カーシェアを選ぶときのポイントは?大手3社を徹底比較

「どこか遠くに行って日頃のストレスを発散させたい」「夜中に東京都内の街中を見ながらドライブしたい」と感じたことはありませんか?クルマは快適で楽しいだけではなく、自分の行動範囲も広げてくれます。しかし、クルマを所持することはお金と手間がかかります。ガソリンや税金といった維持費の他にも、故障した場合は修理費などを負担します。さらに、クルマを常に綺麗な状態で保つために洗車も必要です。このようにクルマを所持することはいいことがある反面、苦労する点も増えます。このようなクルマを所持する苦労を解決し、さらに所持するよりも安くクルマを借りられるサービスがカーシェアです。今回は、最近注目を集めてカーシェア大手3社を徹底比較します。

カーシェアとは?

カーシェアとは、一台の車を複数の人でシェアするサービスです。自家用車のように「必要な時に自由にクルマを使える」ことが最大の特徴で、車両が空いていれば3分前から予約ができ24時間いつでも利用することができます。特に、自家用車の維持費として挙げられるガソリン代や保険料は一切かかりません。さらに、全国に複数の車両ステーションが存在するため都内であればステーションが遠くて困るということもなく、憧れのメーカーから移動用の大型車まで多種多様な車両を利用できます。

レンタカーとの違い

レンタカー カーシェア
写真
時間 6時間単位 15分単位
キャンセル キャンセル料がかかる場合もある 1分前まで可能
予約方法 店頭 ネット
事前清掃 有り 無し
ガソリン 満タン返し 無料
保険内容 プラン次第 一律

ここまで、紹介した内容を踏まえるとカーシェアはレンタカーと非常に似たサービスだと感じる方が多いでしょう。しかし、そのサービスの内容は大きく異なります。カーシェアは、15分単位でネットから予約できるため気軽にクルマを借りることができ、より自家用車に近い存在です。そのため、都内で少し乗りたい、1日だけドライブしたという方にオススメです。一方で、レンタカーはクルマをレンタルするのに時間を要するため、事前に準備が必要です。ただし、レンタカーの場合は複数日に渡るレンタルが可能な上に、保証も十分なので旅先など複数日利用したい方におすすめのサービスです。

カーシェア大手3社を徹底比較

①タイムズカーシェア

https://share.timescar.jp/

タイムズカーシェアは、コインパーキングやレンタカーで有名な「パーク24グループ」が運営するタイムズのカーシェアサービスで、カーシェアの中でももっとも全国的に展開しています。タイムズカープラスは全国の地方から都内まで、約13,000台を配車しており、ステーション数も約7,500か所にのぼります。さらに、既存の車種に加えて2020年1月までに100台のEVを導入すると発表しました。導入される車両は日産自動車のEV「リーフ」で、現在の導入されているAudi「A1」やMINI「crossover」といった外車から、MAZDA「デミオ」やTOYOTA「アクア」といった国産車まで幅広いブランドの車種を取り揃えているのが特徴です。さらに、2015年にはファミリーマートと業務提携し、コンビニの駐車場でも事業を開始しました。利用料金は15分206円~となっており、安定した料金設定でお財布に優しいです。

・利用するときのポイント

タイムズカーシェアは、TCPプログラムと呼ばれる利用状況によってカーシェアポイントとあんぜん走行をすればするほどたまるポイントが存在します。毎月末までにたまった「カーシェアポイント」と「TCPあんぜん走行距離」によって、翌月のステージが決定し、ステージ別にプレミアムクラスの車両をベーシッククラスの値段で借りられるなどのサービスが受けられます。そのため、安全運転を心がけるとよりポイントがたまり、さらに安く利用できます。

・こんな人にオススメ!

