オデッセイハイブリッドは本当に得なのか? 基本編

オデッセイハイブリッドの気になる低燃費。実際どれくらい得なの?


ミニバンクラストップの低燃費!

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ホンダのミニバン「オデッセイ」に追加設定されたハイブリッドモデル「オデッセイハイブリッド」は、3列シートを装備したミニバンとしてはクラストップの低燃費26.0㎞/ℓ(JC08モード)を達成しています。

この燃費は、「オデッセイ」の2.4ℓ車はもちろんのこと、ハイブリッドミニバンのライバルとなるトヨタ「アルファードハイブリッド」のJC08モード燃費18.4km/ℓや、「エスティマハイブリッド」の18km/ℓを大きく上回り、1.8ℓハイブリッドの「ノア/ヴォクシーハイブリッド」の23.8㎞/ℓをも凌ぐものです。

これだけの低燃費性能なら2.4ℓ車より絶対に経済的だと思うのは当然。

「オデッセイ」を検討していても燃費を考えてためらっていた方には朗報です。

しかし、本当に経済的なのでしょうか?

まずは基本的な話からしてみましょう。

◆ 26.0㎞/ℓの低燃費でも元が取れないその車両価格

ハイブリッド車と通常のガソリン車をラインナップする車種の場合、常に議論の的になるのがその価格差です。

あまりに大きな差があるとせっかくの低燃費性能もスポイルされてしまい、その存在意義が薄れてしまいます。

1.5ℓクラスのハイブリッド車の場合、おおむね30万円というのがハイブリッド車と通常のガソリン車の価格差で、このあたりならユーザーも納得がいくようです。

トヨタのミニバン「アルファード」の場合、その差は約55万円。

同じく「オデッセイ」の場合は最も安い通常のガソリン車が276万円。

ハイブリッド車で最も安いのは356万円となり、その差は80万円にもなります。

ハイブリッド車は取得税と重量税が免税になるため、実質73万円ほどになりますが、それでも大変大きな差であることは変わりません。

一般のユーザーが燃費の差で、その価格差を取り戻すのはかなりの走行距離と年月が必要となり、不可能と言ってもいいでしょう。

◆諦めるのは早い!考え方を変えれば納得の価格

そうなると、やはりハイブリッド車は諦めるしかないのでしょうか?

ただし、両車には装備の差もあるため、人気グレード「アブソルートホンダセンシング」同士で比較してみました。

するとその差は26万円ほどになるので比較するグレード次第では意外に割安にもなるのです。(注:2.4ℓのアブソルートホンダセンシングはEXという仕様になるため、装備内容は少し上なのですが)

もし家庭内でどちらを選ぶかで揉めた場合、「燃費だけではなく走行性能にも優れたハイブリッド車をどうしても欲しい!」側はグレード比較で工夫が必要なのです。