放って置くと自走不能にも。ドライブシャフト劣化原因と交換【ベテラン整備士が教えます!】

エンジンやタイヤなどに比べてあまりどんな部品か知られていないドライブシャフト。しかし、実は車を走らせる上でかかせない部品でこのドライブシャフトが壊れると走行できなくなるなど重大な故障に繋がります。そこで今回はそんなドライブシャフトの構造や交換、劣化の原因などについてお話してきます。

ドライブシャフトとは?

役割

ドライブシャフトは車の中でも特に重要なパーツでエンジンからの回転をタイヤに伝えるという重要かつシンプルな役割を担っています。この役割がなければ車は進みません。正確にはディファレンシャルギアとタイヤを繋ぐため、駆動方式によってドライブシャフトの位置は変わってきます。具体的に言いますと、FFだとフロントにFR・RRだとリアにという感じです。

構造

ドライブシャフトはインナージョイント・インナーブーツ・シャフト・アウタージョイント・アウターブーツという5つのパーツで構成されています。大きな括りで分けるとジョイントとブーツとシャフトです。3つのパーツについてそれぞれ解説します。

ジョイント

ジョイントはステアリングを左右に曲げたり段差での上下の動きに対応する動きをするなど、どんなに角度が大きくてもスムーズにタイヤが回転するように調節する役割があり、等速ジョイントと言う物が使用されています。上の画像で言いますと両端にある出っ張っている部分がジョイントです。

ブーツ

ブーツはゴムで出来ている部品で、ジョイントを守る役割があります。ジョイントの中は金属製のボールが回転するベアリングになっており、摩擦を防ぐためにグリスが充填されているので、埃や雨水などが入り込まない様にブーツで保護されています。上の画像で言いますと、バネのような形をしている部分ですね。

シャフト

シャフトはそれらジョイント同士、ブーツ同士を繋ぐ横長の棒です。画像で言うと真ん中にあるものです。

劣化した時の症状と原因

ステアリングを左右に切った時にガリガリなどの異音がする事がありませんか?その場合はドライブシャフトが劣化しているかもしれません。それらの原因の多くはブーツが破れたことによる異音です。ブーツが破れてしまうと中のグリスが飛び出してしまい、金属同士の擦れで部品が傷ついてしまったり、埃や水分が侵入してしまい異音や故障の原因になります。ブーツは他の部品と違い、蛇腹のゴムで出来ているため、どんなに頑張っても劣化のスピードは他の部品に比べ早くなってしまうのです。車検時や定期点検時にしっかりとブーツの状態を点検してもらい、亀裂やヒビが見られる場合は早めに交換する事をお勧めします。そのまま走行し続けると最悪の場合、ドライブシャフトが折れてしまい自走不能になってしまう事もあるので注意が必要です。

ドライブシャフトの部品交換

破れてしまったブーツは交換します。ドライブシャフトをミッションから外し、ブーツを外してジョイント内部を点検します。異常が無ければ清掃しグリスを充填しなおしてブーツを交換します。最近では分割式のブーツがあり、ドライブシャフトを外さなくてもブーツを交換できる物もあります。半分に割れているブーツをシャフトを挟むように専用の接着剤で接続するものです。しかし、作業としてはとても簡単ですが、やはり無分割のブーツに比べると耐久性が劣るとも言われています。分割式が指定の車種もありますので整備工場で相談してみましょう。

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コメント:
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