油できるのです。また、給油中にタイヤの空気圧やエンジンオイルなど車両に異常がないかチェックをして、もし異常があった場合にすぐに対応できるように整備工場が併設していたり、給油中にお手洗いや飲食物の購入などができるようにコンビニエンスストアが併設していたりとドライバーにとって嬉しい施設が併設しているガソリンスタンドも増えてきています。フルサービス式ガソリンスタンドはセルフ式ガソリンスタンドより価格は少し高くなりますが、給油から様々な細かいサービスを全てガソリンスタンドの店員さんが作業してくださるので安心安全かつ楽です。

日本初のフルサービス式ガソリンスタンド?

フルサービス式ガソリンスタンドの日本最初の店舗は不明となっています。しかし1888年から日本に灯油が輸入され始め、小売のように灯油を販売する形態ができました。その場所として、横浜に『日本ガソリンスタンド発祥の地』の記念碑が建っています。この記念碑が建っている場所が当時横浜油槽所として輸入した灯油を溜めていたとされる跡地に建てられています。横浜駅の近くに建てられている記念碑ですので、近くを通りかかった際に是非立ち寄ってみて下さい。

ガソリンを入れる手順

セルフガソリンスタンドでの給油のやり方を順に追って説明していきたいと思います。

車をとめる

まず、給油機の前にある停止線を目安に停車します。自分の乗っている車の給油口が給油機の前に来るように停めましょう。給油口は車によって位置が違うので気を付けて下さい。一般的には左側に給油口が付いている場合が多いですが、メーカーごとに違うわけではなく車のパッケージによって、マフラーの反対側に配置されています。

簡単な見分けかた

簡単な見分け方とされているのが、燃料計の近くにある給油機のアイコンの横についている“▶”のマークの向きで給油口が車のどちら側についているのかを判断できます。“▶”のマークが無い場合は基本的にドライバーと同じ側にあります。車によっては変わった位置に給油口がある場合もあるので確認してみてください。

無事に停車が出来たら窓を閉めて、パーキングブレーキをかけエンジンを止めて降ります。

操作パネルでガソリンの種類と量を選択

次に操作パネルで給油するガソリンの種類と量、または金額を選択します。ガソリンの種類はレギュラー・ハイオク・軽油の3種類があります。ガソリンの量は満タンかリットル単位で選択することができ、金額でも給油量を指定できます。自分の乗っている車がどの種類のガソリンで走るのかは車検証や取扱説明書で確認しましょう。誤って非対応の種類を給油しないように注意しましょう。

お金を払う

セルフ式ガソリンスタンドではカード払いや現金払いの他に、ポイント払いや電子マネーでの支払いも可能になっています。満タンで買う場合は、その時に入っているガソリンの量によって値段が変わります。リットル単位や金額で買う場合はその分の料金になります。一般的にセルフ式ガソリンスタンドは先に支払いを済ませる場所が多いですが、後払いの場所もあるのでパネルの指示に従い支払いを行いましょう。

給油

静電気除去パネルを触ってから給油口を開け、キャップを取ります。人間の身体は静電気を溜めやすいので、しっかりと静電気除去パネルを触り静電気を除去してください。運転席下のレバーを引っ張ることで給油口を開けることができます。給油口が開いたらキャップを取り、自分で選択したガソリンの給油ノズルを給油機から抜き給油口にしっかりと奥まで差し入れます。奥まで入ったことを確認したらレバーを握ります。満タンを選択していた場合は、満タンになったら自動で止まり、量や金額で選択をしていた場合は、その分の量が入ったら自動で止まります。操作パネルに今どのくらいの量のガソリンが入っているのか表示されるので、それで確認をして下さい。ガソリンが止まったことが確認できたら、給油口から給油ノズルをガソリンが垂れないように抜き取り元の給油機の場所に戻します。最後に給油口のキャップを閉めて給油完了です。給油口のキャップの閉め忘れが意外と多いので注意してください。

セルフのガソリンスタンドでの注意点

セルフ式ガソリンスタンドで気を付けるべきことを見てみましょう。

こぼした時はすぐに近くにあるタオルでふく

もし給油口から給油ノズルを抜き取る時などにガソリンをこぼしてしまった場合は、近くにあるタオルですぐに拭き取りましょう。ガソリンをこぼしてしまったままにすると、塗装を痛める原因になる為しっかりと拭き取りましょう。

タバコを吸わない

ガソリンスタンドは静電気除去パネルを触って静電気の発生すらも気を付けなければいけない火気厳禁の場所です。その為、タバコを吸う行為はとても危険です。従って、ガソリンスタンドに隣接している喫煙ルームや道中のコンビニエンスストアやサービスエリアの喫煙ルームでたばこを吸うことをお勧めします。

携帯電話をいじらない

セルフ式ガソリンスタンドは自分で車にガソリンを給油します。ガソリンは一歩間違えれば大きな事故に繋がりかねない危険なものです。その為、給油に集中するために携帯電話を操作しながらの給油は止めましょう。

 

セルフ式ガソリンスタンドは初めて利用する場合、わからないことだらけでガソリンを扱うということに不安があると思いますが、実は簡単で誰にでもわかりやすく安全に給油できるようになっているので、是非チャレンジしてみて下さいね。

【おまかせ出品体験談】

K様 ディーラーより「90万円」高い額で売却に成功!



K様のコメント
 
「愛車のボクスターがディーラーより90万円も高く売れて満足しています。」

「改めて走りに行く用のクルマを買いたいと考えているので、買い替えの際はまたAncarにお願いしたいと思っています!」
CTA画像
クルマが買取店やディーラーより高く売れる『おまかせ出品』

無料でカンタン査定!まずはあなたのクルマを査定してみよう!


〜今までよりもクルマを安く購入できる新しい方法〜


中古車販売店より安く購入できる 『Ancar』

『Ancar』で、びっくりするくらいクルマが安く購入できるかも!?