トラックの横や後方に付いているライトはなんのためのライト?

夜、道路を走っているトラックを見ていると、どのトラックもだいたい横に何個かの黄色いライトが付いています。ヘッドライトやテールランプ、ウィンカーなどのライトはどれも運転をするうえで大事な役割がありますし、ライトがないと支障をきたしますが、あのライトは一体なんの役割があるのでしょうか。正直トラックの周りを走っていて横のライトがあって良かったと思ったことはありません。ここではそんな、トラックの横や後方に付いているライトはなんのために付いているのかについてお話していきます。

大型トラックの横に付いている側方灯

役割

トラックの横に付いているライトは名前を側方灯やマーカーランプと言います。まず、基本的に側方灯は大型トラックを運転している人のために存在しており、それ以外の人たちにとってはあまり意味を成しません。では運転している人にはなぜ必要なのかと言いますと、自分が運転している車の大きさを確認するために必要なのです。側方灯はそのほとんどが大型のトラックに付いています。大型のトラックは真夜中でも運転することが多々ありますが、車体が大きすぎるため夜中に自分の車体の大きさを把握できなくなってしまいます。そこで自分の車体の大きさを把握するために側面に側方灯をつけているのです。駐車の時は自分の車体の大きさを把握していないとぶつけてしまうためトラックを運転する人にとっては必須のライトとなっています。

法律で決まってる?

側方灯は法律で付けなければいけないと決まっているわけではありませんが、保安基準という車検を通るために必要な基準を定めるものによって長さ6mを超えるトラックには付けなければならないと決められています。また、色も決められていて、橙色でなければなりません。つまり6mを超えるトラックは黄色系の側方灯を付けなければ車検を通すことができないのです。ほとんど全ての大型トラックに側方灯が付いているのにはこういった理由があったのですね。

後方を照らすライトはなんのため?

大型のトラックには側方灯以外にも斜め後ろにむかって照らすライトが存在します。路肩灯やタイヤ灯と呼ばれ、どちらかと言うとダンプカーのような車に多いですね。トラックに付いているライトで問題になるケースはこちらの方が圧倒的に多いです。なにせ斜め後方を照らしているわけですから、後ろを走っている車にとっては明るさによっては眩しくて周りが見えなくなることもありますし、実際に迷惑になっている声も多くあります。

このライトは一体なんのために付いているのでしょうか?

内輪差防止

こちらも側方灯と同じような目的で付けられており、一番の目的は内輪差の防止です。大きいトラックになればなるほど内輪差が大きくなるためしっかりと自分の目で確認しなければ縁石にぶつかってしまいます。しかし、こちらも夜中だと後方が確認できなくなるため後方を照らすライトが付けられているのです。また、巻き込み確認にもこのライトは役立っています。

取り付けは義務ではない

路肩灯やタイヤ灯は先ほどの側方灯とは違い取り付けが義務ではないため、これを付けていなければ車検に通らないということはありません。しかし、保安基準によってライトの明るさはきっちりと決められています。そのため、先ほどの声のように稀にいますが、後ろが眩しくて周りが見えなくなるほどの明るさは当然アウトとなります。

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