タイムズカーシェアは、ナイトパックが存在し非常にお得な料金設定となっています。そのため、夜にドライブしたい方はガソリン代を気にすることなくクルマを走らせることができるので、おすすめです。
タイムズカーシェア公式サイト ▶︎

②カレコ・カーシェアリングクラブ

https://www.careco.jp/

6時間までは距離料金が無料で、短時間の利用は一番安いのが特徴です。さらに、大手カーシェア3社のなかで導入車種がもっとも多く人気のプリウスやアクアから輸入車のベンツ、アルファロメオ、ジャガーまで選ぶことが可能です。特に、ベンツの種類は豊富でAクラスからCクラスとセグメントや排気量を選択できます。ベーシックプランと平日プランが存在し、ベーシックプランは基本料金が採用され平日プランはベーシックプランよりも平日が安く、休日は高いプランとなります。

・利用するときの注意点

カレコは、10分80円と業界最安値でクルマをレンタルできますが、輸入車のみのプランなど複数のプランが存在するため注意が必要です。

・こんな人にオススメ!

カレコは、首都圏に多くのステーションがありアクセスも良いため、首都圏の人におすすめです。さらに、先ほども紹介したように輸入車の取扱数がもっとも多いので憧れのクルマになるべく安く乗りたいという方にぴったりです。
カレコ公式サイト ▶︎

③オリックスカーシェア

https://www.orix-carshare.com/

オリックスカーシェアは旅行客やビジネスマンにおすすめのカーシェアです。オリックスカーシェアの利用エリアは、関東・東海・関西・沖縄県の約1,350か所のステーションに絞られますが、大人数でも利用できるホンダ・ステップワゴンを導入するなど、カーシェアリング先駆者ゆえの斬新サービスを積極的に取り入れているのが特徴です。特に、長時間パックは業界最安値で、主要都市にステーションを設置しているため、娯楽目的ではなく移動目的で利用する方におすすめです。

利用するときの注意点

オリックスカーシェアを利用する上で、注意したいのは保険です。タイムズとカレコでは、NOC(ノンオペレーションチャージ)と呼ばれる事故に起因してサービスを停止した場合に、営業補償の一部としての補償金を保証するサービスが有料で存在します。しかし、オリックスにはNOCの保証は存在しないため、事故を起こしてしまった場合は営業補償金額も負担する可能性があります。

こんな人にオススメ

先ほども紹介したように、長時間パックを安く利用できるため、ビジネスマンや旅行客といった旅先での足として、クルマを利用したい方におすすめです。

オリックスカーシェア公式サイト ▶︎

Anycaなら高級車を安く借りられる

https://anyca.net/

今まで紹介した、カーシェアの他に「Anyca」と呼ばれるサービスをご存知ですか?Anycaなら、今まで紹介したカーシェア以上に高級車を安く借り流ことができます。

Anycaとは

Anyca (エニカ) は、レンタカーや先ほど紹介したカーシェリングサービスと異なり、個人間でクルマをシェアする新しいカーシェアリングです。個人間での交換のため、スポーツカーから痛車まで、全国オーナーの多種多様なクルマを利用することが出来ます。さらに、自動車保険に1日単位で加入するシステムなので、事故の際も安心して対応することができます。

利用するときの注意点

Anycaは企業が管理するクルマではないため、事故の際の補償や借りるときに走行距離の指定や、NG行為など複数の制限がかかります。

こんな人にオススメ

Anycaは、他のカーシェアリングと異なり対象車種が企業が管理するものではなく、個人が管理するものなので様々なブランド、セグメントや、排気量ごとに細かくクルマを選べるので、クルマ好きの方におすすめです。
Anyca公式サイト ▶︎

それでもクルマを所有したい方へ!


今回は、カーシェアについて紹介しましたが、実際にクルマを持ちたいと考える方もいるでしょう。しかし、先ほども紹介した通りクルマを所有するには、購入にも維持にもお金がかかります。

クルマの維持費を減らすことはできませんが、上質なクルマを安く購入する方法はあります。新車ではなく状態のいい中古車を購入する方法です。そして、クルマの状態をすぐに理解する方法として前のオーナーから直接話を聞く方法があります。既存の中古車販売店では、前のオーナーとの関わりはありませんでしたが、Ancarが提供するインターネット上での個人売買なら前のオーナーと連絡をとり上質なクルマを安く購入することができます。Ancarを使って、クルマを賢く所有してください。
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