外車と国産車の維持費6つの比較|維持費が高くなる3つの理由

外車は国産車よりも車両本体価格だけでなく維持費も高くなるということを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。維持費が高くなることがネックになって外車を買うことができないという人も多いでしょう。今回はそんな会社の維持費についてみていきます。

外車の維持費はなぜ高くなる?

「外車の維持費は国産車よりも高くなる」という話は、車をお持ちの方なら一度は聞いたことがあるでしょう。でも多くの人が実際に外車の維持費が本当に高いのか、高いのであれば外車と国産車でどれくらいの違いが出てくるのかということを知りません。今回は、実際に外車と国産車で維持費にどのような違いがあるのか紹介していきます。

外車と国産車の維持費を比較

車にかかる維持費として、「税金」「法定点検費」「交換部品費」「修理費」「燃料代」「保険料」が代表的なものとして挙げられます。これらを順番に比較していきましょう。

外車と国産車の維持費を比較1:税金

車を所有している場合、外車や国産車に関係なく自動車税や自動車重量税といった税金を納める必要があります。自動車税は車の排気量により税額が決まっており、自動車重量税は車両の重量により税額が決まっています。同じ排気量の車であれば、外車でも国産車でも自動車税は同じです。車両の重量が同じであれば、こちらも外車や国産車に関係なく同じ金額になります。

外車と国産車の維持費を比較2:法定点検費

法定点検は車検のように受けないと罰則が適用されるものではありませんが、車を安全に走らせるために受ける義務があります。自家用自動車には12ヶ月点検と24ヶ月点検があり、24ヶ月点検は車検とセットで行うことが多いです。外車と国産車では法定点検で点検する内容に違いはなく、費用もグレードが同じなら変わりませんから維持費として大きく変わることはありません。

第四十八条 自動車(小型特殊自動車を除く。以下この項、次条第一項及び第五十四条第四項において同じ。)の使用者は、次の各号に掲げる自動車について、それぞれ当該各号に掲げる期間ごとに、点検の時期及び自動車の種別、用途等に応じ国土交通省令で定める技術上の基準により自動車を点検しなければならない。

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search…

外車と国産車の維持費を比較3:交換部品費

維持費として考えなければならないことに交換部品費があります。部品はメーカーの純正品と凡用品があり、国産車であれば純正品ではなく凡用品を利用することができます。しかし外車の場合には、国内で流通している凡用品は使えないケースが多く海外から純正パーツを取り寄せなくてはいけないので、輸送費が加わりどうしても交換部品費が国産車よりも高くなります。

外車と国産車の維持費を比較4:修理費

外車を所有するうえで考えなくてはいけない維持費に修理費があります。これは交換部品費とも大きくかかわってくることで、パーツの費用が高ければそれだけ修理費も高額になってしまいます。また外車はその国の気候に合わせて作られているので、日本の高温多湿な気候に耐えられず故障が発生する可能性もあります。修理回数が増えればそれだけ修理費がかさむことになります。

外車と国産車の維持費を比較5:燃料代

外車と国産車で大きく変わる維持費として燃料代があります。燃料代はガソリンの種類と燃費性能により変わってきます。外車の場合、レギュラーガソリンではなくハイオクを指定している車が多いです。そのためレギュラーガソリンを利用する国産車よりも、リッター10円ほどガソリン代が高くなります。最近の外車は燃費性能の向上が見られますが、コンパクトカーでも国産のハイブリッドカーには及びません。総合的に外車の方が燃料代が高くなります。

外車と国産車の維持費を比較6:保険料

外車の維持費で考えなくてはいけないものに保険料があります。車の保険には自賠責保険と任意保険があります。自賠責保険は外車と国産車の区別がなく、一律で決められています。任意保険は、国産車も外車も事故のリスクが車両クラスというもので、2020年1月1日以降は17段階で判定され、そこから保険料が設定されています。自動車の特性や、ユーザー層の違いによって生じるリスクの差異に応じた保険料となるように設定されています。

