【自動ブレーキ義務化】自動ブレーキが事故を減少させている?変更点からメリット・デメリットまで!

自動ブレーキを搭載した自動車

国土交通省は、自動ブレーキの搭載を義務化する方針を固めました。自動ブレーキの義務化は、早ければ2021年の11月ごろからスタートするようです。これにより、国内基準よりも厳しい国際基準を満たす自動ブレーキの搭載が義務化されることになります。事故防止などのためにも、自動ブレーキの搭載は必要だといえますが、デメリットなどもあります。

そこで今回は、自動ブレーキ搭載がどのように義務化されるのか、それによるメリット・デメリットを紹介していきます。

自動ブレーキ義務化?

自動ブレーキ義務化により、どのように変化するのか?

自動ブレーキを搭載した自動車

国土交通省が自動ブレーキ搭載を義務化する方針を固めました。政府は、2021年11月ごろからスタートするように調整中です。今回の自動ブレーキ義務化では、国際基準が採用されるようです。この国際基準では、以下のように国内基準よりも厳格な性能要件が求められることになります。

これから採用されることになる国際基準は、以下のような性能要件になっています。

  • 40km/hで走行中、前に停車している車両に衝突せずに止まる
  • 60km/hで走っていて、前を20km/hで走る車両に衝突しない
  • 30km/hで走行中、時速5km/hで前を横切る歩行者に衝突せずに止まる

国際基準は、以下のような国内基準よりも厳格になります。近年、多くの国産の新型車には、最初から自動ブレーキが搭載されています。その自動ブレーキの認定基準が国内基準です。この性能基準は、2018年ごろから判定されるようになりました。

  • 50km/hで走行中、前に停車している車に衝突せずに止まる(衝突しても20km/h以下で)
  • 50km/hで走っていて、前を20キロで走る車に衝突しない

国内基準では、時速50キロで走っている際、最低でも時速20キロ以下まで速度を落とすことが要件でした。つまり、衝突するとしても、時速20キロ以下であればOKでした。しかし、これから採用される方針にある国際基準では、いくつかの状況において、衝突せずに止まる性能であることが求められます。

既存車はどうすればいい?

2021年頃にスタートされる方針にある自動ブレーキの義務化は、国産の新型車が対象予定です。そのため、今回の義務化では、既存車は自動ブレーキを搭載していなくても問題ないのではないかと考えられます。すでに販売されている車も規制されてしまうと、車を購入してばかりの人は困ってしまいますもんね。

自動ブレーキの後付けは可能?

既存車などの古い車は、自動ブレーキを搭載しなくても問題ない可能性が高いです。しかし、ルールとして問題ないとしても、自動ブレーキの搭載は安全のためにもあるとより良いといえます。簡易的な自動ブレーキの後付け商品などは販売されているので、興味のある人は検討してみても良いかもしれません。

すでに大型バスには自動ブレーキ搭載が義務付けられている

すでに2014年からは、「大型トラック」や「バス」に自動ブレーキの搭載が義務付けられています。つまり、これに続いて、他の軽トラックや乗用車等の国産新型車にも自動ブレーキ搭載が義務化されるということになります。

なぜ自動ブレーキが義務化されるのか?

自動ブレーキ義務化で事故を減らすため

事故を起こす寸前の状況

自動ブレーキが義務化される理由は「事故を減らすため」です。

事故警察庁のデータによると、2018年の事故件数は約43万件でした。事故件数は年々減少していて、なんと2004年の事故件数の半分以下になりました。事故件数が減少傾向にある大きな理由は、車の性能の向上にあるといわれています。自動ブレーキの新車搭載率は、2012年ごろから年々増加しているため、自動ブレーキが事故の減少に大きく貢献していると考えられます。

特定のスピード以下である限り、なにかに衝突しそうなときにぶつからずに止まってくれるのであれば、もちろん事故件数は減りますよね。

自動ブレーキ義務化の懸念点

車体本体価格が上がるかも?

自動ブレーキの国際基準は、国内基準よりも厳しくなっています。そのため、今後は国際基準を満たすように、より質の高い自動ブレーキを開発、搭載していかなければならなりません。安全のためにも必要不可欠なことかもしれませんが、車両本体価格が上がってしまう可能性もあります。

「誤作動」や「自動ブレーキへの過信」

国土交通省によると、2017年には、340件の不具合の報告があり、そのうちの82件が事故に及んだようです。自動ブレーキは、豪雨などの悪天候の際に、正常に作動しないこともあるようです。悪天候の際などに、誤って自動車が停止してしまった場合、後ろを走っている車に衝突されてしまう恐れもあります。

また、自動ブレーキの性能を過信しすぎている人が多いという問題もあります。いくら自動ブレーキといっても、特定のスピードを超えて走行している場合は、ものや人などに衝突せずに止まるようにはできていません。自動ブレーキは万が一のときに事故になるのを防ぐためのものです。自動ブレーキの性能を信頼しすぎずに、常に安全運転を心がける必要があるといえます。

まとめ

  • 2021年11月ごろ、自動ブレーキの義務化がスタートする予定
  • 「大型トラック」と「バス」には、すでに自動ブレーキの搭載が義務化されている
  • 自動ブレーキの義務化は、国産の新型車が対象になる予定
  • 既存車などの古い車であれば、自動ブレーキを搭載していなくても問題ない可能性が高い
  • 自動ブレーキ義務化により、車両本体価格が上がるかも
  • 「誤作動」や「自動ブレーキへの過信」に注意

自動ブレーキの義務化は、事故を減らしていくために必要なことだといえます。しかし、「自動ブレーキ」は万が一の事態のためのものであり、信頼しすぎることは禁物です。自動ブレーキの誤作動がなくなり、安全装置の性能が向上していくことが一番ですが、安全装置の有無にかかわらず、常に安全運転を心がけるようにしましょう。

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