BMW X5はBMWが初めて設計、製造販売したクロスオーバーSUVです。自動車のカテゴリはSUVですが、全く新しいカテゴリの車です。初代モデルは2000年にデビュー、現行モデルは3代目となります。今回はクロスオーバーSUVの魅力を性能と共に紹介していきます。
「BMW X5の特徴」
BMW X5の特徴①
BMW X5はクロスオーバーSUVとして非常に優秀であり、スタイリッシュなデザインが特徴的なSUVです。セダンやクーペのイメージが強いBMWですが、SUVも結構人気が高いです。X5の読み方はエックスファイブ、クロスファイブです。フロントマスクの中心には、BMW伝統の縦に線が入ったキドニーグリルがあり、このキドニーグリルが目を引きます。ヘッドライトはやや細めの形状で、若干つりあがっています。鋭いヘッドライトにはイカリング形のライトが搭載されていて、夜の道路を明るく照らします。
BMW X5の特徴②
bmw x5のリアビューは力強いというのが第一印象です。大き目のリアバンパー、横に広がる大きなテールランプ、左右のマフラーはいかにもSUVといったデザインで力強さを感じます。力強さの中にもドイツ車らしい上品さがあり、多くのファンを魅了している車種です。トランクルームは非常に広く、重心はそこまで高くないので荷物の出し入れはしやすいです。アウトドアにも最適な車なので、キャンプ道具をたくさん積んで出かけるのも楽しいです。車内もゆったりとしているので、ファミリーで使うことも十分可能です。
BMW X5の特徴③
サイドビューは流れるような流線型で、角ばったSUVというよりは、ややスマートなSUVと言えます。SUVというジャンルの車は重たそうなフォルムで、ゴツゴツとしたイメージを受けることが多いですが、この車はBMWが手掛けたSUVということもあり、スポーティな要素もしっかりと詰め込まれています。BMWの車はサイドビューが美しく、このx5のサイドビューも非常に美しいです。
「BMW X5の歴代モデル」
BMW X5の歴代モデル①
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初代のモデルは2000年に発表されているので、販売から15年以上経過しています。デザインは少し古さを感じますが、当時のBMWのデザイン性の高さを感じます。グレードはV型8気筒DOHCエンジンの4.4i、直列6気筒DOHCエンジンの3.0iがほとんどです。V型8気筒DOHCエンジンの4.4iはとてもパワフルで、加速性能も素晴らしいです。アクセルを踏み込むと勢い良く加速していき、SUVの重い重量をまったく感じさせません。直列6気筒DOHCエンジンの3.0iはパワーではV型8気筒DOHCエンジンの4.4iには敵いませんが、BMW伝統の直列6気筒DOHCエンジンのフィーリングは最高に心地よいです。気持ちよく加速しますし、変速もとてもスムーズです。待ち乗りメインであれば直列6気筒DOHCエンジンの3.0iでまったく問題がないです。x5の走りはSUVの中でもトップクラスに良いです。走りにうるさいBMWファンも満足できる一台です。
BMW X5の歴代モデル②
フルモデルチェンジを経て、2007年には2代目のモデルが登場しました。見た目の変更点としては、ボディの幅が60mm、全長が165mm、ホイールベースが110mm拡大しています。これにより見た目の迫力は増しています。グレード、仕様によっては3列目シートを装着できるので、大人数での移動は非常に楽になりました。メインのグレードはxDrive 30i、xDrive48iですが、2010年にはxDrive35i、2012年にはxDrive35dという直列6気筒DOHCディーゼルターボを搭載したグレードが登場しました。ライフスタイルや、好みによってグレードを選ぶことが出来るので、ターゲット層は確実に広がりました。
「中古車価格について」
BMW X5の歴代モデル①
初代x5は年式的には古い部類に入ってきているので、中古車価格はそこまで高くないです。不人気色であったり、グレードや仕様によっては100万以下でも購入可能です。新車価格は600万を超えるような高級車がこの価格で手に入るというのは嬉しいです。BMWが好きで、SUVが好きならばこの車は最適かもしれません。
BMW X5の歴代モデル②
2代目のモデルはまだ新しい車両が多いので、中古車価格は結構高いです。大体200万~400万の間くらいの車両が多く、こちらもグレードや仕様によって大きく価格が変動します。予算に余裕がある人は、値落ち幅が大きい最上位グレードを狙うと良いです。最上位グレードは装備が充実していて、シートのクオリティも非常に高いです。エンジンの性能も素晴らしいので、間違いなく満足することが出来ます。
「2代目の上位モデルがおすすめ!」
おすすめモデルの燃費
2代目x5の上位モデルはX5 M、xDrive50iです。X5 Mは、555馬力のパワーを誇っていて、走行性能は文句のつけようがありません。爆発的な加速力で、山道や高速道路の合流もまったく問題ないです。xDrive50iは8速ATなので、流れるような加速を見せてくれます。変速ショックはまったくなく、ストレスフリーの走りを見せてくれます。パワーがある分、燃費はそこまで良くないですが、待ち乗りではリッター6~8キロくらいは走ります。SUVにしてはまずまずといった燃費です。
おすすめモデルの維持費
維持費は排気量が上がるのと比例して高くなります。排気量が大きい車は自動車税が高いので、出費は結構な金額になります。維持費を抑えたいのであれば3000ccのモデルを購入するべきです。
「2代目のモデルについていてほしいオプション3選」
オススメオプション①
地デジ対応テレビチューナーです。テレビが好きな人は、地デジ対応テレビチューナーは必須だと思います。後付は面倒な場合もあるので、純正で付いていると便利です。
オススメオプション②
スポーツ・パッケージです。このスポーツ・パッケージにはスポーツサスペンション、純正のスポーティなアルミホイールが付いています。
オススメオプション③
左ハンドルです。やはり輸入車は左ハンドルのほうがカッコいいです。左右が選べる状況であれば、左を選んだ方がよいです。
「まとめ」
ドイツ車のSUVはスマートでカッコいいです。特にBMWのX5はボディサイズもちょうど良く、日本で乗るなら最適なSUVです。中古車は不安だという人は、正規ディーラー系列の中古車を購入すると安心です。