外車の維持費が高くなる理由3つ

ここまで見ていくと、それほど外車でも国産車でも維持費はそこまで大きく変わることはないように感じられます。外車でも選ぶ種類によっては、維持費を国産車と変わらないぐらいにすることができそうな気もします。しかし巷では、外車の方が国産車よりも維持費が高くなるというのは常識のように話されています。一般的に外車の維持費が高くなるといわれるのには3つの理由があります。ここからはその理由を詳しく見ていきます。

外車の維持費が高くなる理由1:部品代の輸入費用がかかる

先ほども述べましたが外車は部品を国内で探すことが難しく、海外から輸入して手に入れなくてはなりません。輸入するということは部品そのものの代金だけでなく、輸送費がかかってくることになります。ですから、維持費が高くなると言われています。ですが最近では外車を所有する人が増え、国内に販売店を持つメーカーも増えています。そのため部品の在庫を抱えているケースもあり、以前ほど部品代がかかることもありません。

外車の維持費が高くなる理由2:燃料費がかかる

燃料費も先ほども述べましたがハイオクを指定している車種が多く、燃費も以前より向上はしているものの国産のハイブリッドカーに比べると悪いので、総合的に見ると国産車よりも燃料費がかかってしまいます。燃料費が高くなる分、維持費も高くなると言われています。外車も選べる種類が豊富になっていますから、燃費がいいコンパクトカーを選ぶことで、ガソリン代を抑えることができます。

外車の維持費が高くなる理由3:車検が高い

外車の維持費が高くなる理由として、車検にかかる費用が高いということが挙げられます。車検は自動車重量税と自賠責保険料の法定代金と整備費用があります。法定代金は先ほども述べましたが、同じクラスの車なら国産車と外車で違うということはありません。整備費用は部品代と交換などにかかる工賃を含めた代金です。部品代が国産よりも高くなるだけでなく、工賃もおおむね外車の方が高くなってしまいます。

外車の維持費を安くするためには

外車は所有して初めて良さがわかると言われています。一度、外車に乗った人は虜になると言われていますが、乗ったことがない人でも憧れを抱く人は多くいます。憧れを抱く人の中には、維持費の高さをネックに考える人も多いです。外車の維持費をどうにかして安くできれば所有できるのに、と考える人もいるでしょう。ここからは、外車の維持費を安くするためにはどうしたらいいのかということを紹介していきます。

外車の維持費を安くする1:車重の軽い車種を選ぶ

外車というと車体が大きくて重量があるものというイメージが強いですが、最近ではコンパクトカーも販売されています。コンパクトカーのように車両の重量が軽いものを選べば、自動車重量税を安くすることができます。またコンパクトカーであれば排気量も低いので自動車税を安く抑えることができますし、燃費がいいものが多くなります。

外車の維持費を安くする2:日本でも多く売れている車種を選ぶ

たくさんの種類が売られている外車の中でも日本でよく売れている車種を選ぶことで、維持費を安く抑えることができます。なぜ維持費を抑えられるのかというと、よく売れているということで修理に出される回数も増えます。そうなると需要を見越して、日本国内にある販売店が部品を在庫として抱えるからです。海外から輸送する必要なく部品を国内で調達できるので、部品にかかる輸送費を抑えやすくすることができます。

外車の維持費を安くする3:法定点検などで必要な部品だけを交換する

法定点検や車検の時には摩耗しているなどの理由から部品の交換を勧められることがありますが、必要な部品だけを交換することで安く抑えることができます。ただし、これは日ごろ定期的なメンテナンスを欠かさないことが条件になります。日ごろのメンテナンスを怠り、車検の時に最低限の部品交換にすると、故障が起きて大きな出費につながることも考えられます。メンテナンスをしたうえで、部品の消耗具合を把握しておきたいです。

国産車と変わらない維持費の外車もある!

外車は国産車よりも維持費が高くなるのは、部品に輸入費用がかかることや燃料費がかかること、車検の費用が高くなるからです。しかし必ずしも国産車よりも高くなるとは言い切れません。グレードを選べば国産車と変わらない維持費で所有できる外車もあります。外車は維持費が高くて無理と諦めるのではなく、維持費が安くなる方法を考えてみるのもいいでしょう。

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