ペダルが一つの「ワンペダル」なら車の踏み間違い事故を防止できる

最近増えているアクセルとブレーキ踏み間違い事故。特に高齢者による踏み間違い、プリウスによる踏み間違いが話題になっていますね。高齢者の免許制度見直しや、踏み間違い防止機能などによって少しでも事故を減らそうという動きになっていますが、なかなか根本的な解決は難しいのではないかと思います。ここで話題に上げたいのが「ワンペダル」。意外と知らない人も多いのではないでしょうか。簡単に言えば車のペダルを一つにしてしまおうという商品で、ペダルが一つなら踏み間違うことがないというわけです。今回は「ワンペダル」の仕組みや通常のペダルとの違い。そして、「ワンペダル」は安全だけど、運転を楽しむことができるのかといった疑問を解決していこうと思います。

ワンペダルはアクセルとブレーキが一体になったペダル

今回ご紹介するのは、ナルセ機材有限会社の「ワンペダル」です。ワンペダルはナルセ機材有限会社の社長が踏み間違いを経験して開発に至った商品。世界で特許を取得している唯一の「安全設計ペダル」です。AT車の操作方法に疑問を持ったことが経緯だそうで、アクセルもブレーキも同じ「踏む」という動作で操作し、両方とも右足で操作します。確かにそれでは踏み間違いやすくなってしまうでしょう。似たようなもので、日産のeペダルというものも存在するので、合わせて紹介します。

ワンペダルの仕組み

ワンペダルの仕組みは動画の通り、ブレーキペダルにアクセルが90度回転して付いているといったイメージです。ブレーキはペダルを踏み、アクセルは足を右に傾けるだけです。ブレーキを踏みながらアクセルを傾ける、またその逆であってもクラッチが外れてアクセルが効かなくなります。同時に操作してしまっても安心ということです。シンプルですが、ここがよくできているところです。通常のツーペダルは右足だけで操作し、ブレーキを踏む際はアクセルから足を離し、ブレーキに踏み変えるという動作が必要となりますが、ワンペダルは常にブレーキに足を置けるというメリットがあります。

http://www.onepedal.co.jp/products/

日産 eペダルとの違い

ここで一応紹介しておかなければいけないのが、日産のeペダルでしょう。このeペダルは2017年に販売を開始した新型リーフに搭載されました。ノートe-POWERやセレナe-POWERにも引き継がれています。このeペダルの特徴はアクセルを戻すとブレーキがかかるということです。通常でもアクセルを戻せばエンジンブレーキがかかりますが、eペダルの場合は強くブレーキがかかります。仕組みとしては、アクセルを戻した時にコンピュータ制御でモーターのブレーキを効かせるというもので、ハイブリッドカーや電気自動車ならではの機能ということです。踏めばアクセル、離せばブレーキ、と非常にシンプルな操作が売りです。まるで遊園地のゴーカートのように簡単に操作できますね。しかし、安全性の面で考えれば危険な部分も多いように思います。考えられるのは、急ブレーキ時は別に用意された急ブレーキペダルを踏まなければいけないということ。咄嗟の判断で急ブレーキ用のペダルが踏めるでしょうか。慌ててアクセルを踏み込んでしまうということは容易に考えられますね。また、eペダルはモーターを搭載した車にしか利用できないという点もナルセのワンペダルと違うところです。

https://www.nissan.co.jp/SP/NOTE/ONEPEDAL/

ワンペダルの良いところ

では、ワンペダルのメリットをご紹介しましょう。ワンペダルの特徴はとにかく安全性に配慮しているところです。これを読めば、このワンペダルが昨今の踏み間違い事故や高齢者による事故を激減させるということをわかっていただけるかと思います。

とにかくブレーキの踏み間違いが0

まずはこれでしょう。ペダルが一つしかないので、踏み間違いは間違いなく0になります。また、ブレーキを踏むとクラッチが切れるようになっているので、咄嗟に足を動かしてアクセルを傾けてしまっても問題ありません。「まずいと思ったらとにかく踏む」これだけでいいのです。ナルセ機材は以下のように提言しています。ワンペダルであれば、このような問題も全て解決できるのが素晴らしいですね。

踏み間違える原因は・・・

〇パニック状態(予期せぬ事態)になると、人は反射的に足を伸ばす。【行動特性】
〇バック(後進)の時に体をねじると足元の位置認識が狂いやすい。【身体構造】
〇同じ「踏む」という動作で、「進む(アクセル)」と「止まる(ブレーキ)」の操作をし、正反対の働きをするペダルが近くに、 ほぼ並列に取り付けられている。【ペダル構造】

