80年代や90年代に自動車ブームがおき、多くの若者が自動車の魅力に取り憑かれました。自動車の楽しみ方は人それぞれで、走りを楽しむためにカスタマイズする人や外見を自分の好みに変えるためカスタマイズする人がいました。しかし20年代に突入した現代では昔のように深く車をカスタマイズする人をあまり見かけなくなりました。筆者はカスタマイズの中でもアンダーネオンをつけている人がかなり減少したように感じます。今回はアンダーネオンを装着している人が減少した理由を考えていきたいと思います。
最近見なくなったカスタマイズされた車
一昔前までは数は少ないものの、街中で見かけることのあったアンダーネオンをつけた改造されたスポーツカーをめっきり見かけなくなりました。
自動車嫌いが加速する日本
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若者の車離れが問題視されがちですが筆者はそれだけではないと感じています。確かに若者が車を所有している割合は歳が上の方と比べて少ないです。しかし、若者は上の世代と比べて収入が少なく、車を所有する余裕がないのが現状です。車離れが加速する原因として考えられる例として車嫌いがあるのではと思います。MTよりもATの方が好まれたり、自動運転技術の発展によって車を運転したがる人が減ったようにも感じます。もちろん、ATでも運転する楽しさを感じられますがMT程車を操る感覚を掴む事ができません。時代は運転を楽しむよりもなるべく楽に移動することを求めているようです。
手軽なスポーツカーの減少
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かつてのようにスポーツカーが各自動車メーカーから販売される時代は終わりましたがマツダ・ロードスターNDやトヨタ・86などかつて活躍していた車の復活など再びスポーツカーが人気になりつつあります。車体価格は現在売られている中でも抑えられているものもありますがそれでも高く、かつてのように安く車体を購入しカスタムして楽しむことは難しいように感じます。
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最近見なくなった車のアンダーネオン実は違法の可能性も
自動車のカスタマイズの中で手軽な部類のアンダーネオンは誰でも気軽にカスタマイズできます。そんなアンダーネオンをつけているだけで遭遇する可能性のあるデメリットがあるので紹介します。
アンダーネオンをつけているとデメリットがある?
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アンダーネオンをつけているだけで発生するデメリットが複数あります。考えられるデメリットの一つとして車検があります。基本的にアンダーネオンをつけていても車検は通ります。しかし、保安基準的にアンダーネオンはグレーゾーンにあるので場合によっては剥がすことを求められる可能性があります。もう一つ考えられるデメリットは警察による職質です。アンダーネオンは一般の人から見て不審に見えるようで、職質の対象となりやすくなるそうです。一概には言えませんが職質などのデメリットから、アンダーネオンというカスタマイズが廃れてしまっているのではないかと思います。