ナルセ機材有限会社

空走距離が短い

ワンペダルは踏み間違い以外にも安全性に優れた特徴があります。それは、ブレーキに常に足を置いているということです。これは安心感などにも関与しますが、それ以上に空想距離が短くなるというメリットが大きいでしょう。通常のペダルは緊急時であっても足を置き換えるという動作が必要になります。いわゆる空走距離というものです。危険を察知してからブレーキを踏み込んで作動するまでに時間がかかってしまい、その間に進む距離は約10.4mと言われています(50km/h時)。これだけの距離を進んでしまったらもう対象は目の前か、すでに轢いてしまっているか…。とにかくこの空走距離が短くなるというのは非常に大切なことなのです。

片足でも運転出来るから、高齢者や障がい者の方も安心

これも一つのメリットです。ペダルが一つで操作しやすいというのは高齢者に優しい設計です。さらに、ワンペダルは両足兼用モデルも存在します。通常のペダルは右足で操作するように設計されていますが、両足兼用のワンペダルであれば右足が不自由な方でも操作ができます。また、ワンペダル設置の際には障害者手帳で上限10万円の助成金を受け取ることができます。

http://www.onepedal.co.jp/products/#01

後付けが可能

こちらのワンペダルはもちろん後付けが可能となっています。メーカーでのオプションはまだ実現していませんが、取り付けはナルセ機材やその他の取付店にて5,000〜10,000円で行ってくれます。ペダル自体は17万円〜23万円。決して安くはありませんが、安心安全と比べたら安いかもしれません。メーカーの安全装備オプションも決して安くはないですから、ワンペダルを検討してみる価値はあるかと思います。

運転を楽しむにはツーペダルの方が良いのか

さて、ここで疑問なのがワンペダルは楽しいのかということです。車に求められるのは安全性だけでなく、運転する楽しさという点もあるでしょう。それは高齢者であっても同じことです。筆者は運転が楽しいというのも一つの安全性なのではないかと個人的に思います。運転がつまらなかったら、集中して運転できないですし、眠くなってしまうこともありますよね。運転操作をシンプルにするのも大切ですが、ある程度複雑で楽しさがある方がかえって安全ということもあるかと思います。では、ワンペダルは楽しむことができるのでしょうか。

脳波を測定したらワンペダルの方が楽しんでいた

これは日産eペダルのデータですが、日産が行った実験に以下のようなものがあります。

https://www.nissan.co.jp/SP/NOTE/ONEPEDAL/

ご覧の通り、eペダルの方が「運転が楽しかった」と答える人が多かったというデータがあります。やはり、感覚的に操作ができるというのは楽しさに繋がるのでしょう。筆者はまだ実際に運転していないのでわかりませんが、感覚としてはやはりゴーカートが近いのでしょうか。確かに、あれはあれで楽しさがありますもんね。この実験はアンケートだけでなく、実際に被験者の脳波を測定し、「運転に集中している」という状態も測定できています。一つのペダルに集中するだけでいいので、意識が分散しないということもあるのでしょうか。

運転を楽しむならMT車、AT車のリスクを考えよう

とはいえ、従来の運転方法が名残惜しいという人も多いかと思います。「ペダルが一つなんてつまらない」と思う人もいるでしょう。しかし、筆者はこう思います。「運転を楽しみたいならMT車に乗ればいい」と。もちろんAT車にはAT車の楽しさがあります。ですが、AT車にはリスクが存在します。クラッチがないため、急発進が起こりやすいというのは統計的にも言われていることです。MT車は左手・左足も使用し、より複雑な操作を要することで、急な動作が起きにくくなっています。操作が簡単になれば、誤操作も簡単になるということを理解する必要があるでしょう。しかし、「運転を楽しみたいならMT車に乗ればいい」というのは言い過ぎたかもしれません。しかし、AT車にもそれだけの覚悟が必要であると思います。

高齢運転者の事故防止の為にも普及してほしい

今回、ワンペダルを話題に上げた理由もこれです。高齢運転者による事故は本当に悲しいです。被害者も残された遺族も、加害者も加害者の家族も悲しい思いをします。最近は丁寧に運転している高齢者も冷たい目で見られてしまっているのではないでしょうか。高齢者の家族は心配で仕方ありませんし、高齢者自身も不安に感じていることでしょう。しかし、地方などには高齢者が車を運転せざるを得ない環境が残っているのも事実。高齢者による事故はまだまだ減らないのではないかと思います。そんな世の中に、このワンペダルが少しでも普及すればと思い、記事を書きました。車の事故が減り、多くの人が車をもっと楽しめるようになることを願っています。

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